水晶山に 登ろう
梅雨の合間には ぽっかりと 信じられないくらいの青空に日がやってくることがあります。
今日の昼間6月17日もそうでしたが この日 6月4日もそんな一日でした。
そんな日に (月曜日はサッカーのお休みの日なので) 家でじっとしているはずも無く
「水晶山にでも 登ってくるかな~? 裏山登りは いいリハビリになるぞ~。」
などと 暗に 一緒に登ってやるよ的な 発言を朝から何回も繰り返しています。
「この間の裏山よりは 登りやすいの?」
「まぁ、同じようなもんかな。 一番簡単なコースで登ればいいだろ。」
そんな 甘い(こういうのを甘いというのかどうかは、さて置き)言葉に乗せられて
その日の午後 メグタとともに 裏山から水晶山へ~
水晶山って すごいネーミングでしょ? でも 昔は本当に水晶が出たかもしれないんですよ。 ダンナが山の石が綺麗だから拾ってきたと言って 持ってきた小石は 中に透明な小さなカラス状の石がまざっていました。
「名前の通り 本当に水晶の山だったりして(笑)」
ありえるかも、ね
裏山から水晶山への 登り口はいくつもあって 今日はその一番楽なコースを登るという予定のはずでしたが…。
最初の岐れ道で メグタが選んだのは すごいコースでした。
どのコースが どうというのは 初めて登る私には 全く分かっていません。
「まぁ、なんとかなるだろ~。」という ダンナとメグタの後を付いて登っていくだけです。
「ひぇ~? これって道なの?」っていう獣道の急登を ガンガン登って行くんですね。
ここが 最初の登り初めなんですよ。
湿った落ち葉のつもった場所には こんな ギンリョウソウ が咲いていました。
ギンリョウソウって 知っていますか?
以前読んだ 推理小説の中では 山の中に捨てた死体にこのギンリョウソウが咲いて 事件が解決する というのがありました。
森村誠一だったような気がしますが だいぶ前に読んだのでタイトルも定かではありませんが…。
動物の腐敗物を栄養に咲くと その本の中に書かれていたのが ちょっと怖くて 今でも覚えています。
ここのギンリョウソウは 小さな塊でしたから リスか野ねずみなどの小動物の跡でしょうけど。
砂地の急斜面を登ります。 写真ではわかりずらいけれど かなり歩きにくい~。
登りはどんどん急登になります。
「これって、登山道じゃないでしょ? 崖登りだよ~!」
自分では ボヤいていたつもりはなかったんですが、私は 後ろから登りながら 一人でそんな言葉を ブツクサ言っていたらしいんですよ。
うん、本音だな~。
ついには こんな所まで 登るんだよ。
わたしじゃなくっても きっと 「ひぇ~。」って 初めて登った人は言うと思うな。
ストックを持たせてくれたんですが 滑る…し。
「…、万里の長城の方が 楽だった~
」
こっちも 本音。
頂上付近では こんな景色が 見られます。
安曇野の田園風景です。 この景色のために登ってきたのかも…。
でもまだ 頂上じゃないんです。
もうすぐ頂上。 メグタが心配そうに 私を待っていてくれます。 こういう時は「忠犬」かも。
そして「ここ」 が水晶山の 頂上。
何にもない ちょっとした 広い平地があるだけ。 見晴らしもイマイチ。
とにかく 完登だ~
確かにここが一番高い場所らしく 水分を補給して ちょっぴり休憩して
後は 先日と同じ、林道に抜けるコースで下山します。
林道は 満願寺につながっているので 今回は満願寺経由で帰ることにしました。
下山は 最後の林道に降りるところが 一番の難所、一気に急降下しなくてはなりません。
まだ足に自信のない私は 余裕がないので 今回も写真は撮っていません。(あしからず)
満願寺はちょうど「藤」が見どころで 綺麗でしたョ。
時間的には 往復で2時間弱くらいです。
だけど 今回は ヒヤヒヤしました。 お疲れ~です。 宝の山は 遠くで見るから宝なのよね~。
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