寒い…。
朝の気温が 12℃位になってきた。 17日前までは 30度を越えていたので 一日の気温の差が たった、10日余りで 半分に下がった事になる。 体感は かなり寒い。 ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ 秋を通り越して 一気に冬支度の気分で カーペットを 引っ張り出して敷いてみる。 ちょっと気分的に暖かくなった 感じです。
入所中の 「宇宙人」の冬服を 用意する。
週2回の洗濯物の日に ノースリーブから半袖、長袖と 毎回2~3枚ずつ冬物と交換しているのですが、入所前の数日間に 「荷造り」をしてくれて シャツ・ズボン下が 箪笥の引き出し2個分が 行方不明に。 一気に寒くなってしまって 春先に着ていた筈の 服すら見つかりません。
「何処へ隠しちゃったのよ~?」
施設に着替えを届けに行くと、「宇宙人」は大抵 ホールで椅子に座っています。
声を掛けずに 黙って見ていると 10人くらいが テーブルを囲んで座っているんだけれど 誰もおしゃべりしていない。 ただ、黙って座っているんです。 TVの音だけが流れていて 介護士さんが 「○○さん、××しましょうね。」などと 声を掛けなければずっと そのままです。
スイッチが入ると ねじ巻きおもちゃのように ホールの老人達が一気に動き出して また徐々に 停止するそんな不思議な風景です。
「今度は ああいう服を持って来ておくれ。」と 側にいるお婆さんを指差して、「宇宙人」は言いました。 けれども本当は(お婆ちゃん、ああいう服持ってないよね?)と、心の中でつぶやく。
感情というのは、いつまでも消えない本能の事ですよね?
すぐに欲しい事も忘れてしまうにしても 洋服へのこだわりは ここの穏やかな生活の中でも 消えないものらしい。 否定しては 駄目だというので 施設内では 「はい、はい」と聞いておく事に決めた。 けれども、やっぱり なんか虚しい気がします。
「宇宙人」は 介護士さんに 絶対に 「家に帰りたい。」とは 言わないんだろう。
「落ち着いて穏やかにしていますよ。」と 施設では言われます。
介護保険は 本人の幸せが 一番の建前だから 施設にいる=幸せだと判断してくれているらしいです。
きっと、これは 私達夫婦にとっても (金銭的な不満は残るものの) 幸せな事なんだと 解釈する事にしています。
施設に行っている間に 「部屋の片付けをしよう!、壁の塗装もしよう!」と 決めました。
せっかくだから 4ヶ月ぶりに 箪笥もベッドも動かして バルサンも焚きました。 その結果 箪笥の裏から 沢山のゴキブリの死骸が見つかりました。O市の古い家から 信州に沢山の荷物と一緒に こっそりとやって来た 大きなゴキブリの最期です。
見つからなかった冬服は 風呂敷に包まれて ベッドの下に隠してありました。 でも、長袖のシャツや長ズボン下は 半分しか入っていませんでしたので ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ… 。 ホント 何処に行ってしまったのやら…?
ベートーベン ウィルス
妹に撮って貰った 音楽系の韓国ドラマです。
ダンナさんと二人 ここ1週間、毎日毎晩 このドラマに 夢中です。
私も 音楽家なら ベートーベンが いちばん好きなので 指揮者・カン先生の偏屈で、頑固で、健気で、明るくて優しくて という 登場人物に感化されて なぜか元気がでます。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント