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2011年4月16日 (土)

どうでもいいけど…。

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 4月15日。
銀行は お年寄りの行列だった~。
なぜか? 2ヶ月に1回の年金の振り込まれる日なのだからですよ。

 わたしも 義母の年金を 介護施設に振り込むために出かけたのだから
まぁ 目的は同じですが…。

 義母をこちらに連れて来て あっという間に 1年です。
本当に去年の今頃は 我が家は 大パニック状態でした。
「銀行に口座を作る」というのも けっこう苦労しました。

実子か 世帯主ならば 即作ってあげられる通帳も 嫁さんだと いろいろ手続きが面倒くさいって 
知ったのもその時です。
何回も足を運ぶより ダンナが作ってくるのが一番だと 嫌がるダンナを
 「自分のお母さんなのよ!」
と  けしかけて 初めに作ったのが年金を振り込んでもらうための口座。

 でも、施設に預かって頂いて 施設の利用費用を振り込める契約銀行が 
同じ銀行じゃないということが 分かって 
今度は施設用の口座を 作らなくてはならなくなりました。
 「また 俺が行くのかよぉ~!」
文句たらたら言うダンナを 
 「施設に預かってもらえなくなってもいいの~?」
と 脅しながら 作りにいったのは 今からわずか 半年前の事。

それから 2ヶ月に一回 この行列に並んでいます。
運が悪いと 4台ある機械が 何分待っても回転してくれない。
銀行のATMには アドバイスの係員さんが必ず一人は立っていてくれるのに
 「おかしいんですよね~。この機械は~。」
とか言って 壊しちゃうお年寄り達…。

 「あらぁ~、久しぶり。 どうしてただぁ「安曇弁)」
 「それがねぇ~、最近は 足が悪くてね~。」
なんて会話が 並んでいる老人達から聞こえてくる。
お年寄り達には 病院の待合室でも銀行の順番待ちでも 同じみたい。
のんびり しています。

 「今日は 込み合っていて申し訳ありません。」 係員さんの声。

 年金の支給に日に 施設のお金も落ちるっていうのは どうなんでしょう~?と
思いながら のんびり待つしかしかたないのです。


 4月になって 介護保険料や国保の金額が記されたハガキが届きました。
ちょっとは返ってくるかも~?と ほんのちょっぴり期待した確定申告の返金は
まさに すずめの涙で 「診断書」の値段の方が高かったし
(診断書は金額にプラスされないんですって)、
なので そっくり年金は施設に流れていってしまい あ~あ 赤字だよ。
 人の年金で 毎回頭が痛い~。

 その上、こんなに 無駄な時間を 義母の為に使っていても
施設に顔を出すと 義母はわたしの顔を見て
 「あらぁ~、来たの?」
とは言うものの それだけです。
半年間の施設暮らし。
 去年、半年間のパニック状態の事は 今の義母の記憶には残っていないらしい。

 別に 義母から 「ありがとう。」とか「すまないね。」という
台詞を聞きたい訳じゃあ もうとうない。
けれど なんだろなぁ~。 
割り切れない苛立ちがこみ上げてくるのです。

 施設での書道の時間や 作業の時間に行った時は、とても真剣にやっています。
うちにいた時とは 全然違う顔をしています。
O市で 周りの人に ペコペコしながら愛想笑いをしていた時とも 違うみたい。

 借金も日々の雑用も 息子も嫁さんも孫も すっかり忘れて穏かな顔です。
介護士さんには 笑顔も見せている。
わたし達には ずっと 見せたことがなかった優しげな表情です。
今は 好きなことばかり(なのかは 本人にしか わからない事だけれども)
しがらみみたいな物がふっきれたのかもしれないです。
 声を掛けないで 他のお年寄りとニコニコしてる姿を見ると 
これでよかったんだろうなぁ~と 思います。


 が…。
 でも、なんだか そんな義母の姿を見て 家に帰ってくると
わたしが なぜだか腹立ってるのがわかります。
 思っちゃいけないんだろうけど 毎回、毎回 
「なんだかなぁ~」
嫌な事を すべて わたしに押し付けておいて あそこで座っている、笑ってる~。
そんな気がしてきちゃうんです。
ずるいなぁ~って。
まったくの 他人の 戸籍上長男の嫁という文字だけで 縛られているわたしがですよ。

あ~あ、損したなぁっていう気持ちは 時間が経つに連れて 大きくなり、
ますます 感じてくる訳のわかんない苛立ち。

いつまで 続くんだろう。
こんなストレス。

 昨日 息子に宅急便を送りました。
集配にきてくれた おじさんが
 「うちもアルツハイマーで 15年だったよ~。 
70で発病してさ、親父が看護してたけれど バアサンが去年死んじゃったら、
このお彼岸に連れて行かれるように 親父も一緒にポックリいっちゃったんだよ。」
大変だね、 この先、長いよ~と 念を押されました。
経験者は けっこう本当に身近にいますよね。

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 まだまだ 続くいばらの道ですかぁ~゚゚(´O`)°゚

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介護っぽい話」カテゴリの記事

コメント

うっちゃんさん そっと気をつけてくださってとてもうれしいです
ねぇー うっちゃんさん 我が家の忘れ屋さんは一段と忘れ名人になってね それが救いでもあります
一昨日ね 市民病院の前の床屋さんへ行くのに「バスは病院前で降りなさいよ」確かに病院前で降りてそのまま病院へーーーー 
頭も当然出たときのまま 
持ってた傘も忘れてきたらしく雨にぬれて傘の袋だけ持ってました

うっちゃんさん 
義母さんのことね「知らない人のためにボランティア」をさせていただいていると思うことは難しいですか? 
難しいですよね!!

私は動物のボランティアをしてきましたから ドッコイサンのこともボランティアだともっと言いたいこと言えないな なんて思いながら宿命々と思うのです

先週から介護認定を受けてリハビリセンターで運動させています 
それも私が送迎して 人並みに一日センターにはおれなくて途中で「迎えたのむ」の電話が入ります

センターでは絶対に「介護」の言葉は使わないでくださいとお願いしています 
5秒と持たない記憶でもプライドは1級 
介護を受けるなんてまっぴらごめんというのです 犬はそんなこと言わないから可愛いのですね でもね40年間不足は言わないで私のボランティア活動を支えてくれましたからささやかな恩返しと思うことにしています 
それでも時には涙がこぼれますよ 
1日に肌着を8-15枚着替えるのです 
汗かいて気持ち悪いと言いますから好きにさせています 
自律神経失調症と思います 
医師嫌いでなかなか受信しません 
梅雨に備えて電機洗濯機は乾燥機能付きにして正解でした 

というこのごろです 
ブログ更新もままならないのに厄介な人が厄介なことしてくれています

表の顔は派手なのに大ウソが平気で言える 
言った者勝のようなこの社会
目いっぱい抵抗しています
今までなら「ほっとけ」と思えたのですが このたびのこの大ウソは絶対に許せない
ずーとトップに貼っておきます
見に来られる方が増えています
気休めでしょうが 告訴してもこの程度の結果かと言うことになりそうです

長い愚痴話し 御免くださいね
お体をお大切になさってください S,Ma

投稿: S,Ma | 2011年6月19日 (日) 01時13分

S.Maさま。コメントありがとうございます。
うちの義母は 今は施設でとても幸せそうに暮らしています。
私達には もうこれ以上の事はしてあげられないから きっとこれでよかったのかなと思うことにしました。
そのおかげで 精神的にもずっとお気楽な状態でいます。

S.Maさんの 忘れ屋さん。一人で病院や床屋さんにもお出かけできるのですね。
はた目には「素敵なおしゃれなお爺様」に見られるのでしょうね。
体は丈夫でお元気なんでしょう。 なのでS.Maさんのお仕事がますます増えるのですね。
長い間 連れ添った方だから 取り扱いは手馴れたものでしょうが お世話をしている家族の方が負担は多いですから 無理をなさらないで下さいね。
ストレスはこのページで発散してくださいね。
S.Maさんのブログでは 動物たちを助けてあげてください。愚痴はこっちで話してね。
私は 似たような経験をしているので やりきれない時や不安は少しは理解できると思います。 

義母と忘れ屋さんでは 症状も環境も経験も違うと思いますが どこかで放出してしまえば ちょっとだけ心が軽くなるきがしましたよ。
同じような介護を経験した人は(自分からはあんまり語ってはいただけませんが)経験者だけがわかる真実の声が 伝わってくる気がします。

 まだまだ、先は長いです。
無理をなさらないように 休めるときには体を休めて下さいね。 

投稿: うっちゃん | 2011年6月19日 (日) 11時02分

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