やっぱり 青空が いいね。
子供の童話に「北風と太陽」というお話がありますね。
有名なイソップ童話なので 誰でもそのお話を思い浮かべることが出来るでしょ?
「北風と太陽」 http://www33.ocn.ne.jp/~maty/tales/world/sun/sun01.html
昨日までは まさに「北風」の日そのもので 今日は「太陽」のぽかぽか陽気でした。
太陽が背中から差してくると 朝晩が冷え込むだけに 柔らかい日差しは心地よく暖かくて お話の中の旅人が 上着を脱いでしまう…同じ気分です。
やっぱり 青空がいいね。
今朝 28日の NHK の連続朝ドラ「純と愛」見ましたか?
純ちゃんのお母さん(森下愛子)の 若年性アルツハイマーの症状が どんどん酷くなっていくというシーンがありました。 物忘れから始まります。 アルツハイマーということが分かった時点では もう治る病気ではなく進行を止めることしかできません。
ドラマの中でも その話が出てきます。
料理を失敗する、注意力が途切れて 怒り出す。 物がないと言い出して、その挙句 お金を盗まれたと騒ぐ。 自分のことを知らない周囲の人にいじめられていると言って泣く。
ああ、まさに 私が歩んできた道です。
一見 アルツハイマーの人は 普通の人と変わりません。 家族にも言葉巧みに話をすり変えようとするので それが病気なのかどうかすら認めがたいうちに 正気じゃない耐え難い現実を 目の当たりにします。
ドラマの中の純ちゃんのお母さんも 故郷の宮古島の土地と家を 無理やりお父さんが売り払ってしまい 新天地の大阪で暮らし始めた頃に 一気に症状が悪化しているようです。 我が家もそうでした。 仕方がなかったとはいえ 今なら もっと違う方法もあったのでは…と 思う後悔が フツフツと湧いてきます。
これから いったいどうなるのよ~?
って 今の時代は 徘徊してしまう元気なアルツハイマーの患者さんを 介護できるのはいいケアマネージャーさんに巡り会えて いい施設に入れることだと思いますが
ドラマだもんね。 もっといい方法が あるんでしょうか?
今週はそんなお母さんのお話になると思うんですが ドラマでも現実でも 介護はツライよ。 ゴールが見えない。 ゴールがあるとしたら 疲れない上手な介護の仕方? それとも 上手な最期の看取り方?
頑張る姿が微笑ましい、明るくて楽しいドラマだったけれど 重たいドラマにならないで 欲しいな。
負けるな、純ちゃん! 明日も見ちゃうだろうな。
私、今は 本当は介護のドラマや映画 あんまり見たくないんです。
でも、やっぱり 「介護の…」とか「アルツハイマーの…」とかが 番組表に書かれていると目ざとく 目に入ってきてしまうんですね。 それで 無意識にチャンネルを回してる。
見たって なんにも変わるわけでもなく、少しも救われないってわかってるのに。
そして「あ~あ。 やっぱり。」なんだけれど。
屋根の雪が 落ちるよ。 うちの屋根の雪は もうほとんど落ちたんだけれど お散歩中に 見つけたこの瞬間。 この後 「ドド、ドォ
」と 行きました。 Σ( ̄ロ ̄lll)
木々の雪が溶けて 凍った氷がキラキラ。 ☆彡☆ ☆彡☆
夕方も 青い空。 太陽が山の影に隠れ始めると 真っ白な雪も青い空と同じ色。
青い雪が 一面の雪野原。
地球は 青い星なんだって よ~くわかる気がする。 青い夕暮れ。
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コメント
「介護っぽい話」は振り返って全部読ませていただきました。
よくこれまでがんばってこれれましたね。
自分も今大変ではありますが、第一に金銭的負担がないってことが違うと思いました。我が家は騙されずに、預貯金が残っていましたから・・・年金ではやはり足が出ますが、食いつぶしていけば何とかなるのではと思っています。
第二に私にも主人にも親(自分の親・相手の親供)よい思い出がだくさんあると、言うことです。
金銭的、精神的に楽なら私が「大変~」とか言ってはいけないと、思いました。
やっぱり、青い空がいいですね。
読者登録させて頂いたので、度々お邪魔したいと思います。
私も「認知症」とか「介護」とかっていうフレーズに敏感なんです。
投稿: ちえ梟 | 2013年1月29日 (火) 00時07分
パソコンのせいかな??
私も、朝ドラ見てます。さいごは、明るく終わってほしいですよね!
綺麗な空ですね。冬の空は、特に青く見えるような気がします。寒い雪の季節だからそうみえるのかな?? メグタ君もいつもかわいい^-^
介護には、ゴールがないんですよ。いつもそう思っていました。その中で何とか気持ちを切り替えることができたら・・・と思っていましたよ。
青い空を見たら、すこしいいかも・・・
投稿: happymaron | 2013年1月29日 (火) 07時55分
お昼休憩にみんなで必ずNHKドラマを見ております。
ドラマとはいえ、純のお母さんを見ていると、何ともいえません(*_*)
せめて純には、明るく乗り越えてほしいです
投稿: ケイ | 2013年1月29日 (火) 09時59分
読者になってくださってありがとうございます。
全部読んでくださったんですね。スゴイ。
本当に世の中 ままならないことって 突然降って湧いてくるんだなぁ~って 思うでしょ。
人の介護の話も 読むと自分と重なって辛いでしょ。
他人のような親も理不尽で辛いけれど やっぱり自分の仲良しだった両親だったら
もっと違う意味で苦しいのかな~?とこの頃 いろんな話を見聞きして思います。
今朝の 朝ドラの男と女の介護に感じる危機感の温度差も 本当によく描かれていると思いました。
介護も大変なんだけれど 介護を経験してしまうと 何かの拍子に自分も
アルツハイマーに近づいているんじゃ…?と不安に思うときがあります。
アルツハイマー患者の大部分は 自分では病気だと思ってはいないんですからね。
もうすぐ老人だらけの日本になるのが分かっているのなら 有効な治療法や早期発見、お薬などの研究が進んで
どうせなら明るく楽しい老人天国!みたいになっていて欲しいですね。
無理だろうけど。
投稿: うっちゃん | 2013年1月29日 (火) 13時32分
昨日 午前中は 中電の電線工事で 我が家の周辺は停電だったんですよ。
って これがパソコンに入らない原因ってこともあるのかな~?と 思ってしまいましたが どうなんだろ。
ありえるのかな?
朝ドラ みんな見てるんですね(笑)
ホテルを頑張って作るお話かと思ったら 意外な進展でしたね。
最期は宮古で また小さなホテルを建てるんだろうか~?って
この時代家を一軒建てるのも並大抵のことじゃないけれど(笑)
宮古島に帰ったら もっと穏やかに過ごせるのは 確かなんだろうけれどね。
投稿: うっちゃん | 2013年1月29日 (火) 13時48分
コメントありがとうございます(=^0^=)
日本中 見てるんですね~。
少し前は 韓国ドラマでは認知症の親の登場する場面は多々ありますが
日本のドラマでは タブーだったのか以前はほとんど なかったのですけどね。
アルツハイマーという病気を 正しく誰でもどんな病気か分かっていてくれると
家族はもっとお気楽になれますよね。
街角で迷子になっている親を探すのは 迷っている本人も辛いでしょうが
正気の家族はもっともっと苦しくて惨めですもの。(経験者は語るです)
純ちゃんはドラマですが 明るい介護のヒントを ドラマの中で見せてくれるといいなと思います。
投稿: うっちゃん | 2013年1月29日 (火) 14時13分
介護のお話も、拝読させていただいております。
当方は、双方、アラセブンですが、妻を自宅で、ほぼ
完全介護です。暮れから、家の中でも車椅子を使う
ようになりました。週に1回、デイサービスにお世話
になっています。
こちらはアルツハイマー型ではなく、元来、穏やかな
性格ですので、ふたりとも穏やかに過ごしています。
名言を紹介している自分が、くじけてはならないので
淡々と受け容れて、淡々と生活しています。
小生が読者登録させていただいている方々の中にも、
記事の内容から推察して、ほぼ、2~3割の方が介護
されています。淡々と暮らしましょう。
投稿: しらこばと | 2013年1月29日 (火) 16時28分
コメントありがとうございます。
「淡々と」いい言葉ですね。
しらこばとさんのように 自分の人生を静観出来るようになるまでには 未熟者の私にはまだまだですね。
きっと奥様との素敵な時間が 穏やかな老後(なんて言っては失礼ですよね)が送れているんでしょうね。
お二人で過ごす時間が長いほど 夫婦ってきっと穏やかになるのだろうと察します。
うちの義母のような私から見たら淋しい終焉は 誰でも送りたくないのでしょうが
それでも介護施設では穏やかに淡々と生きているように思えます。
介護士さんにいたれりつくせりでお世話していただいて今が一番穏やかな時間かもしれません。
投稿: うっちゃん | 2013年1月29日 (火) 16時57分
はじめまして。
美しい青の空。。。氷のキラキラもキレイですね(^^)
色々と、難しい事も多いですが・・・太陽の光は心もキラキラさせてくれるような気がします♪
投稿: sora | 2013年1月29日 (火) 18時16分
コメントありがとうございます。
soraさんも お名前の通り 空が大好きなんでしょうね(笑)
私もです。
それにsoraさんの可愛い猫ちゃんの写真 素敵ですね。
以前 「猫の手」という写真集をテレビ番組で当てました。
その写真集の中の いろんな仔猫ちゃんの肉球に 共通する
可愛らしい前足の写真とキレイな目ですよね。
あんまり綺麗なので思わず見入ってしまいました。
私
投稿: うっちゃん | 2013年1月29日 (火) 21時20分
うっちゃんの写真を借りて、歌ってみました。
自分が会社に入った頃、NHKの”みんなの歌”で歌われてました。赤い鳥が歌ってました。
ビバルディの「四季」から、冬の第2楽章に詩をつけたんですね。うっちゃんの写真見てたら、この歌を思い出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=XKSb3_NPQ70&feature=youtu.be
投稿: メシダどすぇ〜 | 2013年1月30日 (水) 03時00分
赤い鳥~
白い道なんですね。

パチパチ
この曲のこの歌詞…本当にかの歌詞のために 私が写真を撮ったみたいにピッタリ~
映像ってこうやって作られると 感激ですね。
ありがとう。
なんか幸せな気分になりました。
投稿: うっちゃん | 2013年1月30日 (水) 09時16分
ごめんなさい、赤い鳥じゃなくてハイファイセットでした。山本潤子さんが歌ってました。
ごめんなさいのオマケです。これは、赤い鳥でしたね、春が待ち遠しいです。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=cvi1WyhoOgE
投稿: メシダどすぇ〜 | 2013年1月31日 (木) 01時38分
なんて懐かしいんでしょ。
赤い花白い花。
うんうん、はるか遠い日
フォークソングコンサートでは いつも歌う曲でしたよね(笑)
シンプルだけどだからこそみんなで歌える歌だよね。
投稿: うっちゃん | 2013年1月31日 (木) 16時52分
介護のお話、昨夜遡って読んでいたら夜中になってしまいました。(^-^;
何だかいろいろ考えてしまい、寝付かれませんでした。C= (-。- ) フゥー
あまりに壮絶で、言葉になりません・・・・
体験しない人が簡単にコメントできることではありませんね・・・
ほんとうにお疲れ様です。
読ませていただいてから1.23のブログ「あ~あ」を読ませていただくと、言葉1つ1つの重みが違いますね。
私、グループホームのことで友人のお母さんの例を書きましたが、昨日その友人に会ったので確認しましたら、入所の時は自立なさっていたとのことでした。
ごめんなさい。訂正させていただきます。(*_ _)人ゴメンナサイ
本当によい受け入れ先が見つかるといいですね。
祈っています。(-人-)
投稿: wind | 2013年1月31日 (木) 20時54分
我が家のお話で 一緒に苦しんじゃダメですよ。
一番目の危機はとりあえず乗り切りましたからね。2番目の危機も頑張って なんとか乗り切りたいと思ってますから。(^-^;
朝ドラの中でお母さんが錯乱しますが 毎日あんな感じでいろんな記憶が消えて行くんです。
それでもそれが実しやかに ゴメンネとか言われちゃうと 家族の方が状況を判断できずに混乱してしまうんです。
我が家のように家族の誰かがアルツハイマーという診断をされたら 大なり小なりこんな症状になるみたいです。
私は最初 こんなことが実際に起こっていてどうしたらいいのかという混乱の中で記事を書き始めましたが
逆にもし現在困っている当事者がいたら 読んで欲しいなと思ってもいます。
ひとりぼっちじゃないよってね。
投稿: うっちゃん | 2013年1月31日 (木) 23時07分
うっちゃんさん。こんちゃ〜\(^o^)/

大変ご無沙汰しちゃってま〜す
しばらく見ないうちに、回りは雪景色になってますね。
青空と雪景色で、メッチャ寒さが伝わってきます
介護っぽい話、2日かけて読ませていただきました。

うっちゃんも大変なんだね。なんて、軽々しく言うと怒られちゃうかもしれないけど、
何となく分かるよ。
病んでいる人に憎しみを感じると、結局自分が壊れていくよね。
自分が情けなくて・・・。
あたしも、あたしの主人も似たような状況。
主人の両親の話だけど、この10年の間に二人とも脳出血になり、2人とも要介護2です。
最近調子が悪く頻繁に病院通いです
今は歩いて2分程の所に住んでいて、世話をしてるけど・・・。
そろそろ、限界かも・・・。
やっぱり、主人は色々あって、父親にはあまり優しくできないんだよ。
そんな自分を、赦せないみたいで・・・。辛そうです。
「思いがけないプレゼント」のブログで、白熊のぬいぐるみと刺し子の手提げバッグの
お話しがあったけど、いつもそんな感じだと、平和でお互い幸せなのにね
うっちゃんも無理しないでね。自分の事も大切にしようね。
投稿: anbaby | 2013年2月 1日 (金) 11時52分
お久しぶりです(=^0^=)
やっぱり年齢が重なってくると誰でも親を背負って生きているんだよね。
いずこも同じですね。ご両親二人ともっていうのが辛いね。
無理をしちゃあダメなのはアンベビちゃんのほうですよ。風邪だってゆっくり休んではいられなかったでしょ。
残念なことに子供は親を選べないですからね。
昔からダンナのことを「なんで?」って 意味不明な頑固さにカチンときたこともしばしばですが
環境って子供心に大きな影響を与えているんだなという事は こんなオジサンになっても
ずっと尾を引いているんだな~とつくずく実感します。
だから 私はアンベビちゃんみたいに子供たちが思わずニコッとする
オバサンやお婆ちゃんも「うんうん、あるある」って優しい気分になれるブログ大好きです。
子供の時期を十分に親子で楽しまないとね。
どんなに仲良しでも親子なんて ある年齢になるとベタベタ出来ないし距離感が出来てくる間柄でしょ。
老いては子に従え…とは言うものの自我の強い老人は大人になったとはいえ
子供の言うことなんか聞かないしね。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~ あんな病気になってもですよ。エゴですね。
投稿: うっちゃん | 2013年2月 1日 (金) 14時26分