北の国から
年末に 「北の国から ’83冬」から 続けて4本を 特集するというので 楽しみにしています。
今日は 4日間の初日で 「’83冬」 です。
やっぱり 富良野の雪景色は美しく、厳しい。
そして 80年代は 現在に比べて 辛く切ない時代だった…ということを 思い出しました。
ビデオが流行り始めた頃 我が家でもお気に入りの作品として「北の国から シリーズ」も 何本も録画して 古いタンスの中に 確かに眠っているはずです。
せっかくのビデオテープも DVDに代わり ブルーレイの時代になってしまっています。
倉本聰作品は ずっと見ていました。
どの作品も 好き。 心のどこかに 染み込んでくる~。
北海道から発信される その映像は どれもみな どこか悲しいけれど、暖かい…。
切なくて 苦しいけれど いつまでも忘れない感動があった…のです。
ドラマの中の些細な部分は すっかり忘れてしまっているけれど 大きなストーリーは 何十年たったいまでも 心に残っています。
今の20代の子供たちは この「北の国から」の映像を見て 感動するのかしら?
それとも 古くさいと 思うのかしら?
こんな生活 有り得ないと思うのかしら?
昨日まで放送していた 連続ドラマ版の「北の国から」の最終回を 見終わって ダンナがひと言つぶやきました。
「あの頃は 富良野って自然がすごい!って 思っていたけど オレらの生活とそんなに
差がないんじゃないか」って。
「そうだよ! 我が家はそのまま「北の国から」生活なんだからね。」
ちょっと、ビックリだよね。
富良野の30年後の現在は 観光の一大拠点になっています。
北海道で行ってみたい場所の中に 「富良野のラベンダー畑」はいつでもトップクラスです。
綺麗だもんね。
行きたいよね~。
高度成長期やバブルや その他の苦しい時代を経た現在は 少なくても80年代よりは生活が ずっと便利になっているのは 事実ですし。
北国の冬は 厳しい。 厳しいからこそ 人々は我慢強いし 優しいのです。
そんな「’84夏」「’87初恋」「’89帰郷」
小学生の純くんや螢ちゃんが 成長していく姿が 連続してみられるのも楽しみだわ。
二人とも 大きな自分の子供みたいに思って 見ていたような気がします。
ストーリーを知っていても また見たいと思う作品はそうそうあるもんじゃないでしょう。
だから、今年の暮れは ちょっと 嬉しい。
それから お正月からWOWOWで 倉本さんの完全オリジナルの
新作 「學」 が始まります。
こちらも カナディアンロッキーの大自然と 14歳の少年とお祖父さんの生き様の描かれた物語だそうで とっても 楽しみです。
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