疲れたぁ~(+:+)
2月16日から 確定申告が始まりました。
自営業の我が家は 毎年確定申告をしていますが 家の手伝いの私は ずっと扶養家族で ダンナが今の商売をやりたいと言い出してからは 税務署のお世話になることもありませんでした。
けれども、義母の年金受給者の確定申告というのを受けた方がいいという話を聞いて
「少しでも 返ってくるのなら…」という 淡い期待を抱いて 申告会場に出かけていきました。
朝9時に到着したのにもかかわらず、受付番号は 59番。
うっへぇ~ みんな早いなぁ~。
受付で頂いた 申告書に持っていった書類等で とりあえず書ける所だけを記入しておくこととする。
あらかじめ領収書やなにかをまとめて整理しておいたはずなのに
申告書を読むと なにやら全額を記入しては ダメらしい…。
「なんだか わかんないや」
で、隣ですらすら書いているおばあ様に 聞いてみる。
「すいません。 ここって 左に寄せて書いちゃっていいんでしょうか?」
すると 嬉しそうにおばあ様、
「去年の申告書を数字を変えればいいんだよ。 持って来なかったの?」と おっしゃる。
「義母の申告なんで 私、初めてなんです。」
「おやおや、お母さん どうかなすったのかい?」
ここで話は盛り上がり 大雑把な義母とのいきさつを話す羽目になる。
「そりゃあ、そりゃあ~ そのバアサン、言っちゃあ悪いけど天罰がくだったんだわ。」
と 急に私に同情してくださって
「税理士さんに 一円でも多く貰えるように ちゃんと話してみるんだよ。」
と いろいろ教えて下さいました。
やっぱり 同じお年寄りでも うちのお婆ちゃんの人生は「下手なドラマ」よりもびっくりする事件らしいです。
「あなたね、これからまだまだ何十年もお金がかかるし、死んだってお金はかかるんだからね。 勉強だと思って少しでも頂けるように相談しなさいよ。」
待つ事、約2時間。
私の順番になりました。
書類を一式 取り出して 義母の代理でという話をすると税理士さんは 第一声で
「これは 確定申告の必要が無いですよ。」
と言いました。 ええぇ~。 じゃあ 何のためにここに何時間も~
「でも 役場で確定申告をする方がいいと言われましたけれど。」
すると 即答で
「医療費控除っていうのは 支払わられた税金から返ってくるお金なんです。 お婆ちゃんは 税金を払っていませんから 申請しても返ってくる金額がありません。」
「そうなんですかぁ~?」
そんな事初めて聞いたし、知らなかったし~。
私があんまりガッカリした顔をしたからでしょうか? その後 税理士さんは
「これはダンナさんが 医療費控除で申請した方がいいんですよ。 来年の税金が安くなるし 税金で還元される金額が出てきます。」
「お婆ちゃんとは別々にしてあるんですけど 個別にしてあっても大丈夫なんですか?」
「同一住所で 支払いはダンナさんが手続きをなさっているのでしょう?」
「はい。」
「でしたら、ダンナさんの方で出来ますので手続きをして下さい。」
「そういうものですか~ぁ!」
それから 医療費をチェックなさって 診断書や介護ではディサービスなどは使えない事、医療明細書という書類があるからと プリントを出してくださいました。
医療費はかなり融通が利くのに 介護はダメなものが結構あるんだね。
知らない事って ほんとうにいっぱいあるんだ。
朝から2時間も3時間も待たされて 閉口してたけど 時間かかるわけだよ~。
その他に 福祉課に行って「住民税をゼロにする書類を作ってもらいなさい」と 教えてもらいました。
去年までの義母は 確定申告を全くしていなかったので 住民税もしっかり取られていました。 「申請」が福祉課で通れば もう一度確定申告に行かなくてはならないのですが
今年から住民税はなくなります。
「こっちの手続きは ちょっと難しいかもしれませんが…。」
と福祉課のお兄さんが 申し訳なさそうにいいましたが、知らなくては申請しない手続きですもんね。 ダメ元ですから。
そんなこんなで 本当に「疲れた~。」
結局は今日は 話を伺ってくるだけで 何にも出来なかったわけで、すべて 書類待ちということです。
税理士さんって 一年じゅうこんな事やってる訳で 凄い根性ですよね~。
私なんか お婆ちゃんのやらなくてもいい確定申告でこんなに 疲れてる~。
お金なんか なかなか返ってはこないし。
淡い望みも 泡となって
「所詮、こんなもんよね~┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~」
| 固定リンク
「介護っぽい話」カテゴリの記事
- 「…!」 その2(2016.09.17)
- 「…!」(2016.09.14)
- 迷子(2015.07.20)
- 担当者が変わったので…(2014.06.03)
- 通院…(2014.02.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント