入院… ③
森は 至るところで 大きなな紅葉が 終わりかけています。
それでも 私が帰ってくるのを そっと待っていてくれた…か のような 今 こっそりと色染いたかのような 小さな秋が 見え隠れしているのを見つけると ちょっと嬉しくなります。
坂道やでこぼこ道の多い森の道は リハビリ状態の今の私には とっても歩きにくい小道です。
でも、この空気!冷たい風!~。
そして 黄色から茶色に変わっていく瞬間が 秋から冬へのフィナーレなのだから…。
今年も間に合って よかったです。
さて、10月3日 病院に着くあたりから 書き始めましょうか~。
「モブログ」からの 投稿の記事「入院の日」 でも書きましたが、
入院初日 私たちは遅刻してしまいました。
病院からは 「10時までに到着するように。」と 前回の診察の時に 看護師さんにくれぐれも 言われていました。
その朝、車は 7時50分には ちゃんと 穂高の家を出発したんですよ。
予定では らくらく 10時には 病院の受付で看護婦さんに お出迎えを受けている…はずだったのになぁ。
佐久市には 松本方向から行くとしたら 普通は「三才山トンネル」を通って行きます。
以前 有料道路は開通から何年後かには 無料になるという話があったはずなのに
いつまでたっても 500円を請求される有料道路が「三才山トンネル」です。
確かに「三才山」を登っていた時と比べたら 「トンネル」は 便利だし安全です。
が、うちのダンナに言わせると
「登攀車線が少ないので のろいダンプカーやバスの後ろに付いてしまったら 追い越せる場所がほとんどない。 せっかく500円も払っているのに 時間的にも精神的にも 疲れるwwww!」なのだそうな。
それで この日も 「三才山」じゃない別の道で行くと言い出して
「絶対に間にあうから大丈夫!」と自信満々で 出発しました。
通ったのは 扉峠を突っ切って行くコース。
「どうだ! いい景色だろう!」
私はと言えば 入院や手術のことで頭がいっぱいで せっかくの綺麗な景色を眺めて楽しむ余裕なんて 全然なかったわけです。 ごめんなさ~い m(_ _)m
それよりも 「ねぇ、ねぇ。 間に合うの?」という方が 本気で心配でした。
だってね、出発してから2時間経っても 山道を走っていたんだから~焦るよね。
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それで 病院に到着したのは 10時30分。
あきらかに 遅刻ですよね。
受付で 声をかけると 2階の病室の看護婦さんが 大急ぎでやって来てくれました。
「遅れてゴメンナサイ~!」
「いえいえ、いいですよ。」
私の最初の病室は 新館の2階 ナースセンターのすぐ隣。
手術を受ける人は まず ここかナースセンターの反対側にある個室に 入れられます。
新館は 要するに看護が必要な人の病室で 差額ベッドが必要といわれる部屋です。
取りあえず 私を無事に(?)送り届けてくれたダンナは ここで 早々に帰っていきました。
「明日、手術の時に来るからね。」
「ありがとう。」
私の部屋は 2人部屋でした。
お隣さんは 44歳の右足骨折の お母さん。 19歳のお嬢さんがちょうどお見舞いに
やって来ていたところでした。
「こんにちは。 よろしくお願いします。」
「こちらこそ よろしく。」
持ってきた荷物を 備え付けのテーブル等に 片付けて 持参のパジャマに着替えて…
その後は……。
なんか 私のこと忘れていない?って 思えるほどの長い時間 何にもすることがない。
仕方がないので ちょっと松葉杖で 2階の散策…とか。
初めてのお昼ご飯が 終わった頃、看護師さんたちが動き始めました。
手術の説明が始まります。
私のベッドの周りには 写真のような酸素呼吸器や もしもの為の準備品が並び
前日の注意事項を書いたプリントが 手渡されました。
手術に向かって 準備は着々と進んでいきます。
「夜の9時以後は 水以外何も食べてはいけません。
消灯前に 浣腸をしていただきます。」
「わかりました。」
「夜は 眠れそうですか? 眠れないようでしたら睡眠薬を用意しますが?」
「大丈夫です。 眠れると思います。」
★゜・。。・゜゜・。☆゜・。。・゜゜ 消灯時間は 9時ですよ ★゜・。。・゜゜・☆゜・。。・゜゜・。。・゜
長くて短い 夜が更けていきました。
今日はこのへんで (o・・o)/~
明日は「手術の日」のお話です。
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