光城山に登ってみる
安曇野市の東側 明科地区の『光城山』は911.7m。
桜の名所です。 登山道にはさくらコースと北尾根コースがあります。
その間、ソメイヨシノが1500本植えられているそうです。
もう少しすると 登山道がピンクに染まります。
今日は 朝から稀に見る青空と白い雲が キラキラしている うちのダンナに言わせると
いわゆる『山に登らなくてはいられない日』なのだそうで
朝ごはんを食べながら
「今日は 光城山に行ってみるか! メグタも連れて行こう!」
という事に 決まってしまいました。
そもそも、どうしてそういう方向に 話が進んだのかというと
今日から始まった NHKの朝ドラ 「おひさま」が 安曇野だったから。
「おお、やっぱり安曇野はきれいだなぁ~。」から
「こんな日には 山が綺麗に見えるはず…。」につながって
「光城山からならば、きっと山が綺麗に見えるに違いない!」となる。
だからと言って、桜が咲いている時期は凄い人手という噂を聞くばかりで
車で遠くから見える ピンク色に染まった山を見上げているばかりで
実際に登ったことは 今回が初めての事です。
登り始めて 「しまった!」と すぐに思いました。
さくらコースなんて 可愛い名前がついているから ひょいひょい登れるだろうと
思っていたのが大間違い。
「ここを登るの~?」。
人がやっと通れるような細い道。 片側は桜が植えてあるけど 崖っぷちだから下界が見渡せるよ。
ちょうど スキーのキックターンのような U字の急勾配。
「登りはいいけど、この道 私降りられるの~?」
と不安に思いながら 時々 アルプスを眺め眺め登っていきました。
桜は まだ つぼみすら見当たらないし。
元気なメグタと 山好きなダンナは登山靴に完全登山スタイル。
それなのに私は まったく無謀登山。
靴は いつも履いているそのへんのスニーカーだし、格好もちょっとスーパーに行く
お買い物スタイルじゃん
それに これってどう考えても お散歩コースじゃないじゃないよ~ね?
「大丈夫 誰でも登れる山だし。」は
狭い滑りやすい急な上り坂で 四苦八苦していると なんだか嬉しそうにダンナが
「ほれ、ストック貸してやるよ。」
そういえば、登山登り口に たくさんの竹製の貸し出し用の杖が 置いてあったっけ。
このストック。 あなどるなかれ
本当に力強い見方になりました。 ストックは 下りに便利の物と分かりました。
持っているという安心感からか 急な下りでも滑らないの。
途中で「やどりぎ」発見。
頂上付近では こんな急な階段を登って やっと 頂上に到着。
登り初めから 頂上までは1時間もかからないのだけれど
その標高差は400mです。
一気に登るので かなりキツイ。
でも、頂上からの眺めが最高。
常念岳から白馬三山まで 雪が太陽の光で輝いて見えました。
ポットに入れて持っていったコーヒーでちょっと一息。
メグタも水を ちょっぴり飲みました。
下りは北尾根コースで。 こっちは 風が強くて寒かったけれど 勾配はさくらコースに比べると
かなり緩やかで ゆっくり降りることが 出来ました。
メグタは ずっと嬉しそうでした。
犬って 山には強い。
けれど 後 家までほんの5分くらいの所で 我慢に我慢をしていたらしい車酔いをしてしまいました。
楽しかった山登り。 家では ゴロンと寝ています。
バテたかぁ~?
お疲れ様。 疲れたけど 楽しかったね。
また行こうね。
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