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2011年5月 7日 (土)

小さな幸せで いいじゃない…

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 大型ゴールデンウィークも あとわずか。
今年の連休は どこにも行かなかった代わりに 森がいっぱい山菜を 恵んでくれました。

 数年前なら タラの芽は連休後に コシアブラはその1週間後くらい、わらびもそれに前後して…。 みたいに 少しずつ小出しに 出てきたものでしたが 今年は違います。

 梅・さくら・桃・林檎の花も 短い間に 一気に咲いて 一気に散ってしまいますが
それと同じように 山菜も一気に 顔を出し始めました。
 ご褒美(何のかな?)なのでしょう~か?

 それで 今日は蕨(ワラビ)の お話。

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 昨日 田んぼ道を歩いていたら 
 

Img_1452 「あっ、わらび! みっけ!!」

 小さい 頭がにょっきり。
 雑草に混ざって なにげなく見つけてしまいました。
 もう出ていたんですよ~ね。 
 わらびって 不思議です。
1本見つけ出すと 今まで 見えなかった「わらび」の存在が あちこちに見えてくるのです。
ドッカンと 固まって生えていないので 緑の中に溶け込んでしまって 見ないと見えない
それが山菜の醍醐味なのかも しれません。

 いつものお散歩だったので メグタお散歩セット以外の まったくの手ぶら。
袋もなく ポケットもない服装だったので 
とりあえず片手一杯分の わらびたちを摘んで帰りました。
よくぞ メグタよ。
わらびの前で立ち止まってくれた~。 エライ


去年 友人の5年生のお子様が 遠足でリュックサックいっぱい「わらび」を取ってきたんだけれど
 「わらびの天ぷらって どうやって作るの?」と電話を入れてきました。
 「わらびの天ぷらって 作ったことないなぁ~ そのまま揚げていいのかな?
わらびって けっこうアクが強いよ。」
 「だよね。 学校のお友達の家では みんな天ぷらにして食べるって 子供が聞いてきたんだけど やったことないし~

 今年なら 何処かへアクセスして 「ワラビの天ぷらの作り方」なんて
ホイホイ調べられたんだけど 
去年の今頃は 我が家の「大事件」の真っ最中で のんびりパソコンで調べて
のんびりお友達と長電話なんてしていようものなら
これ幸いと 「徘徊名人」が 野原へ保育園へと 私に内緒で 
こっそりお出かけしてしまうので 後が恐怖でした。
 友人もその事情を察してか
「ごめんね。 後で見てみるね。」で 電話を切らなくっちゃならない状態でした。
それっきり わらびの季節は過ぎ去ってしまったのでした。

 その事が ずっと どこかに引っかかっていたのよね。

 今年は 突然の「わらび」の収穫と 「美味しいワラビの食べ方」のレシピを
事前に用意しました。
 さて、一緒に 作ってみますか?

 <わらびの美味しい食べ方>
あく抜き  
 ① わらびをきれいに洗います。
        ② わらびを 平らなバットや大きめのタッパーに並べる。
        ③ ②にさらしor布巾をかけ その上に木の灰を降りかけます。
        ④ ここに沸騰したお湯を満遍なくたっぷりとかけます。
          そのまま 約8時間 一晩おきます。 
        ⑤ 翌日 流水で灰水をきれいに洗い流します。
        ⑥ このわらびをさらに バットに並べ真水を入れて1時間あくを抜きます。
          途中で水を変えられるなら交換します。
        ⑦ これで あく抜きは完成。 思ったよりも簡単でしょ?


わらびの天ぷら
        
① あく抜きしたわらびの水分を ふき取り
          衣をつけて 揚げる。 他の山菜と一緒だよ。
          シャキシャキとした歯ごたえ。 かなり美味。


おひたし   
① 沸騰したお湯にあく抜きわらびを 20秒くらい茹でる。
           水にさらして 好みの大きさに切る。 おかかと醤油をかけて
          召し上がれ~。

その他      
からし醤油・ポン酢・わさび醤油 なども おいしいです。

Img_1425  たたき という食べ方もあるそうです。
 ぬめり感が好きな方は すりこぎ棒でかるくたたくといいそうですよ。
 食べ切れなかったわらびは 冷凍保存もできるそうです。





 おまけ  ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 
昨日 コーヒー豆を買いに出かけたら 連休で いつもの豆が売り切れ~
でも、代わりに すごい物発見
なんと 今どき 
30円「ぽんせんべい」「わたがし」

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 「いい物 買ってきた~!」 というと ダンナがけげんな顔をして
 「そんなの普通 買うかぁ~?」ときた。
 「だって、30円だよ。 今どき 30円なんて有り得ないじゃん。 買うよね~?」
 「買わないだろぅ~?」
 「食べないなら メグタと食べるからいいよ!」
 「メグタだって 食わないダロ~?」

 けれど 綿菓子に メグタは飛びついた。 甘い物好きなんだよね。
一瞬で溶けてしまうのに 変な顔してるけど もっともっと、と顔を突っ込んでくる。
 「メグタ、旨いのか? じゃあ、俺も食うかな~?」

 昔懐かしい このお菓子。
無駄使いと思うか、お買い得と思うか~? 私は後者です。
ワクワク感と 懐かしい感じと なんか笑えたしね。

 

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