初 猿軍団!
外がなんだか騒がしい。 風もないのに ガタン、ガタン。
椅子で寝ていた メグタが ソワソワし始めて、ついに 起き上がってウロウロし始めました。 もしかして 「猿がきてる~?」かな?
なんて思ってると 我慢できなくなったメグタが 外に出たいと 騒ぎ始めました。
一緒に外に出ると いました、いました。 落葉松の枝に。 クヌギの枝に。
メグタは 背の高い 落葉松の枝にじっとしている猿には 全然興味がありません。
怖がって 大急ぎで逃げ惑う猿達を追い掛け回すのが 楽しいのです。
今年は 市役所でモンキードッグという 猿を追いかける犬を訓練して 森に放す試みを秋から実施しています。 それで犬の習性を学習でもしたかのように 今日の猿たちは メグタの姿を見つけると 一気に木の高い所に駆け上りました。
それで じっとこちらと目が合わないように メグタに追いかけられないように 様子を伺っているのです。
もしかしたら 夏の頃の 猿の軍団とは 違う集団なのかもしれません。
ずっと 賢くてすばしっこいのです。 先に逃げるのは 小さな猿達で 木の上で踏ん張っているのは大きくて見張りの役をしている猿達です。
空が真っ赤に染まる夕暮れ時 猿たちは 山に帰っていきました。
こんなに冷え込んだ寒い夜 彼らは 丸くなって暖を取っているのだろうか?
「自然と共存する」と 長野県代表の役人が 猿避けの電柵を作ると言い出した時に 住人に説明しました。 そういう話をした人達は すぐ隣に猿が住んでいるような場所では 生活をしていません。 一番肝心の 森を手入れしないで 「動物たちと共存する」というのは虫が良すぎると思ったものですが 数年して動物たちからの被害は あの頃とは格段に多くなっています。 猿、熊などは里に現れるようになり 畑や木の実が狙われています。
けれど もっとずっと前 こんなに森が荒らされてしまう前に ここの住民が訴えた事をすばやく行動していてくれたら ここまでの状態にはならなかったのではないかと 思っています。
動物にとっての生きていくことは すなわち「食べる事」と 直結しています。
例え 雪の中で 震えて丸くなっていて 可哀想だなと思っても 野生の猿を飼う事は出来ません。 餌をやったりも出来ません。 庭に入れるという状態をそのままにしておくと 何回でもやってくるので 必ず追っ払わなくては こちらの負けです。
わたし達には「やれやれ、 新年そうそう猿軍団だぁ~
┐(´д`)┌ヤレヤレ 」 なのですが、当事者の猿達には これからが寒い長い厳しい冬が 本格的にやってきます。
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