お土産
これ、なぁ~んだ
ちょっと グロいよね?
ブッブー 残念でした~。
「蛇」じゃあ ないですよ。
よく見ると 手だか足だかが 見えますよ。
「ミイラ」?
うん、正解 なんだけど 何の?っていうのが問題なんだけどねぇ…。
「ドラゴン」?
うん、そう 見えないことも ないけど…。 これは 見た目よりずっと小さいよ。
じゃあ、もう1枚 違うのを見てみる
こっちでも わかんないよね~。
やっぱり グロいのには 違いない。
じゃあ、答え。
正解は 「サンショウウオ」なんですって。
「山椒魚」って小説 学生の頃読んだなぁ。
井伏鱒二だったっけ?
あの大きくなってしまって 栖の岩屋からでられなくなってしまう山椒魚のお話。
ちょっと 不思議なお話だった気がする。
でも、そのイメージは ずっと大きくて こんなんじゃあなかったよね…。
「疲れに効くんだってさ。」
「え~? 山椒魚って 天然記念物なんじゃないの? 食べちゃっていいわけ?
いけないんじゃないの?」
「檜枝岐では取って 食べるらしいよ。 貴重品だってさ。」
会津駒ヶ岳に出かけていたダンナ。
檜枝岐の「みやまえ食堂」のおじさんに 「スゴイモノ」を貰ってきたと 意気揚々と取り出したお土産が「これ」。
「これ、食べるの?」
「細かく砕いてもいいし そのままかじってもいいんだってさ。」
「フ~~ン。」
で、この「サンショウウオ」が如何なるものか。
ちょっと ホームページで調べてみました。
載ってました。 こんな記事。
「サンショウウオの黒焼きの作り方」 http://xto.be/life/cooking.htm
今でも「マタギ」が生きている 檜枝岐では 現在もこんな自然のままに生活をしている人達がいるのですね。
本当に これも 貴重品みたいですね。
さて、ダンナ これを食べるかどうか~??
そこのところは いささか疑問符ですが…。
そして 最後にほとんどは こう言いますよ。
「〇ちゃんに 貰ってきてやったんだよ。」
ホントかよ~。
違うものがいいな。 温泉まんじゅうとかの方がいいよ。
ちなみに 天然記念物は 「オオサンショウウオ」の方でした。
井伏鱒二の小説も 多分「オオサンショウウオ」なんですよね。
絶対 そんな気がする。
同じように ずっと以前、息子がお腹にいた頃のこと。
「スゴイモノ貰ってきた~!」と 帰ってきたダンナ。
その手には 新聞紙にくるまった物が…。
なんだったと思いますか?
長野のママさんは 食べるのかしら?
今どきの 妊婦さんは どうなのかしらね?
出てきたのは 「蜂の子」。
蜂の子って 知ってますか? 見たことないでしょう?
真っ白いウジ虫みたいな幼虫です。
普通 食べられるはず ないじゃあないですか。
お笑い芸人さんのTV番組じゃあないんだから。
今は サプリメントが流行っているから ロイヤルゼリーなんていって その手のものを
加工された薬を 口にしている人も多いかもしれませんが、テーブルの上にそれが そのままの姿で現れたときは
もうwwwwww
大騒ぎ でした。
「せっかくだから食べてみろよ」
「うわぁ~ 絶対無理wwww 自分で貰ってきたんだから 食べてみなよ」
「〇ちゃんに 貰ってきたんだから」
くれた方 ごめんなさい。
栄養満点でも さすがに手がでませんでしたね。
この辺りでは とっても貴重な蜂の子です。
親切で 分けてくださったのですが 無理なものは無理です。
なんでも 貰ってくるのは どうかなぁ~と 思う日々です。
それを 使うことで 本当に元気になる方が 他にいるのなら丁重にお断りするのも 大切な礼儀のような気がします。
あれから 何十年。
いい加減 学習して ちゃんと 責任をもって 食べろよ~です。
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コメント
おばんです。
蜂の子、あれはギョッとするね。見たことはあるけど
食べたことないね!
サンショウウオは水族館かなんかで見たこと有るだけだよ。!
飯田市あたりの天竜川で ざざむしの佃煮を食べたことあるけど、あまり美味しくなかったね。
イナゴの佃煮は、まーまーだったね。
投稿: ヘコサ | 2011年7月 3日 (日) 21時01分
滋養強壮に効くと言われるものは 原型のままだとなかなか手が…でませんね。
イナゴも諏訪地方で 稲刈り後の ご馳走と言って出されたことがありますが
味はともかく見た目はあの姿そのものなので 口にするまで勇気が要りましたよね。
細かく すりつぶして 粉にするとかして食べたらいいのに~と思った記憶があります。
多分 子供の頃から 食べ慣れている人には それは見た目じゃなくて味が先行するのかな?
美味しいと 思うんじゃないのかな。
世界中では そんなのが蛋白質を取るための 日常食になっている物もあるから
もし よその国でご招待されて「ゲテモノ料理」が出てきたら 食べなくてはダメだと思います。
そんな所に ご招待されることは きっとないだろうけれど…。
投稿: うっちゃん | 2011年7月 3日 (日) 22時15分
うんうん、ヘコサからはザザムシの話聞いたことあったな。長野って特に伊那は特にこの手の話、多いよね。
でも、食べるってこと、生きるってことはこの連続だし、「いただきます」の前には「命を」がつくのが本当の意味だから、何でも感謝しなくちゃね。
ビーフステーキたのんだらまるまる牛が一頭出てきてっ目の前で解体されたら、グロいとおもうよ。
でも、大陸の遊牧民は毎日こんなもの見てるし、日本人だって、マグロの解体ショウなんて金払ってまでやってる。
生理的に好印象でないものは見なくてもいいとは思うけど、食べ物、特にかつて生存していたものがお皿の上にあるってことの意味は知らないと、用意してくれた方には申し訳ないですね。
友達の子供ですが、あさりが好きだったのに、水族館で足を出して動いたのを見てから、「○○(自分の名)はカタツムリ食べない」と食べなくなってしまいました。
人のこと言えませんが、たしかに、自分も高級といわれて中華料理で"ウミウシ"が出されたときは、ナメクジが頭をよぎり、喉が拒否反応してどうにも口には入れられませんでした。別の意味、宮廷料理にはこういうものが食べられるって勇気を示すための料理を、王様に出すこともあるらしいですね。
たまごかけご飯さえ食えない人もいるらしいので、好き好きですが、自分が重病にかかってこのサンショウウオ食べれば治るよって言われたら、多分食べると思います。
投稿: | 2011年7月 4日 (月) 12時45分
食糧難の戦時中には カエルだって蛇だって食べたみたいだし
以前 アグネス・チャンがユネスコ大使で講演会をした時に 聞いた話の中に
「日本は平和でいい。公園に丸々と太った鳩が 地面を歩いていても誰も捕らない。
中国は鳩を食べる習慣があるから 日本に来たばかりの頃は
その太った鳩を捕まえたくって仕方なかったネ。」と言っていました。
中国は 鳩に蠍に赤犬とかも 食べるそうですよ。
日本だって 小学校の時「給食のお肉は赤犬の肉を使っている?」なんて疑惑が あったのを覚えている?
あれって うちの学校だけだったのかな。
給食のくじらの角煮みたいなのあったのを覚えている?
フルーツポンチとよくセットで出ていた気がする。
美味しかったな~。くじら。グリーンピースに起こられるかも…。
あれは 今でももう一度食べたいなぁ~と 思う時があります。
投稿: うっちゃん | 2011年7月 4日 (月) 13時32分
すんません、名前書くの忘れた↑
「給食のお肉は赤犬の肉を使っている?」
それは向宿あたりだけかと・・・失礼!
くじらの角煮はあったよ。
てか、くじらのタッタ揚げみたいのも出てた気がするよ。脱脂粉乳の雑巾が吸ったあのニオイは強烈だったね。
投稿: メシダでござんすよん! | 2011年7月 5日 (火) 07時32分
くじらの竜田揚げは 全国的にあったらしいよ。
うちのダンナも くじらの竜田揚げは食べた記憶があると言ったけれど 角煮みたいのは知らないと言ってました。
給食って あの時代は 今と違って給食センターみたいなのはなかったから 各学校に給食オバサンがいて
学校の給食室で作ってくれていたんだよね。
だから きっと同じメニューでも味の格差はあったかもしれないね。
個人で記憶している味は 違うかも…。
クリームシチューや 焼きそばも 家庭では絶対できない味だったし
今 有名ないろんな名人のシェフが いろんな味で料理してくれたとしても あの味には ならないと 思うよね。
あの時代 今とは 使っている油が違うのかな~?と思います。
投稿: うっちゃん | 2011年7月 5日 (火) 13時33分