柿が美味しい!
信州の柿の木は 基本的に渋柿です。
晩秋の赤く実った大きな柿の木が 夕日に染まっている景色は とても綺麗ですが 枝に止まっているカラスでさえも 取って食べたりはしません。
そんな渋柿を 美味しく食べる人間の知恵が 干し柿です。
長野県では市田柿というのが有名ですが この辺りでも時々 古いお蔵のあるような大きなお屋敷の庭に いっぱいの干し柿が吊るされています。 オレンジ色の暖簾のようで何ともいえず 風流です。
この冬は そんな「柿」が 我が家に よくお目見えします。
これは 先日 ダンナがフットサルU-15の全国大会が岐阜で開催された時に 買って来てくれた 「かき巻」というお土産です。
織田信長の時代から続いているという銘菓ですが、「開けてびっくり~ 」と言うよりも 「考えてみたら 当然」という代物でした。
本物の干し柿が丸く巻いてあるのですよ。
「う~ん、しっとり、ほんわか甘い~ 」 上品な自然の甘さです。
戦国時代、まだ甘い砂糖菓子は日本にはなかったと 聞いたことがあります。
その時代 干し柿は 貴重な甘い食べ物だったのでしょうね。
今日も 本当に美味しい自家製の干し柿を 頂きました。
「自信作だよ 」と 言われるとおり 柔らかくて甘くて 最高の干し柿でした。
皮を剥いて 干してと 手間がいっぱいかかっている分 上手に出来上がった時は 嬉しさもひとしおでしょう。
ダンナと 「うちも渋柿を植えておけばよかったね。」と 話しました。
「今から 植えればいいだろう?」
「桃栗3年、柿8年っていうじゃない。 今から植えても いっぱい実がなる頃には 誰もいないよ。」
「だな~。」で、話は終わってしまいましたが やっぱり それでも庭に柿の木があるのは ちょっと魅力的な話です。 猿だって 柿の木にはやって来ないし。
お婆ちゃんになった時に まだ見ぬ孫に「干し柿食べなさい~。」とか 言っちゃうのも 何かいい感じ だよね。
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コメント
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投稿: Vuviadcappini | 2011年9月11日 (日) 18時13分