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2011年4月14日 (木)

ごみ当番

 ごみ当番が巡ってきました。
4月11日から20日までの 10日間が私の担当の日。
10日の昼間 前任の方が 当番袋(中には 日誌とか お当番の必須アイテムが入っています。)を 持って訪ねてきました。
 「また、お当番がやって来ましたよ。」と なにやら嬉しそう(?)…。

 「この頃 また無記名でごみを出す人がいるのよね~。 
申し訳ないんだけれど あなたに その無記名のごみ袋が置かれたまま 
引き継ぐ事になっちゃって ごめんなさいね。」
なのだそうです。
 ごみ当番制を始めた頃は ひどい状態だったのです。
けれど お当番 たった10日間でも 他の人のごみ出しを 管理する事で
一気に分別の仕方を考える住人たちが多くなって ずっと綺麗な確認作業をするだけの
ごみ当番でした。

 「日誌を読んでもらうと分かるんだけれど その無記名を出す人は ずっと同じ人みたいなの。 
ごみの回収車が集荷し終わった後に 出すのか、全然回収されない日に出すのかは分からないんだけれど 毎回なのよね。」

 絶対に 悪意でごみを出しているといいます。
 「とりあえず火曜日に回収してもらえるように 張り紙しておいたので ヨロシクね !!」
と 言い残して帰っていかれました。

Img_9742
 
 安曇野市は ごみの収集には ちょっとうるさい土地柄です。
アルプスの湧水で わさびを育てているので と環境を汚染するごみにはけっこう力をいれているみたいです。
なので ごみの分別は厳しく 分別していない袋は回収してくれません。
運の悪いごみ当番の日には こういうアクシデントがついてきます。

 その上 森の中のこの地域には 以前から別荘地があります。
「ごみ当番」で 一番 最悪に嫌な時期は そういう人たちがやってくる 7月から8月の夏休みの時期です。
別荘族が 無差別に分別なしで ごみの回収日じゃない日に ポンと置いて帰ってしまうのです。 
そんな時期に当ってしまった時は 本当に
 「なんとかしてよって 気分になります。


 今回は 春休みが終わって ゴールデンウィーク以前というラッキーな時期。
の はずでした。
ところが、「日誌」いわく、2月後半から この「無記名」袋が 毎週こっそり置かれているらしい。 

可燃物は毎週曜日と
曜日。
12日火曜日の朝、第一日目のごみ当番の日。
 「どうよ?」
と、カラスの多い森の中なので がっつり頑丈な物置小屋ふうのごみ置き場の 戸を開けると……!

 「やっぱり ある  このぉ~ 。」

 それも 無記名の生ごみ入りの袋1つと ビールの入ったアルミ缶6個とペットボトル2個入った不燃物の袋が1つ。

アルミ缶やペットボトルは 資源物なので このごみ置き場では回収してくれません。
買ったお店か 月一の回収日に公民館に持っていくか リサイクルセンターに持っていかなくてはならないのです。
ビールに麦茶~。 
自分で買ったのに どうして返しに行かれないのか? 
不思議でなりません。 
毎週 ここに置いて行くのなら 毎週どこかのスーパーかお酒屋さんで 購入しているわけなんだから 
買いに行くついでに飲み終わった缶を 空き缶入れに ポンって入れてくればいいでしょ!
たったそれだけの事なのに なんでできないんでしょう??

 それで 壁に貼り紙を 貼ることにしました。

 
「無記名で ごみを出している あなた!
当番は 困っています。 
分別 記名(地区名も)して 曜日、時間内に ごみを出してくださいね。 
みんなで 清潔な ゴミステーションにしましょう!」

と 書いておきました。 
無記名なだけで ごみは持っていってくれませんから それに気付いて欲しかったのですが…。



 さて、こちらの思いは通じたでしょうか…?

 4月13日。 ガラス・陶器のごみの日。
今日は まだ回収車は来ていませんでした。
せっかく わざわざ見に来たので 
 「今日は大丈夫かな?」と 一応 記名されてるのか名前のチェック。
すると やっぱり無記名の袋が1つ。
ドアを開けると しっかり見えるように マジックで大きな字で貼り紙を書いたのに
絶対に読んだはずだよね…?
こんなことを書いたって 無駄だったみたい…。
なんだか がっかりして 無記名の袋に当番の印をつけました。

 ごみって その人にとっては 「とってもちっぽけな事」なのかもしれません。

 「名前なんて書いていなくても 持って行ってくれてるじゃん。」
とか
 
「一人ぐらいいいじゃん。」って 思っているのかもしれません。

 でもね、ごみを出してる時だって 毎回ごみ当番の誰かが きちんと処分出来るように
心を砕いてくれているからゴミステーションはキレイになっているんだよ。


「自分の出来ること=約束どおりにごみを出すこと」

無記名のごみを出しているこの人が こんな当たり前の事を普通にをしてくれるだけで
本当はごみ当番なんて必要なくなってるのよね。
今までは 「きれいです。」のコメントが 「日誌」の日常になっていたんですもん。

 みんなに迷惑がかかる「まぁ、いいか!」は 手抜きですよ。
みんなが ちょこっとだけ面倒くさがらずにやってることなんだからね。
 そこん所 大きく勘違いしてませんかぁ?
と、ぼやいてみても このブログを読んでくれている訳じゃないしね~ぇ。
自分で気付いてくれるのを 待つしかないのでしょうかね。


 明日は 「プラスチックごみの日
どうかなぁ~?
明日こそ 「今日はきれい! ラッキー!」
と 気持ちよく叫んでみたいです。


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