北京はデカイ~その⑤ 天壇公園と紫禁城
昨日の続き。
天壇公園(てんだんこうえん)というのが いわゆる北京の一般市民の方の憩いの場所なんですね。
昨日書いた祈念殿(きねんでん)のような大きな建物もありますが
公園内は とてつもなく広く、あちこちにみんなで集える広場がいっぱいあるし 芝生も半端なく広いし、大きな木々が植えてあるので たくさんの人々が思い思いの事をして楽しんでいます。
よく 中国のTV番組で 太極拳をやっている場面や 体操をしているという市民の姿が映し出されますが まさに ここ です。 あちらこちらでそんな姿が見られます。
公園内が広いので 人々は分散して あまりたくさんには思えませんが 一ヵ所に集めたらきっと ロックコンサート会場に集まる人ぐらいはいそうです。
広い芝生には こんな孔雀(?)のような鳥だって 悠々と歩いています。
だって、うちの散歩コースを全部歩いたとしても ここの公園の半分にもならない…
それくらい広いんだもの。
長い渡り廊下もあります。
ここの手すりで たくさんの家族連れが 休憩していました。
赤ちゃんは どこの国の子供でも可愛いね
この公園内の一角で 中国では最も有名と言われているらしい(こっちの方はとんと弱いので) 愛新覚羅の家系の書道の先生の書道も見せていただきました。
真近で 本物の筆がスラスラと書き上がっていきます。 見事な文字でした。
そして一言
「漢字は日本と中国だけね。」
韓国にも漢字は氾濫していますが 国用語は ハングル文字ですもんね。
日本人に 作品を買って欲しい~んですよね。
ここは パンフレットでは 掛け軸屋さんということになっていました。
シルク店にも 連れて行かれました。
この可愛いお姉さんがとっても上手な日本語で これまた可愛い声で一生懸命に説明してくれました。 中国人は商売上手~ね。
それと もう一店。 ラテックスという寝具屋さん。
噂では(ホントかどうかは定かではありませんが) ツアーの中の誰か数名でも各店舗で買ってくれれば いいんだそうです。
そういうふうな目で ツアーの参加者を眺めていると どかでも、いるいる。
大きな包を抱えたお客さん。
やっぱり 日本人は上得意様ね~ですか?
これが格安ツアーの由縁の スポンサーなんじゃないのかなと 想像してしまうお買い物店です。
今回も お茶、翡翠、ラテックス、シルク、それに掛け軸などなど 見学時間よりも長い時間をかけて コースに組み込まれています。
が、それもいい経験かも。
午後は 故宮博物院(こきゅうはくぶついん) 見学です。
ここが いわゆる 紫禁城(しきんじょう)です。
以前見た映画「ラストエンペラー」の中で 少年時代の溥儀が この赤い午門を自転車で駆け抜けるシーンがとても印象的だったので 全く同じ門をくぐる時は なんだか感激しました。
映画 ラストエンペラー 音楽 坂本龍一
http://www.youtube.com/embed/IbyHSmIR9fA
紫禁城(故宮)
http://www.youtube.com/embed/kFGWlJ9-Vi8
とにかく 大きい。
その大きさは 写真や動画では あまり伝わりません。 映画では大きさよりも華やかさが心に残りましたが。
中国の数々の皇帝が(24人) 築き上げてきた歴史と権力がどれだけ強かったのか
ということを ここに立っているだけで ひしひしと感じます。
ここ太和殿も 「王妃の紋章」という映画に出てきますが…。
王妃の紋章
http://www.youtube.com/embed/0elpHep5a1Q
本当に歴史の怖さみたいなのが伝わってくる映画なのです。
実際にここを歩いてみて 唖然としますね。
この広さにどれだけの 兵士が並んでいたのか…写真の人間の大きさでわかりますよね。
先程の太和殿や保和殿などは政治活動・外交用の外朝と言われ こちらの内廷は 日本で言ったら大奥のような建物が並びます。
全体の面積は72万平方メートル。建築物はやく15万平方メートルですって。
そんな数字が並んだって 「へぇ~?」ってもんだけれど
実感でわかるその数字の大きさ。 とにかく デカイよ。
日本の皇居もデカイと思ったけれど 比べられないほど 大きいです。
その上 ここは故宮博物院の出口ですが その後ろに遠く見える建物は 午前中に出かけた天壇公園の建物なんですって。
と、本気で思っていて 昨日はこの記事を書きましたが
北京人さんから メールをいただいて 大きな勘違いだったことが判明しました。
ゴメンナサイ。
私はガイドさんの話を半分しか聞いてなかったんですね
m(_ _)m 失礼しました。
本当は 景山公園の建物で 天壇公園は はるかもっと先 3km以上も先なんですって
北京で頂いた地図で確認してみると ホントだ
その通り~です。 はぁ~。
故宮と天壇公園は北京の中央に ほとんどまっすぐに繋がってる とガイドさんが話していましたから
ますます北京はデカイぞ どれだけ~?っていう大きさでしょ。
今日は ここまで 続きはまた明日。
(o・・o)/~再見~。
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