鷹狩山から霊松寺トレッキングコース
昨日の続きです。
鷹狩山(たかがりやま)というのは とても特徴がある山です。
この写真は これから訪ねる「霊松寺(れいしょうじ)」へ向かうために 乗越峠を下った辺りで 見えてくる「鷹狩山」です。
てっぺんに見える大きな松の林が インディアンの羽飾りみたいに見えると 思ったのは まだ若かりし頃のことです。 月日は流れても 相変わらず 私には 羽飾りのまま…に見えます。 他の人はどんなイメージなのかな?(わかんないけど)
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さて、いい風景をいっぱい見て 綺麗な写真もいっぱい撮れたので 次は「霊松寺」へ向けて 出発しますよ~。
案内図は公園内だけなので 霊松寺は記入されていませんが まず 左側方向に出てトレッキングコースを進みます。
トレッキングコースとなると やっぱり 下りもこの通り。 一気に降ります。
乗越峠を 越えた辺りから 車道になりました。 大町の風は涼しくて 気持ちいいんです。 のんびり気分で ゆるい勾配を ずんずん歩いていきます。
「まだかな~。」と 思いつつ 目標時間の30分近く 車道を下っていくと
遠くの方で 子供たちの 明るい声がしてきました。
森の向うに 見えてきたのが 「霊松寺(れいしょうじ」です。
想像していたよりも ずっと立派な佇まいです。
霊松寺の紹介文を 大町市のホームページから 引用させていただきます。
応永元年(1394)、仁科盛忠が能登常光寺から実峰良秀を招いて開山した寺で、曹洞宗寺院としては長野県内最古とされています。
江戸時代には幕府から矢印10石が与えられ、大規模な伽藍を誇っていましたが、弘化4年(1847)に起きた地震によって全焼していまいました。
現在は、再建された本堂のや庫裏、稲荷社、山門などが残されています。
このうち2階建て楼門形式の山門は、明治の初めに松川村観勝院から移築したもので、諏訪大社の宮大工立川和四郎のみごとな彫刻が各所に施されており、県宝に指定されています。
また、山門の脇には珍しい化石植物オハツキイチョウの大木がそびえており、ひときわ目を引きます。
その山門が これです。 屋根は茅葺きです。 天井の彫刻が見事です。
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山門の隣の大イチョウは まだ 黄色く色づくには まだ時期的に早く 明るい緑色でした。
子供たちの笑い声は 遠足に来ていた小学生たちでした。
「こんにちは うん、遠足だよ~(^^)/」
元気に 挨拶をしてくれました。
メグタが 嬉しくて「ワンワン!」鳴いちゃうので こんな見ごたえのあるお寺だったのですが 次には大イチョウが 黄色く染まった頃にまた来ようということにして そうそうに出発しました。
参道に光が当たって キラキラ輝いて見えました。 綺麗ですよね。
ここから 普通の車道に戻れば 後は大町の市街地を眺めながら山岳博物館の 駐車場まで ひたすら歩くのです。
山岳博物館 → 1:00 鷹狩山展望台 → 0:20 乗越峠 → 0:30 霊松寺 →0:20 山岳博物館
これが 本日の所要時間でした。
でも、実際にトレッキングコースを歩いていたのは 私たちだけ。 だって物好きじゃなくっちゃ こんなに歩かないよね。
展望台でであった他の数組の人は ドライブ。 車でガッと来て サァ~と 帰っていきました。
車で来るのなら 大町駅から多分15分みれば展望台に来られますよ。
霊松寺に咲いていた 萩の花。 光が当たって綺麗でした。
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