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2011年12月27日 (火)

北の国から

 年末に 「北の国から ’83冬」から 続けて4本を 特集するというので 楽しみにしています。

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 今日は 4日間の初日で 「’83冬」 です。
やっぱり 富良野の雪景色は美しく、厳しい。 
そして 80年代は 現在に比べて 辛く切ない時代だった…ということを 思い出しました。
ビデオが流行り始めた頃 我が家でもお気に入りの作品として「北の国から シリーズ」も 何本も録画して 古いタンスの中に 確かに眠っているはずです。
せっかくのビデオテープも DVDに代わり ブルーレイの時代になってしまっています。


 倉本聰作品は ずっと見ていました。
どの作品も 好き。 心のどこかに 染み込んでくる~

 北海道から発信される その映像は どれもみな どこか悲しいけれど、暖かい…。
切なくて 苦しいけれど いつまでも忘れない感動があった…のです。
ドラマの中の些細な部分は すっかり忘れてしまっているけれど 大きなストーリーは 何十年たったいまでも 心に残っています。


 今の20代の子供たちは この「北の国から」の映像を見て 感動するのかしら?
それとも 古くさいと 思うのかしら?
こんな生活 有り得ないと思うのかしら?

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 昨日まで放送していた 連続ドラマ版の「北の国から」の最終回を 見終わって ダンナがひと言つぶやきました。

 「あの頃は 富良野って自然がすごい!って 思っていたけど オレらの生活とそんなに
差がないんじゃないか」って。

 「そうだよ! 我が家はそのまま「北の国から」生活なんだからね。」
ちょっと、ビックリだよね。


 富良野の30年後の現在は 観光の一大拠点になっています。
北海道で行ってみたい場所の中に 「富良野のラベンダー畑」はいつでもトップクラスです。
綺麗だもんね。
行きたいよね~。
高度成長期やバブルや その他の苦しい時代を経た現在は 少なくても80年代よりは生活が ずっと便利になっているのは 事実ですし。


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 北国の冬は 厳しい。 厳しいからこそ 人々は我慢強いし 優しいのです。

 
そんな「’84夏」「’87初恋」「’89帰郷」 
小学生の純くんや螢ちゃんが 成長していく姿が 連続してみられるのも楽しみだわ。
二人とも 大きな自分の子供みたいに思って 見ていたような気がします。
ストーリーを知っていても また見たいと思う作品はそうそうあるもんじゃないでしょう。

 だから、今年の暮れは ちょっと 嬉しい。

 それから お正月からWOWOWで 倉本さんの完全オリジナルの
新作 「學」 が始まります。
こちらも カナディアンロッキーの大自然と 14歳の少年とお祖父さんの生き様の描かれた物語だそうで とっても 楽しみです。

   

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