白鳥がやって来た
安曇野市には 「白鳥が飛来する場所」があります。
ちなみに 安曇野市に 白鳥が飛来するようになって 今年で29シーズン目なのだそうです。
その一つは 豊科地区の犀川の河川の、白鳥湖(はくちょうこ)。 安曇野インターのそばで 安曇野では 「白鳥」と言ったら ここ、一番有名です。
もう一ヶ所は 明科の河川敷です。 夏は花火大会の打ち上げ会場にもなる御宝田遊水池(ごほうでんゆうすいち)です。
クリックすると大きくなるよ。
今回出かけたのは 明科の御宝田遊水池の方です。
こちらは 白鳥が来るようになったのは 豊科地区よりも ずっと 後ですが 豊科よりも写真を撮るのには ずっと絵になります。
なぜかというと 遠く白馬三山から 常念岳、蝶ヶ岳まで の安曇野から見える北アルプスが見渡せるんです。 晴れた日には 見事な展望がきくんですよ。
本物の白鳥を見に出かけたい方は 下記 白鳥マップを クリックしてください。
豊科犀川 白鳥湖 (とよしな さいかわ はくちょうこ)http://www.city.azumino.nagano.jp/kanko/fubutsushi/hakuchou/hakuchomap_t.html
御宝田遊水池(ごほうでんゆうすいち)
http://www.city.azumino.nagano.jp/kanko/fubutsushi/hakuchou/hakuchomap_a.html
その雪をかぶった北アルプスが 一望できる絶好の場所に 白鳥や雁が この時期になるとやって来ます。
もう7~8年も以前のことですが、白鳥がアルプスを越えてやって来る姿を見たことがあります。
「渡り」は 隊長を先頭に 本当に くの字になって 渡ってくるんですね。
その時見た白鳥の一軍団は 8~10羽位だった気がします。
今思い出しても 本当にもったいない偶然だったのですが あの当時まだデジタルカメラが今のように普及していなかったのですね~。
もしあの時 デジカメを今のようにポケットに入れて持ち歩いていたら きっと面白い写真が 撮れたかも~です。 残念です。
あれから まだ 一度も白鳥が空を飛んでやって来る姿に 巡り会えていません。
白鳥が気になり始めたのは そんな「渡り」のおかげでしょうね。
当時 さも得意げに
「お母さん、今日 白鳥の渡り見たんだよ~」
と話すと 子供達は 当然のように
「見たことある~!」
「見た、見た!」
「ウルサイよな。」って 三者三様 答えました。
「え、あんた達も見たことあるんだぁ~?」
「ある、ある。」(笑)
「今頃~?」
ここの子供たち 集団下校で何キロも歩いているんだから 見るチャンスがいっぱいあったんだよね。
会話の中に 白鳥が飛んでいることが 普通の光景だったとしたら…すごすぎる~。
と 思ったのが思い出されます。 知らぬは親ばかり…なのでした。
まぁ、それはさて置き その頭上を 河川敷まで飛んで行った 白鳥軍団の賑やかなこと~。 ひと言で言ったら やかましい、騒音ですよ。 ムクドリなども時々 春と秋の一時期 森を通り抜けますが ムクドリも 鳥の数が多いのでかなりウルサイですが 白鳥のはそれの比ではありません。 とにかくデカイ声。 白鳥の軍団は 大きな掛け声をかけ合いながら 遠くへ消えていきました~
白鳥たちは ここへ来ていたんですね~(笑)
今年は もう27羽の白鳥が この場所では確認されたと 野鳥の会の紹介文が 掲示板に 貼られていました。
岸辺には 数え切れない数の雁が 日向ぼっこしていました。(笑)
雁と同じくらいのゆっくりとしたスピーでで歩くと すぐ隣を歩いても 雁は逃げたりしないんです。 人間慣れしてる?っていう風でもなく うん、マイペースなんだな。
なぜかこの子 後ろを付いてきた~ あんまし可愛いので 写真をパチリ。
野鳥は 触ったりしてはいけないので 写真止まりですが…。
動物と子供には嫌われない自信あり~でしたが 雁も OKみたいでした(笑)
ここには お年寄りの姿が朝早くから 見られました。 こんなに素敵な空間が ゲートボール場なんです。 北アルプスを眺めながら 朝からお元気なお年寄りの歓声が響きます。 白鳥と雁と カメラマンと ゲートボールのお年寄り。
田舎の午前中は のんびり~過ぎていきますね。
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こんな綺麗な景色も本物なんだけれど 河川敷の真ん中には こんな邪魔者も…。
ごみ焼却場の大きな煙突です。 人間の生活にはどうしても必要な処理場なんですが
正直にいうと なんでこんなに一番の絶景の場所に…という思いもありますよ。
前山の鉄塔といい (?)という箇所が あちこちにありますが
大自然はそんなことも 受け入れてしまうのかも しれないです。
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