吉とでるか、凶とでるか?
世の中は、「夏休み」ですよね。プールだ!海だ!宿題だ!と、元気な笑い声が聞こえてきそうですね。
夏休みは 1ヵ月半。 いいなぁ~。 子供たち。ヽ(´▽`)/
そうです。
残念ながら 今日は お婆ちゃんがショートステイから 帰ってきてしまいます。
心が重たいです。 正直、ホントに嫌です。
心穏やかに 「お帰り」 と言って迎え入れる事が出来そうにありません。
今夜から、また、あの狂気の笑いを 見ながら介護という鎖に繋がれてしまった気分です。
あ~あ。どんな顔して帰ってくるやら。
ちょっとイラついている自分がいるのが、分かるだけに嫌です。
穏やかな3日間は夢のように 過ぎていってしまいました。
特別に旅行に出かけなくてもいいし、ご馳走を食べに行く必要もない。
ただ、一日中、好きな音楽を誰にも気兼ねなく聴いていられる。
朝、8時までぐっすりと 眠っていられる。自分だけのことを考えながら笑っていられる。
こんな単純な当たり前の生活をする事が この3ヶ月間、忘れていたんです。
それで いつも考えさせられてしまいます。 「介護」ってなんだろうと。
介護って なに?
実際に自分が介護する側になってみて分かった事があります。
「介護保険」って 矛盾だらけだと。
介護を余儀なくさせられている家族の事を 保護してくれる法律ってないんですか?
介護保険っていうのは、利用するお年寄りに利用できる権利であって 寝てばかりいるお年寄りを、一日中お世話しなくてはならない クタクタに疲れ果てている家族の思わくは重視されません。
「親だから面倒を見るのが当たり前」って言う風潮は、絶対あります。
「長男だから、一人っ子だから」この言葉もよく言われます。
「嫁さんなんだから~。」ってのも 当たり前に言われます。
ついでに
「いつか自分たちもなるのだから」とも、言われます。
でも、言っている人達は、
「お婆ちゃんお爺ちゃんが可哀想。お年寄りを大切に」
とは言っても、その世話をする事がどんなに大変かは 思い及ばないんだと思います。
医療費負担が1割。
安くて助かる?
家族は全然そうは思えません。
うちの地区では地域総括センターという所が、ディサービスやショートステイ、老人ホームの入居とかを扱ってくれます。
申し込むと 担当のケアマネージャーさんが付いてくれて、相談にも乗ってくれます。
今まで知らなかった「福祉」とか「介護」っていうのは、世の中の隅々にまで根を張って、地道に活躍していたんだなぁと 初めて回りに沢山の施設やお店があることに気付きました。
でも、それも全て契約制で予約制です。
なんか やりきれないし、納得できない現実です。
どうなるの~私たち
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