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2013年3月

2013年3月30日 (土)

今日は 犬のお話

 近所のスーパーへ お買い物に出かけたら とっても 可愛いワンコの姿が…

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 待ちぼうけ…だね。 おとなしくご主人様を待っている後ろ姿が 可愛くて思わずカメラをかまえてしまいました。
 飼い主さんは お買い物の最中でしょうね。 姿は見えませんでしたが、ワンコに一応
「写真とってもいいかな?」って声をかけると 顔を上げてくれたので 勝手に「OK!」を貰ったことにして 載せちゃいました。 

 この子はこんな顔  これを見つけて 「あ、 うちの子だ~。」と思った方は コメント下さいね。 おとなしくて いい子ですね。


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 なんだか ホンワカ癒されて 楽しいお買い物ができました。 
メグタなら こんなに人の出入りが 激しいメインの入口のような場所では 心配で置いておけません。
メグタも 同じスーパーで 何回も待っていてくれたことはありますが 裏の通路の遠くの方につないでおきます。
だって メグタったら気分が気まぐれワンコですからね。 誰にでも吠える訳ではないのですが 心配なんです。 

何に対して反応して 吠えるのかよくわからないのです。
今どきのワンコたちは おとなしくて人間に対して 滅多になくことはないのに ね。
以前に飼っていたワンコたちも この子みたいに 特別に躾をしなくても ちゃんとお座りして待っていることができたんですが メグタだけ なんでだろぅ~?
性別? 年齢? 服装? 子供? メグタが吠えなくっちゃと感じるスイッチは何なんだろうと いろいろ考えてみるんですが どうもよくわからないんですよね。 
ずっと側にいて10分間以上 平気で静かにしていたと思ったら 急に今まで一緒にいた同じ人に 「ワンワンwww」吠えかかることだってあるし…。
家族はいいけれど 初めて会った人は ビックリするでしょうし。 世の中 犬好きの人ばかりとは限りませんからね。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

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 ダンナは おこりんぼメグタが 大好きです。
自分と一緒に 森や山に番犬がわりに連れて歩きたいので このままでいいとずっと思っています。 吠えない犬なんて 野生では生きていけない~と思っているようですが 「この子 今だって野生で生きていないでしょ(笑)」って 思うんですが。 どうなんでしょうね。



     。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚  。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚ 


 雪が消えたので ダンナとメグタは またもや 裏山歩きが日常化し始めました。
「今日は いつも通らない しゃくなげ荘の裏山を歩いてきたよ。 すごい沢があるんだぞぉ~。」

と、ニコニコと帰ってきたのは いいんですが その後 大騒ぎになりました。

 なぜって メグタのお腹に なにやら黒いものが~?
そうです。 お腹に噛みついていたのは 「ダニ」です。 夏の山の熊笹を歩くと 犬の目元とかにくっついてくるのが その「ダニ」です。

先月 ニュースで「怖いダニ」の情報が 流れていましたよね。 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130219-00000238-playboyz-soci
そんなニュースをちっとも 知らなかったダンナは メグタのお腹から 無理やりダニをプチンと 剥ぎ取った…はず だったんだけど たぶん 噛み付いていた頭の部分が 残っていたんだと思うの。
もの凄く痛かったらしい。

▽・w・▽「ガルルゥwwww。」
おこりんぼのメグタが ますます 怒った。

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 怖い顔。 こわい顔。 
こんな顔 オオカミじゃないんだから 他のお家の犬はしないよね。
牙 剥き出しで~可愛くないし。 デジカメにもこんな顔してくれました。
誰に怒っているかっていうと ダニを引っ張ったダンナにです。

 「おい、メグタ~ぁ」
 「がるる~!」

 嫌な意味で 根性あるんだよね。 良いことはすぐ忘れるくせに。


 で、ダンナは大急ぎで 動物病院に走りました。 困ったときは ここでしょう。

 
そうそう、思い出しました。
去年のダニ騒動。 去年は もう少し遅い4月下旬頃 ダンナとお散歩中の山道で 大きなダニを貰ってきてしまいました。
 それも目のまぶたの横だったので メグタが怒って 取らせてもらえず やっぱり同じようにメグタを連れて 動物病院に走ったのを 覚えています。
確か その時も 「昔は手で ダニを引きちぎったものですが 今は薬で 自然にポロリと落ちるから犬にとっても痛くないんですよ~。」って 言われたんじゃなかったっけ?

去年もダンナが 連れていったんじゃ



 「今年は 早いですね~。 もう ダニが出ましたかぁ。」 
大西先生は 笑って言いました。 そろそろ 来るんじゃないかと思っていたんでしょうか?

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  ノミ、ダニ、フィラリア、疥癬に有効な塗り薬です。 
これがまた 高いんだなぁ
でも このおかげで 安心して野山を歩けると思えば 安心薬ともいえるわけで…。
ダンナ以上に頑固な メグタは 0歳児の時に 疥癬で掻きむしって大変だったから 早めの駆除は かえってよかったかもしれませんね。


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 メグタの大好きな枯れ葉のベッド。 
昼間はベランダか この枯れ葉の中でお昼寝していることが多いので 予防してあれば安心ですけどね。


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  とにかく ダニの事で怒ったのか 塗ったお薬が滲みたのか 夜になっても ずっと不機嫌なメグタ。

▽・w・▽「ガルルwwwwwwwwww。 ガルルゥ~

とやっていました。 
 可愛くないよ、そんな顔。 笑ってくれ~

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2013年3月26日 (火)

春なのに…春だから

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 春霞(はるかすみ)~この時期 遠くの山が白く霞んで ぼんやり見えます。
陽ざしがホンワカ 暖かくても 頭の上の空は 真っ青な青空が出ていても です。
これが 雪解け後の 初春の景色なんですね。
ぼんやりとした景色は まだ ちょっと絵になりませんよね。

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 そんな最近の午前中には ぼんやり陽気も、午後には必ずと言っていいほど 風が吹きます。 けっこうな強風です。
だから 安曇野市の有線放送では この春先は 「野焼き 禁止!」を流しています。 

 ここ連日 その有線から
 「火災発生! 火災発生!」という 放送が流れます。
普通 有線放送は 朝晩の2回で 「行政の連絡事項とか誰それがお亡くなりになりました。 行方不明のお年寄りを見かけたら連絡ください。」などのために流しています。
なので有線の音量は 我が家では最小にしてあるんですが 「火災」の時は緊急事態なので どこの家の有線の音量も 勝手に最大になるように調整されているらしく びっくりするほどの大声で「火災発生」を知らせてくれます。
 それというのも 都会では 消防車が何台もある大きな消防署があるでしょ? 火事の規模によって 何台も出動して 消火をしてくれますが ここでは地元の消防団が 各地域に持っている消防自動車でいち早く駆けつけて くれるんです。 消防団の人達は 自分の仕事を中断してでも 駆けつけて 消火にあたってくれます。

ほんとうに ご苦労様です。 ありがとうございます。

外で 畑仕事をしていても 聞こえるように~なのかな?と 勝手に理解しています。



 一昨日は 穂高と松川村の堺にある川の下草が燃えて 午後には消防車が何台も警報を鳴らして走っていきました。

 昨日は 有明山の麓の下草がボヤだったそうで 消防車が忙しそうに 走り抜けていきました。

 山の火災は 怖いです。
特にこの時期は 空気が乾燥している上に 枯れ草、落ち葉がいっぱいです。
うちの周りの 山全体が 枯れ葉に覆われているんですからね。
考えただけでも 怖いです。
枯れ草に火がついてしまうと その速さは 本当にビックリするほど速く 消火したと思っても (焼き芋を焼いたことがある人なら たぶん お分かりかと思いますが 枯れ葉の燠火(おきび)は しぶとくて 火種がある間は消えませんよね) 消したと思っていても風がちょっと吹いただけで また燃え出してしまうんです。
だから 山火事などになると本当に怖いと思います。

 あ~あ、また 今日も 遠くでサイレンが聞こえてきました。
ピーポーって聞くだけで 「また?」って思ってしまうのが 嫌だな。

山火事や山のボヤは 自分たちが気を付けても 防ぎようがありません。
うちの近くじゃないと いいなぁ。  風が収まってくれるといいな。 雨降りは嫌いだけど
雨が降って欲しいな~。

 山が霞んで見えるのが 山火事の煙じゃないといいな~と思いながら お散歩に出発。
今日は 北風。 ちょっと 肌寒い。 メグタに 引きづられて 歩きます。
今日は 原っぱだね~。

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 野焼きの匂いは 草の燃えたニオイです。
燃やすなと言われても ほとんどの土手では 野焼きをしています。
燃えカスが 雑草を防いだり 肥料になったり するんでしょうね。 たぶん。
 じっくりとゆったりと春がやってくる年は こんなに大急ぎで 動物も植物も 人間も 動き回りませんが 一気に春、芽吹きの時期が 追いかけてくると 特に農家の方は 植えるタイミングが大事なんだと思うんです。
今週にするか来週にするか…で 育ち方が違うんですもんね。
それに合わせて 収入だって微妙に変化するでしょうし、予測不能の気温や気象で 去年は…云々などとは言っていられません。
 が、火の扱いには 本当に気を付けて欲しいです。


雨が降って 少し大地が潤って早く緑が出てきてほしいな。
せっかく 雪が終わって ワクワク素敵な 春なんだから…  

 

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2013年3月20日 (水)

小さな春 見つけた

 「上野公園の桜」やら「お花見~だぁ」など 桜情報が 全国的に一気に始まりましたね。
春分の日の今日に なんだかふさわしい話題ですね。

 こちらは 桜はまだですが…。
それでも 確実に「春」になりつつあります。

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              「ふきのとう」

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             春の一番 「おおいぬのふぐり」

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              小さな春の使者 「ハコベ」


  雪の中からひょっこり顔を出す「ふきのとう」~なんて写真が撮ってみたいけれど 実際はこんなもんですよ。 今年の雪解けは超スピードで終わったので 地面の下で 植物たちも大忙しだったでしょうねぇ。



  それはそうと 我が家に新しい仲間がやって来ます。

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 ステップワゴンを 廃車にしてから 「あ~あ、安い軽トラが欲しいなぁ。」
と 口癖のように つぶやいていたら 思いは通じるものなんですね~
知り合いの板金屋さんが 持っていた 軽トラを超格安で譲っていただけることになりました。
それが この子
スズキのCARRY(キャリー) です。 金額聞いて驚いてください~(笑)
な、なんと 50000円です。 車検が7月まで付いています~。
そいでもって なんと れっきとした4WDなんですよ。


 電話では
 「かなり ボッコだよ~(笑)」
 「動けばいいよ~。 材料や 薪が運べたらいいんだから~。」


 今年のすごい雪で ダンナの車のバンパーが壊れました。 で、困った時には 何故か登場してくれる 我が家の助っ人の「板金やさん」。 
事のついでに 「軽トラなんてないよね?」とダンナ。
 「あるよ!」(どっかのドラマじゃないんですが~(笑))
 「見に行くか~?」というので 車を修理に出すついでに 一緒に付いていきました。


 「白馬の人が通勤に使っていただけだから 年式は古いけど 状態はいいよ。」
 「これ? 綺麗な車じゃん。 もっと ボコボコな奴かと思っていた。」
 「塩カルで あっちこっち錆びてるけどね~。」
 「これ、ホントに50000円で いいの?」
 「いいよ。」


 とりあえず 代車で乗って帰ってみることに…。


                

うん、うん。 乗り心地は上々
今時 5万円って 電動自転車の値段だ
こういうラッキーな話って 時にはあるよね。

夜 ダンナがサッカーに 軽トラに乗っていったら 後ろのライトが片っぽ 切れていたそうですが 自分で直したそうです パチパチ(直せるなんて凄)

譲ってもらう気 満々だよね。 


そして 軽トラックは いろんな手続きを変更してもらったら もう少しで 我が家にやって来ます。 

 軽トラを見ると なぜだか毎回 ワンワン吠えかかるメグタ
我が家にも軽トラが来たら 荷台に乗って お出かけ~なんて出来るようになれるのかな? (´▽`*)アハハ なんだか 楽しみ~。


 

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2013年3月17日 (日)

春…吹くか晴れるかどっちかにしてくれ~!

 今週のお天気は 一言で言えば 「予測不能」

 一気に春~雪解け。 
朝からキラキラ 青空が綺麗だなぁ~なんて思っていると 午後には にわかに空はかき曇り 木々は悲鳴をあげるほどに揺さぶられ 大嵐です。
 
まったく こんなに 一日ごとに 激しい爆風が やって来る春は 初めてです。

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             クリックすると大きくなります。

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 特に 激しかったのは 3月13日。 
13日って なんだかこっちの受け取り方もちょっと不吉なイメージ(?) ゴロも悪かったけれど 空の神様も そうとうご機嫌ななめだったみたいで 朝から 外は轟々と 森全体が 揺れていました。 外に出ようにも 強風と共に 唐松や松などの枝が バサバサ落ちてきます。 風に飛ばされて 落ち葉かホコリや花粉と共に 黒っぽく見えるほどでした。
 トイレにどうしても行くと うるさいメグタが ダンナと身支度をして外に出たものの ほんの玄関先で 帰ってきました。
音と風のすさまじさに さすがのメグタも 外出は諦めたのでした。


 

 この写真は お隣の土建屋さんの森です。
広い敷地内に 植えられている販売用の 樹木が こんな風に根っこから 将棋倒しに倒れてしまいました。 風の強さが わかるってもんです。

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 爆風は 夕方まで北アルプスに沿って あっちへ轟々 こっちへ轟々と 何回も移動してきて まるで「竜巻」のように 森を揺さぶって 雨が降るまで これでもか~!これでもか~!と 吹きすさびました。

 「コワイな~。」「まるで 竜巻だよね。」

 午後には 安曇野市の穂高専用有線で 強風注意の放送もされましたが 強風まっただ中の住民は
 「だからどうしたら いいのぉ~?」 ただただ 家に隠っているしか 仕方ありませんよね。
 「オズの魔法使い」の映画や絵本を見たのは はるか昔でしたが 主人公のドロシーさんと黒犬のトトは 大きな竜巻で オズの国へ飛ばされてしまいます。 アメリカのカンザスのお話でした。 あの当時 お話を読んで 「日本には竜巻はない」と思って 安心していました。 この数年は 安曇野にも竜巻っぽい大風が やってきています    どうすりゃ いいのかな?


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 翌日 メグタとお散歩中に 前日の 爆風の被害に遭った光景を 目撃です。
近くのペンションのすぐ前の木が ねじれて倒れています。
大きな木の先は 別荘の屋根まで届いています。 幸いにも 今はこんな時期なので 別荘には人が住んでいませんでしたが こんなことになるとは 誰も想像できなかったでしょう。 ね。


 やっぱり すごかったんだ。 と 改めて そこいら中に散らばっている小枝や 傾いている木々の 荒れた状態を見て コワイなと思いました。

 


 と、そんな時 浜松の妹から
  「大丈夫だったぁ~」メールが届きました。

 「TVのニュースで 安曇野の大砂塵の映像が流れたよ。 タクシーに木が倒れかかるようなのだったよ。」だそうで…。 浜松には流れたんだから もしかして全国放送だったのかな(笑) ホント、そのくらいすごい風だったもんね。

 でも 残念~。 見たかったな~その映像。 見てません~(笑)
要するにその現場の真っただ中にいる人は そんなのを見ることすら出来ないってことなんだよね~


 だけど、13日 たった一日で その大風が収まっているわけじゃないの。
困ったことに 午後は 強風 現在進行系…です。 
庭に散らばった小枝や 溜まっている枯れ葉を ホウキで片付ける毎日です。
その上 今年は これに花粉がどっさり混ざっていますよね。 
外仕事すると なんだか頭が重い。 


 で、仕方なく マスクとサングラスと帽子。 銀行で振込拒否をされそうな格好で 仕事仕事。 これを片付けなくては 庭は なんだかとってもみずぼらしくて 冬の忘れ物のゴミだけが 目立ってしまいます。
  でもね、落ち葉の下には ちゃんと水仙もムスカリも都忘れも しっかりと芽を出していました。 自然は スゴイです。



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2013年3月11日 (月)

原発なくても ええじゃないか♪

ヽ; 2010年 3月11日。 ちょうど今から 2年前の今日、日本人が絶対忘れられない 大震災が起こりました。
 大地震津波です。 
あの日 私を含めて 日本中のほとんどの人が 津波が町を村を 飲み込んでいく様子を息を飲んで見つめていたことでしょう。
震災に合われた方の ご冥福をお祈り申し上げます。



 予測不能の大地震。
それによって 起こってはいけない大事故が起きました。
 絶対安全だったはずの 「福島第二原子力発電所」は メルトダウンを起こして たくさんの放射能が近辺に放出されてしまいました。
チェルノブイリと同じ 状況に追い込まれたのです。

当時 東電「メルトダウンではない」と 何回言い切ったことでしょう。
2年経ってやっと あれはメルトダウンだった」 TVで発言しています。
 嘘まみれの東電の行動でした。 
今となっては 悔やんでも どう言い逃れしようと 取り返しのつかない「原発事故」です。
あの後 もっと、もっと 事故の真実と怖さを 国民が理解していたら~「全基 危険とみなされ停止まっていた 原発」廃炉に向かって 着実に進んでいたかもしれません。

 生活がかかっている地元住民の辛さもわかりますが。

 原発を優先して導入した張本人の「自由民主党」政権。
今回 国民が選挙で選んでしまったのだから 先行きは暗いなと思っていました。
自民党は 選挙の時に 「廃炉にする」事も 「原発をなくす」という事も 言わなかったんですよ。 言わなくったって 普通に考えたら 自分たちが作った美味しい原発を 止めるはずなんてないじゃありませんか。
廃炉にするためには 1台40年、原発の建設費用の何倍もの廃炉費用が掛かりますからね。

 で、案の定 先日 国民に何の相談もなく 安倍総理大臣「原子力発電を絶対に再開します。」と宣言してしまいました。 ありえません。 ( ゚皿゚)キーッ!!




 日本人なら 誰でも心を痛めている「福島第二原発事故」。
2年が過ぎても 何らの放射能をなんとかする方法は 依然として見つかっていません。
福島原発は 建物もあの日のままで 放射能は今現在も 空気中を漂っています。
NHKの報道番組で 最新イギリスの廃炉の実態を報道していました。 メルトダウンの報道番組も何本も報道されました。 
ご覧に成られたでしょうか? 原発最前線の現状でさえも あの通りなんですよね。
今最大の処理の仕方は 漏れないように現在考えうる最強の容器に封印して地下深く埋めるんです。


 要するに「原発事故が起きた場合 放射能をこの世の中からなかったものにする方法は 世界中のたった一人も まだ見つけていない」ということです。

人間が手を付けてはいけない物を 「安全」と称して パンドラの匣を開けてしまったということなんですね。
元に戻すことができない「原発」。 
だったら 稼働なんか絶対してはいけないでしょう  絶対にダメですよね


それで 月10日 日曜日
「2013年 つながろうフクシマ! ひろげよう脱原発 大行進 in  松本」に参加してきました。

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 集合場所は 松本城公園です。 
安曇野を出発したときは 強風混じりのけっこう強い雨が 降っていました。
 去年の参加者は 松本で1800人だったそうですが 今年はこんな空模様。
人数は 年々減少するだろうな、人はどれくらい集まるのだろう?と思いながら 小雨のぱらつく 松本市内をお城に向かって歩いていきます。 まばらな傘を差す人びとの後ろを ゆっくりと歩いていくと もう 公園には たくさんのカラフルな傘が並んでいました。 町中には見かけなかった たくさんの人が ここにちゃんとやって来ていたんです。 パチパチ なんか嬉しい。
思いは 同じ…「脱 原発だよ、ね。」

 朝の天気予報では 12時から3時までは 雨マーク
ちょうど 大行進の時間帯がピッタリはまっているので 
 「もしや福島人の涙なのかしら~。」 

けれど 集会が始まる時刻には 雨は 嘘のように徐々に 上がってきました。
傘が閉じられて 人々がずんずん増えていきました。


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 開催主催者の話では 「2013年 つながろうフクシマ! ひろげよう脱原発 大行進 IN 松本」の参加者は 公園内に1200人 外にいる人も合わせると約1500人位になるだろうということだそうです。
わざわざ こんな悪天候の中 ただ歩くために 集まる人々の大行進。
みんなの思いが どうか叶えられますように…です。
 



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 日本中の 北海道から鹿児島県まで たくさんの人々が 原発はやめようという人間として、親として当然の願いが 届かない怒りの思いをこめて 日本国に向かって大行進しているのに 何故 政府や電力会社には届かないんでしょう。
 「やめよう」は 国民の命を守るために 正しい答えのはずですよね。


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 会場には たくさんの子供たちの姿も見られましたよ。
彼らが 大人になる頃に どうぞ放射能被害の大人がいっぱいになっていませんように…。 原発はもう過去の負の遺産として 停止されていますように…。


 福島から見えた原発被災者の方々のお話が終わり 黙祷も終えて 
大行進が始まりました。


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 どこかの松本の市民グループに参加していない 一匹狼の私は いろんなグループの中から一番パワフルで 明るいグループの中に 紛れ込ませていただきました。


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 彼らの掛け声は 

 「原発なくても ええじゃないか
 「原発なくても ええじゃないか」(みんなの声)

 「子供のためにも ええじゃないか
 「子供のためにも ええじゃないか

 「原発なくても ええじゃないか
 「原発なくても ええじゃないか

 「地球のためにも ええじゃないか
 「地球のためにも ええじゃないか


 「中部電力 浜岡 廃炉
 「中部電力 浜岡 廃炉

 「廃炉」 「廃炉」 「廃炉 「廃炉

これでしょ。 私がずっと言いたかったこと。
まったくその通り。 いま叫ばないで いつ叫ぶんだ~!


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 大行進は 松本城公園から松本駅広場までの 約1Kmです。
人々の流れは続きますが 本当にあっという間の 距離です。

沿道では 「原発 いらない」 「再稼働 反対と 叫んでいるグループもありました。


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 松本駅前で行進の全日程は おしまい。 その後は各自 自由解散です。 
松本の市民は さっと集まり ごくごく自然に静かに解散していきました。
ご苦労様でした。


 たくさんの人々が 発信した「原発反対」
届くでしょうか? 立ち消えてしまうでしょうか? 
 原発は 人偽的な 人間の傲慢さが生み出した人災です。

同じ過ちをもう二度と起こしてはいけません。 福島原発の核の威力は 長崎・広島に落とされた原子力爆弾の20倍もの威力があるんだそうです。
それが日本中に 50基以上もあるんです。 古くなったからと放置したとしても どんなものでも寿命はあります。 一番消えて欲しい放射能よりも それを保存している容器の方が寿命が短いのだから 今が完璧で保存できたからと言っても いつかまた 次の時代の人々が 放射能漏れという問題に行き当たらないとも言い切れません。
 自然には消化できない物…原子力

 だから せめて 「原発 反対、原発 廃炉。」 叫ばずにはいられません。
 どうかお願いします。  遠い未来の 私たちの家族のために。

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 PS. 安曇野市は 平和宣言都市になったそうです。 先日の広報に書かれていました。
なので 安曇野市でもこういう大行進があるだろうと 市のホームページを探してみましたが 一行もそれらしい記事は掲載されていませんでした。
 安曇野市は 名前ばっかりで本当の意味の「平和意識」が どうなんだろう?
今叫ばなくって いつ叫ぶんじゃ~?

  長野、松本、塩尻、諏訪、上田、佐久、飯田、伊那など 長野県内のほとんどの市で 大行進が この9日、10日の週末に 開催されました。

 こんなに綺麗な夕焼け。  「大行進 in 松本」の帰り道の 安曇野の空です。

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2013年3月10日 (日)

春になるためには…

 
 ポカポカ陽気で 一気に雪が溶けて 近くのおうちの庭で もう顔を出している
「福寿草」を発見 雪の下でちゃんと準備をしていたんだね。 スゴイ。
なんだか「春が来た~」的 気分がしてきますよね。

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 春風って ポカポカなんだか 暖かいイメージがしますよね 
でも、最近の 春風ってのは そんな生やさしい言葉では 表現できない気がします。

 ここ数日は 気温がぐっと上がって 高く積もっていた雪の壁が解けて 地肌が出てきました。 ただの道が 雪解け水で キラキラ光っています。
確実に 「春」の気配がします。 けれど 連日決まって午後になると 怖いくらいの大きな音を立てた 突風が轟々(ゴウゴウ)と 森の木々を揺らしています。 幸い今日は 風が吹いてはいませんが。
 昔から「春一番」と呼ばれる南風が吹くと 春の訪れだと 言われてきました。
ここ数日吹き続けているこの強風が 春一番か春何番かはわかりませんが 優しい春の日を迎えるためには こんな北風と南風の 凌ぎ合いのような「風の日」が やっぱり必要なんでしょうか、ね~。

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 メグタは 泥んこ道が どうやら嫌いのようです。(もちろん 私もですが)
残っている雪の上を 歩こう歩こうとします。 黒い靴を履いたようになってしまう4本の足は 濡れタオルで拭いても なんだか黒っぽく 家の中に泥んことホコリを持ち込んで来てしまいます。 メグタを追っかけ回して 綺麗にするのは ホント至難の技なんです。 
 日差しが強くなると 緑が濃くなって 泥んこ道も新芽の道に変身です。 きっともうすぐですよね。

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 今日の猿」の一枚。 すぐ側を通り抜けても 全然 逃げません。 振り返って チラッと見するだけです。 お腹が空きすぎて 動けないのかな?
この頃は メグタも深追いはしません。 猿達は しばらくすると 山の方向へ静かに流れていきます。 もうすぐ 厳しい冬も終わるね。

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 ひとパトロールを終わった メグタはなんだか 嬉しそうでしょ(笑)
今朝は 山鳩の声が… 今年の一番です。 

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 2,3日前の夕暮れ時 。 雪解け水の流れが 光っています。


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 でも 今日はこんな感じ。 あっという間に雪が消えました。

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 こっちは 今日のうちの庭。 森の中には 雪が残っています。
 気温は16度。 
一週間でマイナスからこの気温へと変わるのは 体がついていかなくて ちょっと歩くだけで汗が出ます。 冬の間 部屋にこもっていたメグタが一日中玄関先で日向ぼっこしています。 ホワホワといい気持ちなんでしょうね。

  なんとも言えず ガサガサした空気。 PM2.5 も今日は 日本に届いたとか…。

黄砂が今日は舞っているんだと 今朝の天気予報で話していましたが 目がしばしばするので いろんな悪いものが ごちゃごちゃと混ざっていると 実感しますよね。

春もいいけど こんなオマケは 要らないな。 春になるのも いろいろ困難な 気候です。

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2013年3月 4日 (月)

ひな祭り

 明かりをつけましょ ぼんぼりに~

そんな可愛い歌声が聞こえなくなってから 久しい我が家の 「ひな祭り」

それでも 我が家の片隅には お雛様が 今年の寒さに震えながら 優しい光を放っています。 3月3日、そう今日は ひな祭りです。

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  先日 「女の子が生まれたら 雛飾りは 妻の実家が贈るべきものなのか~?」という話がでました。
どうやら世間的には それが常識と思われているお家の方が 多いようです。
でも 家族が核化して マンション住まいが多い現代には 少しずつ感覚も 変化しているようですね。
育った環境が違えば 「お雛様」ひとつ 行事一つに対する 感じ方も違うということです。
ダンナの家からは そういうことへの関心は全くないらしく 関わりを持つことは ありませんでした。 なので ダンナは 今も伝統行事には ほとんど無関心です。

 我が家では 長女が生まれた時に 私の実家の父が 「松本には 有名な人形の町があるそうだってな。 これでお雛様を買ってやれよ。」と 現金書留でお金を送ってきました。


 そのおかげで 松本のある小さな人形工房で この綺麗な お雛様に巡り会いました。
たくさんの人形たちの中で ポッと輝いていた気がしました。
迷うことなく 我が家にやって来た お内裏様とお雛様。
あれから 欠かさず毎年 飾っています。
 そうなんです。 このお雛様は 娘たちを守るためのお人形なのですが 一番のお気に入りは 私なんです。


 
 実家の浜松にも 「人形町」という地名こそ残っていませんが お雛様が飾られたお店が並ぶ通りがありました。 子供時代は 松菱デパート(今も ありますか?)のある浜松駅周辺は 親としか出かけられない憧れの場所だったんです。
今ならば 実家からほんの数キロの距離、大人なら ゆっくり歩いて約30分弱。 考えてみたら 子供の足でも 歩いてだって行ける距離だったんですが…。 今の子供たちのように 塾へ習い事へと遠くまで出かけていく時代ではなく 学区内から出てはいけない暗黙ルールが ありましたし そこからわざわざ出かけなくても 十分に楽しい子供の世界が広がっていましたからね。
 脱線しましたが、とにかく お雛様の並ぶお店の前を歩くときは 子供心にも何故か嬉しかった記憶があります。


  
 松本市も 城下町です。 大手町周辺には たくさんの人形を扱っているお店があります。 
最近は お雛様も 企業化した宣伝と 展示で高価な物から 小さなガラスケースに入った可愛いものまで 様々ですよね。 この時期 雛人形を眺めに 松本城周辺を散策するのも 楽しいかもしれません。


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  息子や娘に いつか女の子が生まれたら~このお雛様 誰か飾ってくれるかな~。
大切にしてくれるといいな~。 俗に お雛様は 一人にひとつのお守り人形だという説もあるそうです。 
この子達 代々 女の子に譲り渡すほどの高価なものではないけれど  このまま箱にしまわれて 眠らせてしまうのは なんだか可哀想な気がします。
 やっぱり人形には 魂がこもるのかも しれないですね。
そして私は このお雛様の 虜(とりこ)になってしまっていますし…(笑)


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 夕食は もちろん定番の「ちらし寿司」。
江戸時代は豪商とか 貴族とか 大名屋敷などに飾られた大きなひな壇飾り。
近代は普通のお家でも飾られる 大きな雛壇飾りも このちらし寿司も どこかの企業の陰謀だという説も どこかで語られていますが クリスマスバレンタインも ひな祭りも ないよりあったほうが ずっと楽しいに決まっている。
 ささやかな楽しみで 心を豊かにしましょう。


 私のもう一人の 三重のお母さんは 今日 3月3日がお誕生日です。  
素敵な日に生まれて いいですね。 こんなブログ上で申し訳ないですが

 「お誕生日 おめでとうございます。 ずっと 感謝しています。 長生きしてね。」


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2013年3月 2日 (土)

3月は 雨降りから始まった。

 3月になりました。 昨日2/28は 雪解けが始まりそうな暖かい一日だったので 春の便りが聞こえてくるといいなぁ~と思っていたら 今日は強烈な南風が吹いたあとに 雨がどっさり降っています。

 この雨で 雪がずいぶん解けました。 道は雨水と雪解け水で ぐしゃぐしゃです。
雪崩注意報も出ています。 この時期の雨は 気温とは関係なく冷たいんです。
すっかり地面が出てきて 春になってしまえばいいんですがね~。


  

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 3月と言えば 卒業式の季節です。 
長野県の県立高校の卒業式は 今日 3月2日(土曜日)が多いようです。 
この辺の高校は制服がない学校が多いので 高校生の卒業式でも大学と同じように 袴姿や振袖姿の 卒業生の姿が目立ちます。
とっても華やかなんですが、当日 吹雪いてでもいたら そりゃあもう 大変。

 
 今年は前日とうって変わって 明るい青空の 最高な卒業式びよりになりました。
よかったね。(笑)

 さっき、賑やかな甲高い声の 笑い声の一団とすれ違いました。
卒業式が終わって きっと謝恩会にでも行くんでしょうかね。
雪が少なくなったとはいえ 綺麗な着物で 転ばないでね~と 心の中で祈りました。

 高校生って複雑です。 進路の決まっている組とこれから発表される組。
楽しい人生の一大イベントの 卒業という門出。 
明るい将来に向かって ニコニコと笑って 卒業出来たら いいですよね。
と、少し以前に そんな風に まだ 中途半端な状態で 学校を追い出された経験を持つ母親として 10代後半の 中・高生に 緊張感に負けるな~エールで 応援したくなります。 きっと 嬉しい結果がやって来ますように。

 (´∀`)ノ.+:。「卒業 おめでとうございます。」



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 南風が吹いて 春っぽい日差しが 差してきました。
本当に 春はもうすぐですね。 

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