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2013年5月

2013年5月29日 (水)

上田城に行く

 「梅雨…」うんぬん とか言っていたら 本当だ 今日は雨が降っています。
関東甲信越地方に 「梅雨入り宣言」出ましたね。
庭に毎朝 ホースで水を撒いていたんだけれど やっぱり 本物の雨にはかないませんよね。 なんだか 花や木々が嬉しそう…

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 雨に負けないように 明るい話題。 

上の写真は 真田十勇士です。(笑) カッコイイでしょ。
 「ブログに載せてもいいですか?」って聞いいたら 決めポーズしてくれました。
彼らは「信州上田おもてなし武将隊」というんです。
一緒に写真などを撮ってくれますよ。 こんな十勇士に変身できるボードもあります。

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おもてなし武将隊

http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/shokan/0500/20120406102443478.html



 ダンナが元気に走っている頃 私は信州のもう一つのお城「上田城」跡に 出かけていました。
上田城というのは ご存知「真田幸村(さなだゆきむら)」のお父さん「真田昌幸(さなだまさゆき)」が築いたお城です。
現在は 本丸のあった場所は上田城公園として 上田市民の憩いの場所になっています。
緑の多い公園内は ただぶらぶらと お散歩するだけでも気持ちいいのです。


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 この綺麗な新緑の空間が 今から約430年くらい昔には 立派な天守閣のある本丸の場所でした。 今はキラキラマイナスイオンがいっぱいの こんな風に大きな木々が葉っぱを広げています。
 ベンチに座ってひと休み。 う~ん、気持ちのいい場所です。


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 本丸の隣には 真田神社があります。  真田井戸がこの神社の中にあります。
写真では絵にならないので もし出かけることがあったら 覗いてみてくださいね。


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 この現在残っている上田城跡の本丸に櫓門(やぐらもん)が復元されたのは、平成6年3月のことだそうです。 本丸東虎口の櫓門です。 
現存する3棟の隅櫓長野県宝に指定されています。


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 お城の内堀です。 
公園の周囲には たくさんのスポーツ施設があるので 土、日曜日などは陸上競技場から応援の歓声が聞こえたり 野球場から吹奏楽が流れたりしています。 賑やかで明るい声は 上田の子供たちの活気が伝わってきますね。
このお堀の周りを走れるコースになっていますから ランニングする人や ゆったりお散歩するお年寄りの姿も見られます。
いい街だな。

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 けやき並木の木漏れ日が 眩しいです。


 さて、この後は 上田市内の北国街道(ほっこくかいどう)の散策に出かけますよ。
暑いんだな~。 

続きは 明日 (o・・o)/~ 

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2013年5月27日 (月)

ああ、野麦峠~

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  5月25日(土曜日)天気は晴れ

 ダンナは この日のために 裏山を走ったり メグタと 何キロも走ったり…。
ここ数年 山のお店「バックカントリー」や 山を通じて 若い山仲間がたくさん出来たダンナ。
今の流行りは ただ山をひたすら登る登山ではなく 山を、林道を、トレッキングしながら駆け抜けるという強靭レースです。
距離が長いだけじゃなく タイムも競います。
その「トレイルラン」を 走ってみようか~?と言い出したのは桜の咲く頃でした。

 「ふ~ん?」

って 私は 「トレイルラン」って 知りもしないんだから まったくの空返事。

 「秋田の〇さんが 一緒に出ないか?だと。」 などと ちょっとウキウキ気分です。
こんな日は もう行くことを90%確定させたうえで 「行ってもいいか?」と口に出したわけで ちゃっかりと参加費用などを すっかり払い込んでいます。 
例によって 私が「また?行くのぉ~?」と ボヤく事を想定したうえでの 予防線を張っていつもの 事後承諾です。


 裏山はもちろん 先日紹介した「光城山」「長峰山」のトレッキングも この数ヵ月で 何回登ったことか。 
近頃の若者は 新しいことを始める時なかなか腰が上がらないようですが このくらいの年代のオジサンオバサンは なにか面白そうなモノを見つけると 飛びつくんですねぇ。
躊躇いもなく…┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~




 そう言えば 三浦雄一郎さんが80歳で「エベレスト」登頂されましたね。
 「おめでとうございます~\_(^◇^)_/\(*^^*)/ おめでとっ!」

そんな山男の神様みたいな 三浦さんだって 元を正せばお・ん・な・じ ニオイがする(笑)


野麦バーチカルキロメーター
http://nomugitrailrun.com/nvk/


トレイル仲間の先輩から(っていっても ずっと年齢は年下なんですが)
 「山に入る前の初めの舗装道路では 絶対に飛ばしすぎるなよ
という的確なアドバイスを貰って 初めてのトレイルランに挑戦してきました。


 一般コースは 一気に駆け抜ける1000Kmというサブタイトルがついている通り。 
参加者は 23歳から 最高齢が69歳。 20代~60代までの男女 130人が スタートしました。
ペンション並ぶ舗装道路から スキー場を駆け抜け 山を越えて 
距離としては約8Km



 前日 「大丈夫かな~?」と気弱な発言もありましたが
 「完走で頑張れ~。」と送り出しました。

私は サッカーでもこういうレースでも 大抵は応援に行きません。 
一緒にハマると 私ばっかり損しちゃうでしょ。 不本意になんだか引きずり込まれるもんね。 強制的になると 楽しさは半減ですし。

 午後3時過ぎ 
 「36位で ゴールしました。」というメールが。

すごいね。 初級コースとは言っても 130人の中には 日本全国からいろんな人がわざわざ走りにやって来るくらいの大会なんだもんね。
 「50代の2位だったんだってさ ^^ 」って ちょっとご機嫌。


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 この満面の微笑み~。 顔載せてもいいの?って聞いいたら 
 「嬉しいことなんだから いい」というので 紹介します。
これじゃ まだまだ ハマリそうですねぁ。


 ちなみに50代の1位の人は 57才だったそうで
 「俺の方が若いんだから もう少し頑張れたのにな。」だそうです。
 「でもね、初めて出て 脱落ってこともあったんだよ。」って言うと
 「それも有り得たな~。 まぁ、良しとするか。」ですって。
 ( ´艸`)プププ  ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

 

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2013年5月24日 (金)

初夏だよね。

 いつの間にか 森の中も 緑一色になりました。

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 森の中は~木陰は ひんやり涼しい爽やかな風が吹いて 心地いいです。
でも、この台詞 普通は 真夏に使う言葉だよね。
「沖縄が梅雨入り」~少し前に 天気予報で流れていました。
でも、雪どけの時期が 終わってから 長野県には 雨らしい雨がほとんど降っていません。 他の県でもそうですか?
雪が多かったから雪解け水の勢いで 川には水がたっぷり流れていますが 地面はカラカラ。 
なんだか「春」「秋」だけでなく「梅雨」という言葉も いつの間にか なくなってしまうんじゃないかと 心配ですね。


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 ほとんどの水田で 田植えが終わりました。 GW の頃に植えられた水田では そろそろ藻が広がってきて 雪山が映る水鏡のような こんな景色が見られなくなってきています。


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 こんな綺麗な景色が 見られるのも 後 数週間でしょうかね? 
空が青ければ青いだけ なんだか気持ちいい。 
空も水面も 地球の色です。

キラキラ、キラキラ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

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              クリックすると大きくなるよ


 カモミールのお花畑。 とっても甘い香りがします。

 健康オタクのダンナは 一時期 カモミール茶にはまっていて 近くのハーブ屋さんで 大入り袋で 買ってきた「カモミールハーブ茶」を イライラに効くとか言って飲んでましたっけ。 でも 何でも多ければいいってものでもなく ほどほどにとか 適量にとか 限度がありますよね。
自分のさじ加減で入れる本物のカモミールだったので 例のごとく
 「これが効くんだよ」
と 自分で入れて飲み始めてのはいいんですが ある日 得体のしれない頭痛が…
当時 急な変化といったら このお茶しか考えられない。
蓋を開けてビックリ。 
紅茶のポットに ふやけたカモミール。 こんもりするほどの量を入れてありました。

 「それは 1Lのポットに 麦茶みたいに薄めて飲まなくちゃいけないと ハーブ屋さんが言ってなかったの?」
 「いやぁ~? 言われてないと思うがなぁ?」
 「お店で ちゃんと聞かなくっちゃ ダメでしょ? これは濃すぎるよ。」
 「そうかぁ~  どうも キツいなぁと思ったよ。」


 私は以前 カモミール茶で ジンマシンが出たことがあったので 一切口にしていなかったのです。
カモミール茶はそのシーズンで 終了ということになってしまいました。
イライラは 収まったのかどうかは…疑問ですけど。


いまでも ティーバックの カモミール茶 売っていますよね?(笑) 

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2013年5月21日 (火)

リスの話

 森の中には 小鳥や小動物も 住んでいます。

昨日の午後のことです。(5月19日(日))
日曜日なのに サッカーの練習時間が 珍しく午後3時からだったので ダンナとメグタは お散歩に出かけました。 メグタがお散歩に出かけている間に 犬小屋の周りに溜めてある枯れ葉の山を 掃いて片付けてしまおう と 思っていました。

この枯れ葉のベッド。 メグタのお気に入りです。
でもね、虫もいない冬場はともかく このくらいの陽気になってくると 枯れ葉の中から いろんな虫たちが出てきて 大変なことになりますからね。
ダニやノミ駆除の お薬を獣医さんでいただいてきても このベッドを このまま放置していては なんにもなりませんからね~。
出かけると同時に 枯れ葉を取り除いて 家の周りに害虫退治の虫コロリの白い粉を 撒いておきます。 ついでに ベランダに吊るすだけで大丈夫の虫除けも吊るしておきました。 メグタがいなければ 本当に短時間で終わってしまいます。 やれやれ~


 ダンナと出かけると 普通は1時間近く 歩いたり走ったりしているのに 出かけてから ほんの10分くらいで 庭にダンナの姿が現れました。 メグタも静かに歩いてきます。


 「(メ・ん・)? やけに早いお帰りじゃん?」

 ダンナが 予想外に小さな声で 私を呼びます。 メグタもやけに 神妙です。

 「おい、おい。」
 「どうしたの~ぉ?」
 「これ、どうしたらいい~?」

って、ダンナの両手の中には 小さな小さな 思いもかけないものが 入っていました。




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 ねずみじゃありませんよ。
 子リスです。 手の中に入るくらいの小さな しっぽの長さを入れても せいぜい20cmくらいでしょうか。

本当に小さくて 軽いんです。 その小さな子が 「まだ体が温かいので生きていると思う」と ダンナが連れてきました。

 確かに ダンナから手渡されたときは ほのかに温かいと思いました。 目もうっすらと何回か開けたように思えました。

 「獣医さんに連れていこう!」
 「日曜の午後だぞ。 休みだしなぁ~。」

 「じゃあ、とりあえず バスタオルに寝かせてあげようよ。」
 「わかった。」
バスタオルに乗せて しばらく様子を見ることに。 その間に リスという記事を探して どうしたらいいのか調べてみることにしましたが 緊急の救急手当の仕方なんてのは どこにも載っていませんでした。  どうするよぉ~?



 経緯はこうです。

メグタと 電柵の道を歩いていると(それだけで いつも 歩いているので大体どの辺かわかるんです)電柵の所で リスの姿が…。
 「あ、落ちた。」 

 目の前で リスが落ちるのを見たそうです。
でも リスですからね~。 飛び降りたと思うでしょ? ふつう。
ダンナはそのまま通り過ぎようとしたんですが メグタはそこを振り返り振り返り 動こうとしなかったそうです。 
あんまり 動かないので 「仕方ない」と メグタの引っ張る通り そこまで戻ると メグタは電柵の下の方に 猿か何かが破いた穴があいていてそこから中に入り 大急ぎで口に何かをくわえて帰ったきたそうです。 
それが「この子」でした。

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見るからに 弱ってしまって しばらくして 小さい口を開いたので 水を一滴あげました。

 「水はまずいんじゃないのか? 死に水って言うじゃないか?」
 「でも、気を失っているだけなら お水で目を覚ますかもよ。」

それは 良かったのか駄目だったのか 今となってはわかりません。



 電柵は猿を防ぐために今から10年くらい前に 穂高町だった頃に設置されたものです。
当時はぐるりと張り巡らされていましたが 現在は電柵のあった山も 業者が分譲地を何ヶ所も開発してしまったので 今は電柵も約半分は外されて 電気も通っているのかいないのか…疑問符がつく状態です。 なぜなら 猿達は初めっから電柵なんかへとも思わず 何処へでも やって来ますからね~。(たくましいわ)

 だから メグタがくわえて来たという話を聞いた時には 「ヤバイ、噛み付いた」と思ったのですが 子リスを見た限りでは 外傷はまったくなく ダンナの話ではそっとくわえて来たそうです。

でも 赤ちゃんリスにとっては メグタは凶暴なキツネと同じに 思えたかもしれません。
もしかして「怖い。僕死んじゃうんだ~!」と ショックで心臓が止まっちゃったんじゃないのか~?とか。 

ただ、気を失っているんじゃないのか?とか。

いろいろ 考えてみます。


でも、リスって元気なら すばしこくってカメラに写すことだって 難しいんです。
そんなリスが たとえ子リスだと言っても そんなに簡単にメグタの口の中にくわえられるはずがありませんよね。

とすると、この子は 電柵で感電したというのが真実なんじゃないのかな?と思います。


 30分くらいすると 温かかった体が冷たくなってしまいました。
この小さな赤ちゃんリス「チップ君」は 固く完全に天国へ旅立ってしまったのでした。

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 小さなリスでも ちゃんと耳にはフサフサ毛が ちゃんと生えていました。
体と同じくらいの長いしっぽです。
そして 本物のリスの 小さな前足の内側です。
リスの前足って初めて見ました。
ほとんどの人が 前足の秘密を見たことないでしょ?

長くて鋭い爪の他に こんな風に2本の硬い大きな歯のような形の 爪がありました。
これがあるおかげで リスは頭が下の方向に つまり逆立ちでも 木を降りていけるんですね。

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 メグタが お家に連れてきて 助けてあげたかった子リス君。
ごめんね。 助けてあげられなかったよ。
そのままにしておいてあげた方がよかったかな?

 「でも、狐か鷹なんかに食べられちゃうんだぜ。」
 「お母さんリスが 連れて行かれて泣いてるかも…?」
 「埋めてやろうか?」


 そんなわけで 庭の「さくらんぼ」の木の下に 埋めてあげました。 この木には毎朝 たくさんの小鳥がやって来て ピーピーやっています。 きっと寂しくないでしょうからね。


 これだけじゃ なんだか寂しすぎますよね。。゜゜(´□`。)°゜。
だから もし元気だったらこんな姿だったんだろうなーと思わせる 可愛い動画を
YouTube からお借りしました。 

 可愛い「チップ君」を忘れないように 載せてみました。

 ホンドリス http://youtu.be/NVikzaPNyiw

 

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2013年5月18日 (土)

満開にはちょっと早いけど…満願寺

 暑いよね~。 7月の気温ですって!って言われても もう「?」「!」も 感じなくなってしまいました。 それくらい連日 夏みたいです。
 でも、ここは信州ですよ~ぉ。 朝晩は 普通の夏の日のように 一枚上着を羽織るくらいの 体感温度差があります。


 「ベランダよりも家の中の方が涼しい~。」

 メグタは もう そんなことを覚えてしまいました。
木陰の真ん中に 建っている我が家では ベランダも木陰にあるはずなんですが…
太陽の移動で 方向を変える影に合わせて どうやら 自分も影を求めて移動しているらしい メグタ君。
そんな努力をしても つながっている紐の長さで 限界が

 「ゥオ~ン」(おうちに入るよ~)

そんな事を 繰り返している今週。 雨が降る降ると 天気予報で流れているのに 翌朝はマークに変わっている。 雨マークが一日づつ 後ろにずれ込んでいます。



 そんなメグタが 喜んで出掛ける場所は ココ

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 ここは お馴染みの「満願寺」
豊富な湧き水と すぐ横に流れている川のおかげで いつでもヒンヤリ~しています。



 前回 で紹介しましたが 本来 「つつじ」の有名なお寺です。

うちの周りの森の中の「ヤマツツジ」が 鮮やかなオレンジ色で目を惹きます。
気温が 暦ではまだ5月ですからね、春を味わう時期なのに こんなに高いので 植物は今まさに必死です。 夏も春もごちゃまぜに 一気に咲き出しています。





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 満願寺のお庭は いろんな種類のツツジが植えられています。
今はピンクや赤などのカラフルな色の花がお庭を彩っていましたが 白色や本当のヤマツツジなどはまだ これから蕾が大きくなってきている所でした。
この勢いで 何日後に満開になるのか~?は 予測不能ですが 次に行く時は また全然違うイメージが広がっているとしたら スゴイと思いませんか?


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 メグタは ここの池が大好きです。 ひんやり涼しいので池の水をちょっぴり飲ませてもらってから ゴロンとひと休み。 その間に 私はパチリ パチリ。



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 水面に映った紅楓(一年中 紅葉しているような楓です)が キラキラしています。
メグタじゃなくっても なんだか ホッとする池です。 写真では大きく見えるけれど 小さな池ですよ。 湧き水が流れ込んでいます。


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 それにしても 今日も良く 吠えたね。 ダメじゃん。
 「お爺ちゃんやお婆ちゃんに吠えちゃダメ」って言ってるのに
 「こんにちは~。」
 「こんにちは~!」すれ違いのご挨拶に なぜか一緒に
 「ワォンと 叫んでしまうのよね。 この子。 
一番 問題なのはその大きな声。

 「あらぁ~、この子も ご挨拶だって(笑)」と言って下さる方も 多いんですが やっぱり私としては ハラハラです。



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 さぁ、ゆっくり 休んだし おうちへ帰ろうか?
まだまだ、帰りたくないメグタは こうやって 石段の上で踏ん張ります。(困)
駄々っ子みたい。 
楽しんでるな~、こいつ。


 

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2013年5月16日 (木)

長野市が 日本一 暑い日だったんだって?!

 暑っついね~。
昨日は 27度、今日は 長野市で31度C
それも 長野市では日本一 、最高気温だったそうです。 ほんと 暑いわけです。

長野県って 数年前までは 避暑地だったんじゃ? 
真夏日って まだ5月も15日ですよ。 衣替えだって6月1日からでしょ?
とか言って ちゃっかり半袖のTシャツをきています。 ホント 暑いよね。

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 この暑さで メグタは バテ気味。 お散歩はなるたけ森の中を歩くように 気をつけています。 
だってほんの3~4日前までは 夜の長野版の天気予報で 霜注意報が出ていたんですよ。 野菜の苗も やっと植えたばかりだというのに いきなり「真夏日」だって…。

  
 急には冬毛の抜けないメグタは 珍しく途中で日陰で休んだり これまた珍しく滅多に散歩中には 口にしない水を飲んだりしています。


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 そんなメグタは お留守番にして 今日は 長峰山(ながみねやま) まで出かけてきました。 低山ですが 風が吹いて 気持ちのいい涼しさです。



 長峰山の新しくなった展望台に 初めて登りました。 風が強くなってきて 吹き抜け部分で 轟々強風が流れて なんだか怖かったです。
こんな風が強くなった日の 翌日は お天気が崩れてきそうです。 

が、そのおかげでしょうか。 
空が とっても青くて綺麗でしょう?

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 安曇野から見える北アルプスが 白く光って見えます。 遠く白馬三山まで はっきりときれいに見えますね。 

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 安曇野一帯が 一気に見下ろせます。 眼下には 田植えが終わった水田が広がっています。




 こちらは 光城山から見た 北アルプスです。
長峰山光城山も 安曇野の西山です。 登山道は別々にありますが トレッキング出来る道でつながっているお隣同士の山なんです。

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 常念岳が 真正面に見えますね。 常念坊の雪形が はっきり見えます。 この雪形が出る頃が 田植えをしても大丈夫ですよというサインなんですって。 でも 今年は一気にこの暑さ。 どんな風に 稲が育つのか 誰にもわかりませんよね。

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2013年5月13日 (月)

アンニュ ヒ ケセヨ  最終日 

 いよいよ 最終日ですよ。 
 
旅の終わりが 近づくと いつも妹が口にする言葉。

 「あ~あ、終わっちゃうね。 次はどこ行こうか~?」です。
それくらい 今思えば あっという間の ソウルでした。

 
 ホテルへ キムさんがお迎えにきてくれるのは 朝一番 6時40分です。
大韓航空の飛行機の出発時間を 逆算すると こんなに早い時間に なってしまうんですよ。
だから 当然 朝ごはんもありません。 空港の待ち時間で なにか食べようかな~程度の気楽さです。


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 仁川空港へは 漢江に沿って道が続いています。 前日の雨もすっかり上がって 朝日が 川の水面にキラキラ輝いていました。 ホント ソウルって川の街だなぁって 実感します。 



 仁川(ニンチョン)空港に 私たちを送り届ける前に キムさんには もう一仕事 残っています。 空港近くのキムチ屋さんに連れていかなくてはならないノルマがあるんだから 仕方ありません。
普通 きっとこの最後のお土産屋さんで 観光客の皆さん ほとんどが残っているウォンを 消化するんだと思います。

 そんな私も 思惑通り 残っていた小銭で スプーンやスナック菓子の韓国版を購入しました。 ダンナにはこういう物の方が ウケルし~。

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 そして いよいよ 仁川空港に到着しました。 
キムさんの 快い接待のおかげで ほんとうに充分過ぎるくらい素敵な「てんこもりソウル」を 思いっきり楽しむことが出来て 感謝でいっぱいです。

 「m(__)m ありがとう ございました。」
 「こちらこそ 本当にお世話になりました。 ありがとうございました。」

 「楽しかったよ。 ソウルが大好きになりました。 また 今度はフリーでゆっくり来たいです。」
 「こちらこそ とっても喜んでいただけて 嬉しかったです。 また是非 いらしてください。 アンニョン ヒ カセヨ。」
 

 
日本に留学していただけあって とっても上手な日本語で ずっと 私たちに話しかけてくれていたキムさんが 最後に 言ってくれたのは この「アンニョン ヒ カセヨ(さようなら)」という言葉でした。

 ドラマみたいじゃん。 もう、韓国 大好きだよ。



 

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  素敵なキムさんとお別れして なんだか寂しくなりました。 
いい旅は 人との出会いで感激が何倍にも なりますね。 
今回は キムさんを一人占めみたいな少人数だったので 余計に親身に回ってくださったんだと思うと ラッキー の一言に つきます。。


 搭乗の待ち時間で 韓国風「サンドイッチ」のお店を発見しました。 
やれやれ、少し落ち着けば お腹はちゃんと空いているんですよね。

 私達は おばさんだから やっぱ 色気より食い気 じゃん。(笑)
コーヒー と またもや美味しいサンドイッチにありついて ちょっと遅い朝食です。
うん、空港のお店は 日本と変わらない金額でしたが やっぱりは美味しいな。



       。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚  


 「ただいま~。」

妹の家に たどり着くと 大急ぎで玄関先に飛び出してきたのは この子 

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 レオくんです。 猫なのに お布団の上で こんなふうに寝てる~ぅ。 猫なのに猫背じゃないんだって。 かわいい~ 


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 待ちくたびれて 最初はなんだか ツンツンしています。
そして ギロり。 
 「オバサンが来ると オカアサンどっかへ行っちゃうんだよなぁ~
って 思っていたかも…。
だけど 私 動物の調教うまいんだから
すねた顔が  また かわいい! って 一瞬で 手懐ける名人だよ。 (^Д^)♪



            ・・・・・    ・・・・・   

 
翌日 安曇野へ帰ってきました~。


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 気がついたら お土産の写真撮らずに もう配っちゃってる~。
で ダンナ用に買ってきた「ユチョンのラーメン」、「ソウルで流行っている お餅のチョコパイ」、「乾燥キムチ」、定番の「韓国のり」で、いいか~(笑)

 でも、この「ユチョンのラーメン」が メチャ美味い
新しい「ラ王」 生麺風のやつ 美味しいでしょ? 

あれと比べても たぶん「ユチョン」の方が 勝てるよ。

麺もうまいけど 量が多めで辛さが 抜群。

 「これ、美味いなぁ~。」と ダンナも絶賛。 
だけどね、かさ張るから5個入りを ひとつだけ買ってきたんだ。 
こんなに美味しいんだったら もっと買ってくればよかったなぁ~。 残念。

ちょっと高めだけどウケるかな~と思って奮発したのに あんまり好評じゃなかった「乾燥キムチ」より こっちの方がお土産的価値が高かったとはね~。

絶対 次回はこれにする。


 


     
 :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+


 さてさて、 いろいろ うだうだ 書きました。

最後まで読んでくださった 皆様に感謝です。 ありがとうございました。
(._.)アリガト 
ソウルに行って 心がほっくりして帰ってきました。

 でも 日本では「日韓」問題として いろいろ問題視されています。
私としては 絶対仲良しになって欲しい国です。 
本当に 一番のお隣同士なんですもん。

 我慢強くて なんだか優しい人々。 私は やっぱり 韓国が大好きだな。

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2013年5月12日 (日)

アンヌン ハセヨ ⑧ NANTAってすごいよ。

゜.+:。(*´v`*)゜.+:。アンニョン ハセヨ。 *:;;;;;;:**:;;;;;;:**:;;;;;:**:;;;;;:*

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 韓国へ行ったら ガイドさんに必ず薦められるもの。 
コスメエステと 垢(あか)すりと… もう一つ オプションには必ずついてくるのが この
「NANTA(ナンタ)」です。
 以前 はじめての韓国で 済州島(チェジュ)に行った時にも その時のガイドさんが
 「ただ今、ソウルで大流行の「NANTA」が 上演されていますよ。 是非ぜひ ご覧になって下さい。」と 熱弁されていました。 
済州島では 綺麗な海とその海に沈む夕日と 夜の市場で 私の心はでしたので もう十分それだけで…。
初めて聞く「ナンタ」 うんぬん どころではないのでしたが(笑)

 今回 頂いたパンフレットを読んでみると ソウル
済州島の2ヶ所「NANTA」を上演する劇場があるそうです。


 その後 「NANTA(ナンタ)」は 日本にも上陸。 絶賛上演されて います。


 だから今回は 本家本元 ソウルのNANTA劇場で上演される「NANTA(ナンタ)」ですからね~。 もちろん見に出かけますよね~

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 NANTA劇場というのは 明洞(ミョンドン)にありますが、日本の○○劇場などというような外見だけで さもあらんと言うような大きな劇場ではなくて 街中の映画館のような建物でした。 雨降りの明洞には 思ったよりも人出は少なく思えたのですが でも 上演時間になると いつのまにか 席は満席。
 観光客を中心に…と思いきや 韓国人がいっぱいです。 本当に人気のステージなんですね。

 登場人物は たったの5人です。 
優秀なヘッドシェフ、男前のカッコイイコックさん、色っぽいさいっぱい紅一点のコックさん。
とにかく この3人の腕前は凄いんですぅ。
トントン、トントン この拍子にあわせて あらゆるパフォーマンスが 繰り広げられます。
すっとぼけレストランのマネージャー、マネージャーの甥っ子のダメダメアルバイト。
で、計5人なんですが…。
彼らの繰り広げる 料理の世界は とっても可笑しくて、楽しくて、すごすぎますwwwwぅ。
パチパチ~。 

フライパンや包丁、まな板から 音楽が溢れ出してくるのです。
ダンスが 武術が 笑いが どんどん広がっていきます。



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 劇場上演中は 撮影禁止なので これ以上は撮影は無理です。

 とにかく 本物は すごい迫力です。 絶対 感激しますよ~。
中でも一番いいのは 言葉はいらないということ。
韓国人でも、日本人でも、アメリカ人でも その国の解説の言葉も 通訳もなんいもなくても 分かり合える素晴らしさです。

それに 映画やステージ 演劇などは基本的に 自分で感じる世界です。
だから、本物と出会った時の感激は 文章では表せません。
 なので ちょっと興味のある方は  下を クリック  してみてくださいね。
   


 NANTA  ナンタ
  http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=501


歌あり ダンスあり 演奏あり~で
あ^あ、 本当に楽しかったぁ~


   ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜




 帰り道 外は真っ暗。 その上 大雨。 
でも、心はなんだか「HAPPY~気分。 ほんわか帰ります。

雨でも、明洞からホテルまで もうちゃんと歩いて帰れますよ。(ムフフ)

 明るい光を放つ 可愛いパン屋さんを発見。
最近 はまっている「星も月もあなたに」というドラマの中に とっても美味しそうなパンが 毎回出てきます。 「製パン王 キムタック」いうドラマも パン職人のドラマでしたね。
韓国のパンは どんなかな~?
妹の顔を 傘越しに チラッと眺めると まんざらでもなさそうです。


安曇野でも 最近 見つけたパン屋さんに とっぷりとはまっているので ここでお店に入らないのは 後悔が残りそうだよね。 

 「韓国のパン 食べてみたいよね~。」
 「どんなパンか分かんないけど 美味しそう~だね。」

 そうそう、パンやスィーツは 別腹だもんね。
姉妹ってこういう時に 分裂しません。 好みまで似てるのかな。
だから、なんの迷いもなく お気楽に 格安ツアーに参加できるんだよね。 
妹となら ちょっとくらいカッコ悪くても 貧乏旅行でも まったく平気だし。



 ついでに 近くにあった 「セブンイレブン」で バナナセーキのようなジュースも買いました。
このバナナセーキは(正確にはなんていう商品なのかは読めませんが) テレビをつけるとなぜだか毎回 CMで流れているんです。 それがとっても美味しそうなの~。


 「セブンイレブン」になら 置いてあるかもね~ と思ったら やった~ 
大正解 
あった、あった。 うん、これ、これ。(写真中央 だよ)

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 私が好きだったのは サンドイッチ。(左上) 
もっちりとした フランスパンの歯ごたえと ベーコン(って豚肉だけの総称じゃないよね?)
の燻製の香りがするくらいの厚切りが 美味しかったぁ
値段も日本より 気持ち安い感じ。 1200ウォン~2000ウォンの商品が多かったな。
サンドウィッチは 2500~3000ウォンくらい。
味は とっても美味しい。 今の日本のパンは なんだか軽すぎて フワァ~となくなる感じのパンが多いんですが ここのパンは とっても手作りっぽい 私好みの食べごたえ。
こんなパン屋さんなら 毎日食べたいなぁ。
バナナセーキも 甘すぎず美味しかったです。 

 そうだ、こういう時こそ 「マシッソヨ」って言わなけりゃ。


夜に こんな風に食べちゃうから  なのだよなぁ~。
とりあえず 食べてから 反省

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2013年5月11日 (土)

アンヌン ハセヨ ⑦ 明洞は雨降り

 

「(○`・ェ・)ノ【あんによん】【はせよ】【~】【!】」

「昌徳宮(チャンドックン)」の 続きだよ。

宣正殿の一帯をすぎると 王と王妃の寝殿、王とその家族が生活していた中宮殿でもある「大造殿(デジョジョン)」があります。

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 この中宮には 屋根瓦にがいません。 「龍」は王様の印なのであえて外したと言われています。

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 下の屋根瓦は 宣政殿の屋根瓦です。 
見比べてみてください。
こちらは王様がいる場所なので 「龍」がトップに飾られています。 西遊記の飾りも数が多くなっていますね。 



 韓国では「オンドル」床暖房が現在でも使われていますが 王宮でも使われていました。


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 華やかな煙突は 王妃様用なのだそうです。

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大きな煙突が各お屋敷の周囲に見えます。 ここから煙が出ます。


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 これが 王室の裏手のオンドルの焚口です。 
 そうそう、王様のトイレも 紹介しちゃおうかな(笑) 

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 この小さなドアの向うに便器があって 毎日毎回 王様やお妃様などの健康チェックをする番人がいたそうです。 韓国ドラマの「チャングム」では 毒薬で命を狙う反対勢力がたくさん描かれていましたが どこの国でも毒見係が必要なくらい権力騒動が厳しかったということですね。


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 ここは王妃様の寝所です。 ドラマで よく見ますよね。 王妃様の寝所は 下から覗けないように渡り廊下の手すりの位置が他よりも高くなっているそうです。


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 所要時間1時間の一般観覧コースは 朝鮮王朝・王族の世界を いっぱい垣間見ることができました。 キムさんの解説もわかりやすくて 勉強になったし 楽しかった~。 

 「カムサームニダ。 チャンドックン。 アンニョン ヒ ケセヨ~。」


                            


 ただ、写真を撮るには 薄曇りで 「キラキラ感」が 足りずに残念でした。
青空の下の「昌徳宮(チャンドックン)」を 王様みたいに歩いてみたいわ。


 その日の午後は 食事の後は自由行動です。
この位の時間から 雨がパラパラ。


 自由行動には 「行こうね~。」と話していた 「明洞聖堂(ミョンドン ソンダン)」へ。


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 韓国ドラマの中に出てくる 結婚式のシーンといえば ここでしょう  

「明洞聖堂」は 韓国カトリック教会の象徴で 1894年フランス人のコスト神父によって建てられたそうです。

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 教会内には パイプオルガンの重厚な讃美歌曲が流れていました。
 「癒される~ぅ。」
妹は この教会がとっても気に入って ベンチに腰掛けてゆったり音楽を楽しんでいましたよ。 バッハは 教会に似合いますね。


          


 雨はいよいよ本降りになってきました。 ガイドのキムさんに お薦め散歩コースを 車の中で教えてもらいましたが こんな激しい雨降りじゃ オバサンはめげます。

 なので 明洞(ミョンドン)を お散歩しました。

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 右側に真っ白なビル「ユニクロ」ありますよ。

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 雨の中 明洞のゆるキャラ(?)も 傘をさして 足元が濡れて なんだか寒そう…でした。 



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 ここは どこだと思う? カッコイイお店でしょ? 
ここはね、マックで~す。
ソウルに着いてから 毎日 コーヒー を水のように飲んでいる私が コーヒーを まるで口にしていなかったので 
そろそろ コーヒーが飲みたくてたまらなくなっていました。

マックだからね。 1000ウォンだよ、ソウルでも。
でも このお洒落なマック、普通店内に ドッカンと掲げられている ハンバーガーやセットの写真が カウンターに飾られていません。

 「韓国ならプルコギマックなんていうのが あるんじゃないの?」
と 最初 妹が話していたんですが 小さい韓国語のパンフレット見ても
 「?~?」なので 無難に コーヒー だけに しちゃいました。 
こんな時のために ハングル語が 話せたら楽しいだろうな~。


 まっこと美味しいでした。




 明洞は雨が激しくなってきたせいか 人通りも まばらです。 デパートやお店にでも駆け込んだのかもしれませんね。
私達は明洞の街を散策しながら ついでに NANTA(ナンタ)劇場を 探しました。

今日の本命は 夕方5:00から。
オプションで「NANTA(ナンタ)」のステージを キムさんに予約していただいたので そのための 時間つぶしみたいなものです。

 さて、その「NANTA」は 想像以上に すごいステージでしたよ。
その話は また 次回で。 (o・・o)/~

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2013年5月10日 (金)

アンヌン ハセヨ ⑥ やっと 昌徳宮へ。

(v^ー゜)ヤッタネ!! 
 ついに 世界遺産「昌徳宮(チャンドックン)」へ 行きますよ~
今回 一番楽しみにしていた 場所です。
    

     ψ(`∇´)ψ ψ(`∇´)ψ ψ(`∇´)ψ



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 上の2枚は 「昌徳宮(チャンドックン)」の正門 敦化門(トンファムン)です。
1412年 昌徳宮の正門として創設されました。 韓国の時代ドラマで お馴染みの門ですね。

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 この案内図は 昌徳宮の入口でもらえる日本語版の パンフレットに付いている地図です。 クリックしてご覧になるとわかると思いますが ①敦化門から ⑨樂善齊一帯までは
一般観覧出来るコースです。

 私達はこの一般コースを 観覧したのですが ごく普通に歩いただけでも たっぷり1時間以上はかかります。  とっても広くて綺麗な王宮です。 
1~9は 建物が中心ですが 10~16は庭園です。
地図でも分かるように 大きな庭園が 建物の後ろに広がっています。
それが後苑です。

 後苑(フウォン)特別観覧という別のコースがあるそうです。

こちらもガイド付きのツアーになっているそうで 日本語ガイドの時間に合わせて 事前に申し込んでおくといいそうです。
 韓国ドラマ「屋根部屋のプリンス」の中に出てきた綺麗な池は この「芙蓉池(プヨンジ)」で 後苑にある池です。



 

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  う~ん、残念。 すぐ入口まで来ていたのに…。
まぁ、今回は「てんこもり」なんだから 文句も言えないわ~
次は フリーツアーで 是非 後苑特別観覧コース(所要時間 約2時間)を 回ってみたいな。



 さて 敦化門から 錦川橋(クムチョンギョ)を渡ると 一気に朝鮮王朝の時代にタイムスリップしますよ。


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 韓国の小学校でも 社会見学のような遠足が あるんでしょうかね?
この日は たくさんの子供たちが先生たちと 昌徳宮のあちこちを見学していました。
どこの国でも 小学生は 賑やかで元気です


 
 
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 進善門から 王様の道を どんどん進むと 仁政殿(インジョンジョン)が見えてきます。


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 昌徳宮(チャンドックン)正殿である 仁政殿(インジュンジュン)は 王の即位式臣下の朝礼式韓国使臣の接見など 国の重大な行事の行われた場所です。



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 韓国ドラマの 王様がこの場所で 儀式をしている場面は 誰でも一回は見たことがあると思います。 


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  石標が正殿から王道を挟んで 左右に一列に並んでいます。 これは家来の立ち位置が示してあるもので文字が刻まれていました。 身分制度の厳しい朝鮮王朝らしいですね。


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 これは  なんだと思いますか? これは儀式などに使われる天幕を張るための金具です。 こちらも今放送中の「トンイ」などを 注意して見ていると 「なるほど~」と思ってしまいますよ。



 この 仁政殿の中央には 王様の座られた御座が飾られています。

  その王様だけが許されるという後ろの屏風の絵をご覧ください。



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              クリックすると大きくなりますよ。


 「あ、なんか これって~
と思われた方は 韓国ドラマ「太陽を抱く月」を 見ている人ですねぇ。(笑)


 太陽は、月はのことなんだそうです。(皆さん、言うまでもなく もちろんご存知か!)
そして 現代に生きている私達は こうして本物を目の前で見ることができますが その時代に この太陽と月を見られたのは ほんのごく一部の人間だけだったのですね。
奴婢や平民なんかでは 王様の顔すら まともに見ることは出来なかったのですから 当然です。

 「でも、今では 韓国人にはすごく身近になりましたよ。(笑)」と キムさんが話します。
 「さぁ、どうしてでしょう?」
 「? ?」


 この正解は コレ

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 現在 使用中の韓国10000ウォンの紙幣 世宗(セジャ)大王の後ろに この太陽と月がちゃんと印刷されています。 

 「お財布の中の10000ウォンを見てください。」
 「うぉ~ 本当だァ」的な 感動をみなさんにもお裾分けです。

 韓国を出るときに 本物の10000ウォンは お土産にすべて消化してしまいました。 
家に帰ってから 「しまった! 一枚くらい取っておくべきだった~。 もしくはデジカメで世宗大王を一枚撮っておくんだった~」って 思ってもね~。


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 大通りで 世宗大王の こんな大きな像の写真は 撮ったんですけどね~。(笑)




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 ここは キムさんのお薦め 写真スポットです。 観光パンフレットにもよく載っています。


 次は「宣政殿(ジョンジョン)」。 王様が臣下と 国政を議論する場所です。


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 この青い屋根瓦を使用しているのは 現在の韓国で唯一 この宣政殿と 大統領邸の2ヶ所だけなのだそうです。
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 建物の天井や壁が韓国らしい色彩できれいですが 一ヶ所だけ不思議な所が
「青」って書いてあるでしょ? これは たぶん青い絵の具で塗るという意味だったと思われる部分を塗り忘れてそのまま残ったのではないか~?と 語られているそうです。
王宮がたくさんある中で 唯一の「青」なのだそうです。


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 ここは 庭ではありません。
 「大造殿(テジョジョン)」へとつながる空間に ぽっこりと空き地のような場所があります。 
ここには桜かユキノシタか そんな寂しげな花がこっそりと咲いていました。

 ここは「トンイ」の屋敷跡地だと言われています。 
世継ぎの王世子を産んだ女性は 普通は「王大妃(ワンテビ)様」と慕われて 多大な権力を持つことになるのですが テレビドラマでもご周知のように「トンイ」は奴婢の身分から 成り上がった女性ですから 彼女の死後は 王室からその記録すら消してしまったと言われています。 身分を重んじる朝鮮王族の中で 生きにくかったでしょうと さら地になってしまった跡地をみても その重圧の大きさがわかりますね。


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 おっと、今日は ずいぶんと長くなってしまいました。

 「大造殿」は 明日に続きます~(o・・o)/~

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2013年5月 8日 (水)

アンヌン ハセヨ ⑤ 三日目 朝から大変!

 「アンニョン ハセヨ~ (。・ω・)ノ゙ コンチャ~♪♪♪

 4月23日(火曜日) ソウルの天気はのち

 事件は 夜明け時に 起こりました。

ジリジリww ジリジリwwwww 

 
「わぁ 何? なに~?」
 「音? なにぃ 非常ベル??」
 「火事 えっ、火事じゃないよね
 「大変、とにかく起きなくっちゃwww。」

 突然の 非常ベル です。
 
しかも 時間は朝の5時
いつまでも 鳴り響いているので 飛び起きたものの 心臓がバクバク 
落ち着け~。 こんな時こそ 落ち着け、私。


 今日着る服は 決めてあったので服はすぐ着ることはできたけど こんな日に限って 荷物が バラバラ。 ベッドの横に スーツケース。 お土産は…テーブルに出しっぱなし。
ああ、バッグは…。 パスポート どこだっけ? 
靴は 歩きやすいトレッキングシューズだから 靴紐がうまく結べないwwww 
(´Д`;≡;´Д`)アワアワ  ~(°°;)))オロオロ(((;°°)~
どうしよ~! とにかく なんでもいい~急げ急げ! 

ジリジリWwwwwww  ジリジリwwwwwww 


 怪我をしてるから おデコから目にかけて 軟膏を塗っていたり湿布をしていたりしていたので いつも以上に モタモタ、オロオロ…。
そうだ 外は寒いし 上着,上着を着なくっちゃ~ ι(´Д`υ)アセアセ



でも どうやら どこからも煙も出ていないし 緊急の放送もない。 
フロントからは なんの連絡も入らない。
どうなっちゃってるのぉ~??


 身支度の素早い妹が ドアを開けて外を覗いてくれました。
東京に住んでいて 3.11の震災時以降 パニック経験の豊富な妹は 田舎の自営業で避難訓練すらも まともにした事のない私と比べて えらく冷静でしたよ(笑)
その間に 私も 「さぁ、いつでも避難できるぞぉ。」 身支度完成。 (^▽^)hoo


 「おかしいんだよ。 外には 誰もいない。」
 「煙もないし、火事じゃなさそうだね。」

 「ちょっと 見てくるわ。」と妹が フロントまで階段を降りて見に行ってくれました。
この部屋は 3階なので すぐです。 

 「フロントには ホテルの人は誰もいなかったよ。 どうなっちゃったんだろうね?
日本人のお客さんが 3人ぐらい様子を見に来ていたよ。」
 「うん、私も3階の様子見たけど なんかざわざわした話し声が部屋から聞こえるだけで 宿泊客も少ないみたいだよ。 3階は日本人ばっかりみたいだね。」


 もう  私はね、朝の5時って一番 苦手な時間です。 
1時間後のAM 6時には 自然とパチっと目が覚めるのだけれど
自分時間では一番 夢見心地のウトウト出来るいい時間なんだよね~。

だから、頭が働かない…なんて言ってらんないけれど。



 それから どうなっちゃったのかって?
それっきり 全く なんにも なかったのです。

暫くして 今度は 私がもう大丈夫だろうと エレベーターに乗って フロントへ話を聞きに出かけました。 ったって、私はハングル語が話せるわけじゃないんだけど。


不思議なんだけど 人間って こういう時は ちゃんと通じるものなのね。
私は ハングル語が わからないし、ホテル内を点検していた韓国人の 背の高くてカッコイイお兄さんを見つけて 捕まえた時には 日本語がわからないって 身振りで言ってましたが、
こっちの言いたいことがつたわったらしく 彼は 大振りなジェスチャーで 両手をグリングリンさせて

 「OK、ダイジョブ、SLEEPING、SLEEPING~OK ?」

と 眠るポーズまでしてくれました。 まぁ、しょうがないか。


 部屋に帰って 妹に
  「大丈夫、スリーピングって言われたわ。」って 話すと
 「でもねぇ、もう 怖くって眠れないよね~。」



で、朝から 眠れるわけもなく かと言って 出かける気にもなれず そんな時はまずTVですしょ。
韓国では NHK1,2も 放送されています。

そのNHKで 「安倍総理大臣、自民党一行が 靖国神社参拝をしました。」ってやってるじゃん
なんでこの時期に…と 思ってしまいます。
「だ・か・ら~ぁ?」ってことは ないでしょうけどね?

即、韓国の放送番組にまわしてみると
 「こっちは凄いニュースになってるよ

 日本では 靖国のニュースは たったの3分程度でしたが 韓国ではこれが一日中何回も繰り返して放送されていました。 
安部総理大臣は 韓国と上手に付き合いたいと 口先で入っていますが だったら何故 国の代表である人達が 公の名のもとに 靖国参拝をするのか…全く理解できません。
韓国に対する一種の威嚇行為なんでしょうか?
それって 北朝鮮の核ミサイルを落とすぞというのに 似ています。
核ミサイルがジャイアンなら 靖国に行くぞというのは のびのびた って言うことになっちゃいますが。
原子力爆弾で日本が被害を受けたのは被害者だ!苦しいぞ!と言うのに その苦しみと同じかそれ以上の苦しみを 日本人が韓国人に与えてしまったというのだって事実です。 
靖国参拝を報道される度に 忘れたい悲しみと戦争への怒りを 間違いなく思い出させているのではないのかと思います。 


麻生さんの映像は走馬灯のように 何日も流されていましたよ。
「自分の国のことだから~」的発言は 韓国人の心を きっと逆なでしているんです。
政治家の発言は 今やどんな言葉も一瞬で世界を駆け巡っています。
何語でしゃべっても コンピューターは 万能です。
公人である自分の言葉の何気ないたったの一言が 他の国ではどう伝えられるか そこまで考えなくては 現代の政治家は務まらない時代なのかもしれません。


韓国では現役大統領は その任期中は 刑事責任はいっさい問われないけれど 任期終了すると 全大統領の任期期間中まで遡って 追求することができるんですって。

 日本でもこんな制度にしたら(もっとも こんな制度に自分達で変えるはずもないでしょうけど ね) 日本の政治は すごくクリアになると 思いませんか?
国民投票の選挙がしたいです。

 先日も書きましたが 「虐められた方は忘れない。」「戦地にされた方は(攻められた方はの言い方の方が正しいかも)忘れない。」っていう 人間の感じ方の根本を 間違えて自分勝手な法則にすり替えてはいけないと 感じました。


 そんな だったから 非常ベルがなったのかなぁ。 と秘かに思っています。
まぁ、なんでもなくて ホントよかったよ。

  :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+


 さて 朝から そんなこんなで 大騒ぎだった3日目の 最初の訪問地は 世界遺産の「王陵(ワンヌン)」です。
 朝鮮王陵(チョソンワンヌン)は ソウル近隣地域を中心に40基が点在しているそうです。 宗廟の所でも書きましたが 韓国は魂と体は別々に 祀っています。 王凌は体を祀る場所です。
 その たくさんの王凌のうちの今回は「宣陵(ソンヌン)」成宗 (ソンジョン)王へ行ってきました。

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 日本の神社の赤い鳥居に似たホンサル門をくぐり抜けると 宗廟と同じく 石畳の神道が中央の 丁字閣まで続いています。

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 真ん中は魂の道で通れませんが 王様の道は 宗廟の王の道よりも 大きな石がデコボコとしています。 これには理由があって 歩きにくくすることで ゆっくり慎重に歩かせるための教えなんですって。 なるほどね~。

 

王陵は 儒教の礼法の空間が反映されています。 
大きく分けると 進入空間祭祀空間、陵寝(ヌンチム)空間の3つだそうです。
私には 儒教の教えはわからないので 参考資料の押し売りになりますが m(_ _)m


その進入空間は 先程の写真のホンサル門から神道が続く空間です。 
そして 祭祀空間は 遠くに見えていた丁字閣のある空間です。



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 丁字閣の中では 法事が行われたそうです。


 そして 小山の山道を登っていくと 陵寝(ヌンチム)が 見えてきます。


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 こんもりとした 朝鮮王陵は テレビなどでも紹介されて有名ですね。 大きな石で作られた 文官武官の像が両脇からお墓を守っています。 馬の像もありましたが。

 お墓の前に大きな 「魂遊石(ホニュッソ)」といわれる石のテーブルが置かれていますがこの石の下に地下の石室の入口があると言われているそうです。
なぜ 魂遊石が置かれているのかというと 盗掘を防ぐためだそうです。 
重さが何トン(って言われたか忘れちゃったけれど)では 盗掘は無理だと思わせるためだそうです。

 うん、なるほど 


 今回は 宣陵だけでしたが すぐ隣りには 王妃の陵もあるそうです。


 ここも韓国では 宗廟と同じく パワースポットとして たくさんの人が癒されに行くそうです。 神道を歩いている時などは 本当に 伊勢神宮の境内を歩いている時のような 清々しい気持ちになりましたよ。 感謝  パンパン したい気分です。
が、韓国の作法は 違うみたいだし。 心の中で…。


 続きは また (o・・o)/~ アンニョン ヒ ケセヨ~。

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2013年5月 7日 (火)

安曇野は 花盛り 

 あ~あ、ついに ゴールデンウィークも 終わりだね。
もたもたしているうちに たくさんの花が咲いています。 
キラキラ美しい季節です。  そんな季節にに追い越されてしまわないうちに
大好きな安曇野の ワンシーンを 紹介します。

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 柴桜と常念岳~いいでしょ 
空が青かったので ピンク色が華やかに目に飛び込んできます。



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 先日 紹介した時は 曇り空。 この日は 宇宙にも届きそうな ピカピカの青空だったので チューリップたちも 笑っているようです。     




 ゴールデンウィーク中に ほとんどの田んぼで 水を張ります。
今年もまだ気温は低いんですが 例年のごとく 田植えの準備が始まりました。


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 水を張った水田には こんな風に 北アルプスのまだ真っ白な雪をかぶった山々が映ります。 あと一週間もすれば どの水田にもトラクターの田植え風景が見られることでしょう。 水鏡のごとく こんな季節も 綺麗です。 (ただ 写真はまだ水を放ったばかりなので
 私のイメージとは違って うん、なんか ちょっとぼんやりしていて… 人( ̄ω ̄;) スマヌ
また しばらくしたらもっといい写真を 載せたいです。)


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 4月のある日曜日。 いつものように メグタとお散歩中のことです。
後ろからノロノロと 走ってきたピカピカの外車(私の好きなダークブルーメタリックの色です。カッコイイ~)が 止まって 窓越しに 声をかけてきました。


 「すいません、この辺に 「翁草(オキナグサ)」の群生地があるって聞いたんですが。
ご存知ありません?」
 「ごめんなさい。 翁草は知っていますが、群生している話は 聞いたことないです。」


 こんな近所に そんな珍しい場所が?? 本気で知らなかったのです。

 
 このゴールデンウィークに その「おきな草の野生園」を発見しました。

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 この ふわふわ綿毛みたいな穂が 太陽の光を浴びて 銀色にキラキラ☆彡。
きらきら、ピカピカが大好きな私は 「ここだ!」と思わず嬉しくなって写真をいっぱい撮ってしまいました。

 後でホームページで調べてみると「野生園」は オキナ草に魅せられた個人の方が 自力でここまで増やしたんだそうです。 苗も分けて販売してくれるそうですよ。
お話を伺えたらよかったんですが 人っ子ひとりいなくて こんな雄大で綺麗な景色を 私とメグタで独占してきたんですからね(笑)



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              クリックすると大きくなります。

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 こんな景色に 囲まれていたら オキナ草だって のびのび育つわね~。
ホント 綺麗な安曇野がここにも たっぷりとありました。


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林檎の花も 5月の初めの今がピーク。
秋には美味しいが 実ることでしょう。

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2013年5月 6日 (月)

アンヌン ハセヨ ④ ソウルの夜も…

 「アンニョン ハセヨ (。・ω・)ノ゙ コンチャ♪」

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 桜咲く 南山公園の ソウルタワー。 

次は ここ南山公園(ナムサン コンウォン)に 行きました。
南山公園は 数々の韓国映画や 現代版の韓国ドラマに登場しているので どこかで見たことがあるなぁ~と思う場所が 何ヵ所も 見つかりました。


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               クリックすると大きくなります

 
 ソウルタワーが見える噴水公園です。 
噴水は この週末から始まったばかりで 先週キムさんが連れてきたツアーでは まだ放水されていなかったそうです。
 「みなさんは ラッキーでしたね。」


 ソウルの人たちの憩いの場所なので たくさんの家族が お散歩を楽しんでいる姿が 見られました。


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 こんな光景は どこの国でも 同じですよね。 
うちの子供たちも 3人並べて 写真を撮りまくりましたっけ。 懐かし~い。

キムさんがカメラのシャッターを押してくれる時の掛け声は 「キムチ~!」ですよ。 
日本の「チーズ」と同じ、口元が上がって 自然と笑顔になりますよね。




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 ここも いろんなドラマに出てくる大階段。 
これを見て 「ここ 知ってる~と叫んだ人は かなりの韓流ドラマを 見てる人ですね(笑)
 一緒に行った妹が 今回 東京から帰る時に 貸してくれたDVDボスを守れ」の中にも この階段いっぱい登場していました。


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 こんな大きなくまを抱えた 男の子が 彼女にプレゼントするシーン…韓国ドラマや プロモーションビデオで 見たことがありませんか?

 それそれ、見た見た~ぁ (~_~;) ちょうどそれでしょ? これって( ´艸`)プププ。

 「韓国の恋人たちは 本当にくまを 贈るの?」って 早速キムさんに聞いてみました。
 「ホントですよぉ。 記念日に 贈られて結婚したっていう友達もいますよ。」
 「わぁ、ほんとなのね。 キムさんも 頂いたことあるんですかぁψ(`∇´)ψ」
 「私はありません~(笑)」


こんな素敵なキムさんですもん。 贈りたい人は きっといますよね。



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 夜は オプションで 「漢江(ハンガン) ナイトクルーズ」に 参加しました。


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 ソウルに欠かせないのは この 漢江(ハンガン)です。 大きな穏やかな流れの漢江に沿ってソウルも歴史はつながっています。
現代版のドラマでは デートコースに 必ず 漢江のほとりが出てきます。

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 たくさんの橋は 照明がされていて綺麗です。 たくさんの車の流れが 川に沿って揺らめいています。


 「今日は 噴水ショーが開かれるそうですよ。 楽しみですね。」
と ガイドさんであるキムさんが とっても楽しみにしている噴水ショーって??

 「ビックリしますよ。 絶対 お薦めですから~(笑)」
と 詳しいお話はしてくれないんですよ。


 後半の30分間 「ショーが始まります」のアナウンスが流れると 看板で景色を眺めていた人たちから 「キャ~。キャ~という どよめきが。

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 橋から水が 放水されています。 噴水っていう言葉で 水は下から上に上がるものと思っていた先入観。 こういう方法もあったのね(笑)
私達は キムさんが「ここなら 大丈夫。」と勧めてくれた 屋根がある2階部分だったので そのしぶきがかかることはありませんでした。 でも、悲鳴と共に たくさんの人が駆け込んでくる姿は パニック映画の映像みたいで 笑えました。
( ´艸`)プププ ψ(`∇´)ψ ( ´艸`)プププ ψ(`∇´)ψ ( ´艸`)プププ 


 

 水しぶきの後は ライトアップされた色とりどりの虹のようです

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              クリックすると大きくなります。


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 綺麗でしょう? もう うっとりです。 いろんな色に変わるんですよ。 写真は もう撮りまくりです(笑)


漢江ナイトクルーズ 噴水ショー

"http://www.youtube.com/embed/09CVfAvyVrA"

動画はYouTubeから お借りしました。


 この後は ナイトクルーズ(夜景写真 1,2枚目)で見える大きなビル「63ビル」の最上階からの夜景を 眺めました。

なぜ「63ビル」というのかというと 地上60階、地下3階で 東洋一高いビルディングなのだそうです。 

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このビルは 最上階が展望窓になっているので 先ほどクルーズした漢江南山公園ソウルタワーの灯りまで 見下ろすことができます。
写真は ちょっとブレ気味で ごめんなさい。 夜景は難しいわぁ。(´・ω・`)ショボーン

こちらもまた デートコースとしては 最高なのでは…。


 そうして 忙しくて素敵なソウルがてんこもりの2日目が終わったのでありました。

あ~あ、ソウルってなんて ステキ~と思いながら いい夢みようっと…


続きは また (o・・o)/~

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2013年5月 5日 (日)

アンヌン ハセヨ ③ 二日目 つづき

  昨日 5月4日のニュースで ソウルの南大門の復旧式の映像が流れていました。

 そうそう、私たちも 車ですぐ側を 一瞬で通り抜けましたが 覆いがかかっていましたし、ガイドのキムさんは 放火で焼失したと 軽く話されました。 すぐ近くのソウル駅の外観が 赤レンガの東京駅に似ているという話の方が 盛り上がったので すっかり忘れていました。(ソウル駅も 赤レンガに丸時計 おんなじですよ)


 ソウルで一番古くて歴史のある南大門。 次は これを見に行きたい な 






  さて こっちが 本題。 
次にキムさんが連れて行ってくれたのは 北村韓屋村(ブッチョン ハノッ)。

北村韓屋村
というのは 韓国の李朝600年の歴史が そっくりそのまま残されているお屋敷が並んだ場所です。




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              クリックすると大きくなるよ。


 3泊4日のツアーとは言っても 初日と4日目は ほとんど移動日となってしまうのが 本音です。 だからこの北村韓屋村 じつは一景から八景まで あるんだそうですが たったの2日間で ソウルにあるその他の世界遺産も たくさんこなさなくてはいけないのです。

なんていったって このツアー「てんこもりソウル」と言うネーミングがついているくらい 盛りだくさんですからね。
だから キムさんは 北村韓屋村の中で 韓国の映画やドラマによく出てくる 一番の人気スポット「北村第六景」から「北村第七景」を 案内してくれました。

最初の一枚は キムさんのお薦めの写真スポットですって。
古い町並みと現代のビルディングが 映り込みます。
大きくクリック出来るように しましたが 「ふたつの時代」が伝わったでしょうか?

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 わかりにくいので 大きく写すとこんな感じです。 京都の街並みに京都タワーが入ってしまったみたいな感じかな?


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 このおうちの前は ドラマの中で男女が別れのシーンによく使われている場所なんですって。 右と左に別れていく…そんな悲しい場面のワンショットが浮かんできそうですね。


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 この立派なお屋敷が並ぶ北村韓屋村は 現在も高級住宅街として 実際にそっくりそのまま住民が住んでおられます。 家を修繕するときはソウル市の補助が出るそうですが 昔のままを維持しなくてはならないので 専門の職人さんが昔ながらの作り方で工事をするそうです。
 重要な建物を守るのはどこの国でも大変ですよね。


 なので 町のあちこちに こんな看板を見つけることができますよ。


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 可愛い絵ですが これは市で作ったものだそうです。  「静かに してね!」という言葉が書かれているようですよ。  「しっ!」は 日本でも同じだね。
 


 「ここには すごく強い気がありますよ。 いただいて帰ってくださいね。」と紹介してくれたのは この建物。

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 ここは 前 李・明博(イ・ミョンバク)大統領が 当選前に住んでいたお屋敷だそうです。
木の枝でちょっと見えにくいのですが 竜の飾りが見えます。 これは明博 前大統領が この家に住んだ時に ご自分で作ったものだそうです。 竜は本来 王様の印で 個人では使わない暗黙の了解があるのだそうです。 この竜を飾った後に 大統領に就任したのだそうで ここには 強い気があると 受験生や野心を叶えたい人がやってくるそうです。

 「さぁ、いっぱい気をもらってください~(笑)」


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 現在はもう他の方の お家ですので お静かに…。



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 この変わった建物 な~んだ? 正解は ソウル市役所です。
ワァオ、絶対 見間違えない建物だよね。

この近くの 徳寿宮(トクスグン)で 守門将交代儀式が見られるというので この場所で車から下ろされました。 
王宮は世界遺産の昌徳宮、最古の古宮の景福宮昌慶宮徳寿宮…と たくさんあります。
 ところが 行ってみると本日は月曜日 守門将交代儀式は 違う場所で行われているということが判明です。 

Σ( ̄ロ ̄lll)ガビ~ン! まあ、大変!
 キムさん、焦る~。 


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 でも、大丈夫 
昔の王様が 籠や馬で歩いた道を 現代の車で飛ばせば ほんの10分程度です。 
儀式はもう始まっていましたが なんとか 王朝時代の世界に間に合うことができました。


 ここは 景福宮(キョンボックン)
ソウル第一日目の写真に載せた 王宮です。

韓国ドラマ「屋根部屋のプリンス」で 現代に来てしまった王世子(セジャ)さまと4人の家来が 一番最初に軽トラックで下ろされる王宮が ここだそうです。
私が ソウルにやってきている間に 最終回を迎えてしまいました。
その最終回を録画でみましたが、「泣けた~。」

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  守門将(スムンジャン)は この光化門(クヮンファムン)を開閉し、勤務を交代することによって 国王と王室を護衛し 国の安定に貢献したと言われています。
守門将制度が整備された15世紀朝鮮前期の服飾、武器などを 当時そのまま再現してあるそうです。

 景福宮は 最初の予定にないので 大きな光化門、後ろに見える興礼門だけでもかなりな広さです。
そのまた奥に広がる景福宮(キョンボックン)には 足を踏み入れることはできませんでした。 
 いろいろ紐解いていくと 景福宮(キョンボックン)は 日本との軋轢の象徴のような建物らしいです。 「豊臣秀吉の時代 朝鮮に攻め行った」という話を歴史で習いましたよね。 それが この景福宮。 加藤清正らが 燃やした王宮なんです。 日本人はその後 もう一度 この景福宮を 壊してしまいます。 第2次世界大戦時代の 日本軍だそうです。
戦時中とはいえ 日本は アメリカ軍に お城を焼かれてはいませんよ。 
王宮を壊すなんて… ダメじゃんダメじゃん  


 こんな事 ガイドのキムさんが話してくれるはずもありません。

たまたま、景福宮ってどんな王宮だろう?と思って 調べてみたら こんな事実があったんですね。 日本人である私は なんだか 悲しくなりました。
日本の教育は そういう悲しい事実を 子供たちにしっかりと教えて欲しいです。
韓国人が 靖国神社参拝で苛立つのは そういう攻められた側の気持ちを逆なでするような無神経さなのだと 感じました。
 虐め(いじめ)と似ています。 虐めた方は 忘れてしまうけれど虐められた方は忘れない。 
次は ちゃんと勉強して 景福宮(キョンボックン)の内部を 見てきたいです。



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 次は「東大門市場( トンデムン)」


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 賑やかな 市場です。 韓国人から見ると 日本人はわかるのかな?
 お店の前で声をかけてくる言葉は

 「偽物あるよ~。 本物より出来のいい偽物だよ~。」って 日本語です。


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 キムさんお薦めのオヤツは これ ひとつ 1000ウォン。 日本円で約100円。
 「ホトッ」っていう油で揚げるお菓子です。
基本は生地の中に 蜂蜜、ゴマ、シナモンが入っているやつだそうです。
最近の売れ筋は 野菜で こちらは中にキャベツなどの野菜と春雨の味付きが入っています。 両方とも 大きくてボリュームたっぷり。 
アジュー マシッソヨ.(とっても 美味しい)

その上 作り方が 面白い。 クルクルポンだよ。 待ち時間も 興味津々。


 続きは 明日 (o・・o)/~

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2013年5月 4日 (土)

アンヌン ハセヨ ② 二日目 宗廟とか…

 「アンニョン ハセヨ ( ^o^ )/」 

耳で聞くと どう頑張っても 私には アンニョンと聞こえてきてしまいますが ホームページの某有名 韓国語講座では『アンヌン ハセヨ』と カタカナ書きになっていましたので タイトルは 「アンヌン」にしてみました。 きっと どっちでも正解でしょうね(笑)

韓国の挨拶は便利ですね。
 「おはよう」「こんにちは」も 出会った時のご挨拶は これ一つでみんな OK なんです。
覚えやすくて いいよねぇ。



   4月22日。(月曜日) ソウルのお天気は  マークです。

 本日のスケジュール。 
朝食は 市内のレストランで食べるので 朝 ガイドさんがお迎えに来ると いうところから始まります。 だから いつもより ゆっくり寝ていていいんですよ

でも、貧乏性なのか やっぱり早起きになってしまう  我が姉妹。
そういうとこ やっぱり似ているんだ。 


 「もう起きちゃったんだから お散歩に行こうか?」

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 「ホテルから明洞教会まで 徒歩で5分ですよ。」
と 昨晩 ガイドのキムさんが教えてくれました。
ついでに
 「近いから明洞へ夜お出かけしても 歩いて帰れますよ。」

 「わぁ、ラッキー

もう1組の参加者のおふたりは 同じツアーなのですが 私たちよりワンランク上のホテルで 予約されていたので 別々のホテルです。 
彼女たちのホテルは 東大門の近くなのだそうです。 泊まれればいいという感覚の私達は基本プランです。 
その彼女たち
 「な~んだ。 こっちでもよかったわね。」 だそうで…。



 でも、夕べは 私のたんこぶ騒動で 何かあったら困るからと 夜のお出かけは中止。
ハングルのみで言葉はわからないんだけれど 日本未公開の最新版の面白そうな韓国ドラマが 次々と流れているテレビを 見て過ごしてしまいました。 


 だから ちょっと あの言葉が心残りの 徒歩5分なんですよね。
車が来るまでの たっぷりある待ち時間で こんな時は当然
 「ちょっと 明洞(ミョンドン)まで 歩いてみようか?」ということに なるわよね
( ´艸`)プププ


 ホテルまでの簡単地図を頂いていたので とりあえず 大きな目印の教会 「明洞聖堂(ミョンドンソンドン)」を目指すことにしました。 イラスト地図をもらっても 全く土地勘がないので 距離感がよくわかりません。
でも、そんなに近くならば 教会の十字架が見えるはず…。

 大通りにでると 教会の屋根こそ見えないんだけれど 南山公園のソウルタワーが すぐ近くに見えました。
 「アレ 思っているより みんな 近くじゃん

大きなホテルが両側の道に並んでいて 肝心の教会が見つかりません…ぞ。
ι(´Д`υ)アセアセ
でも 大体の道は おぼろげながら わかりました。


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 明洞の夜は(お店は夜の11時頃まで開いているそうです) 遅くまで人々が動いているらしいので 朝は人も車も少なく(って 月曜日の朝7時前じゃね。 日本でも同じだよね。)静かでした。
同じホテルに3泊連泊ですから 自由行動日に 遅くなってもトコトコ歩いても ホテルまで帰れそうな 自信がつきました。

 「明洞聖堂は 明日にしよう。」 




 時間通り キムさんがお迎えに。 今回 食事は機内食を含めると 9食のうち8食が付いているのです。 初めてのソウルでは いろいろ考えなくてもいいから 楽だし お得でしょ?
韓国の食事は 野菜をふんだんに使っているので 美味しいし キムチひとつを取ってみても 味付けもそれぞれのお店で自慢の味付けなので 変化があって 美味しいの。
それに 何と言っても 韓国人全体が 朝ご飯としてキムチを食べているから 自分一人が「にんにく臭い」と感じなくて済むのは ちょっと嬉しいかも。

で、 食事の話は別の時に。



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              クリックすると 大きくなるよ


 本日の一番は 世界遺産の 「宗廟(チョンミョ)」に行きます


  「宗廟(チョンミョ)」 

 宗廟というのは 朝鮮王朝の王様、王妃様のお位牌を祀る場所、いわゆる王室の霊廟です。
日本の葬祭とは違って 韓国では亡くなった王様の体を葬る場所(王陵)と 魂を祀る場所(宗廟)は別々になっています。 日本と同じく 王宮の昌徳宮(チャンドックン)王陵(ワンヌンは月曜日が休業日なのだそうで 3日目に 見学に行きました。



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 ソウルは 特別市といわれるだけあって 市全体が 王国の真っただ中にいる感じです。 王様の王宮や宗廟、王陵などが ぐるりと取り囲んでいます。 当時の王朝が どんなに大きな権力を持っていたのかが その広さや建物で よくわかります。
今は流行発信地と言われる「明洞(ミョンドン)」。 
渋谷や原宿みたいに 小さなお店と新しいビルが広がっています。 
韓国市民が 碁盤の目に入り組んでいるその小路で 楽しそうにショッピングしていて 賑やかです。 
が その明洞の街中を歩くよりも 何倍も大きなのは それぞれの王宮のお庭なんです。


 宗廟は 日本語、英語、韓国語、中国語の専用のガイド付きの観覧になります。 
私たちも日本語の解説の時間にあわせて 入口に並びました。 普通は1回で300人まで入場可能だそうですが 一緒に並んでいた日本人は せいぜい30~40人くらいでした。
やっぱり このご時世で 日本人は少ないみたいですね。
私としては 写真を撮るのに 300人を掻き分けて撮すよりも 広々とした雰囲気が伝わってくるので まさに幸運としか 思えません。

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 ここは祭祀るのために 王と王世子が 心身を清浄にしていた場所です。

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 王様の祭礼服。 ここで祭礼のために服を着替えたそうですよ。 王冠の飾りが すごいですよね。


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 この大きな檀はチャンマッダンといって 祭礼の時に使われる食べ物を前もって検査していた檀なのだそうです。 隣にはヒセンデと呼ばれる 祭礼の時に供える牛、羊、豚を検査する台もありました。
 「うん、うん。 韓国ドラマのチャングムで何回も見かけた光景ですよね。」


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 石段を登って 正殿(ジョンジョン)」です。 この石段はかなり一段が高く作られています。 それは 王様の位が高いために 石段もほかの場所よりも高く作られているそうです。



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 かなり大きな建物です。 建物の前の広い広場は「月台」と言われて 真ん中に神門から神室につながる長い神道があります。 これは魂の道なので 踏んではいけないそうです。


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 この正殿は 朝鮮王朝を建国した太祖から 朝鮮王朝最後の純宗皇帝(スンフォンファンジェ)までの27代の歴代王の中で功績が高かった王様と王妃、あわせて49位19室を祀っています。
 韓国ドラマ「イ・サン」の父王やイ・サンもこの赤い建物の中に祀られているそうです。


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 次は「永寧殿(ヨン二ョンジョン)」。 
こちらも 王様とお妃様が祀られていますが 正殿に祀られなかった34位の位牌が16室で祀られています。


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 造りは同じなのですが、正殿よりも規模が小さく 屋根も 中央の4室は太祖の4代先祖を祀っているので高いのですが 他は低くしてありました。
ガイドさんのお話では 「いつの時代でも 王様だって 実力と業績が大事」なのだそうです。
う~ん、厳しいな。
韓国ドラマの中の王様は どの王様も いつも命がけですもんね。
 日本の江戸時代の ぼんぼん殿様とは ちょっと違います ね。


 韓国は身分制度が はっきりしていますが、王朝時代から実力主義で 仕事に就くための学力試験が行われている場面がよくドラマの中でも見られます。
 それに比べて 日本は 誰それの息子だから頼むよ~的縁故の話が多いですよね。


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 上の屋根瓦の飾りは 正殿の物、下は永寧殿の物です。 これは三蔵法師と孫悟空のお話「西遊記」をモデルにしているらしいということです。 ここにも 飾りの数を変えて格差を表しています。

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 これらの三本道は 神路とよばれています。 真ん中が魂の道、右側は王の道、左側が王世子(セジャ様)の道なんだそうです。
 「真ん中は通ってはいけませんが 王様の道を王様になった気分で 歩いてみましょう。」
と ガイドさんが話されたので 王様のように後ろ手でのんびり歩いてみましたよ。
ここを あの「イ・サン」も歩いたのかと思うと …  なんだかなぁ。

でしょ?

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 約1時間の観覧でした。 

宗廟の中は ちょうど伊勢神宮を歩いた時に感じるのと同じ そこにいるだけで浄化されるような気持ちのいい不思議な 気が流れていました。
韓国でも こういう場所があるんですね~(笑)



 長くなってしまいました。 続きは また明日 アニュ ヒ ケセヨ (o・・o)/~ 

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2013年5月 2日 (木)

アンヌン ハセヨ  ① ソウルへ行くよ ♥  

 「アンヌン ハセヨ (=^0^=)/」 

4月21~24日
まで ソウルに行ってきました。 ソウルって いい街だよ。 楽しかったぁ。


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 今回も 東京の妹との 2人旅です。
とっても充実した楽しいソウルの旅でしたが 今回は  ソウルにたどり着くまで 本当にいろいろ あったんだよ。

               

 「韓国か台湾に行こうよ~ どっちへ行きたい~?」
 「私だったら 韓国の方が いいなぁ。」 

という訳で 妹が騒ぎ始めたのが 3月の事です。

 その時は「韓国三大王朝と三大都市をめぐって 世界遺産をまわる」っていうコースを選択しました。 そして 妹が代表で申し込んで 提出書類と入金はそれぞれ別に送ってもらえるように JTB窓口へ電話をしました。

 韓国の三大王朝というのは 百済王朝(くだら)、新羅王朝(しんら)、朝鮮王朝(ちょうせん)のことで 今回の三大都市というのはソウル、慶州、釜だというので 韓国の時代劇に出てくるほとんどの王朝の古宮が見られると 楽しみにしていました。

 ところが 前回の経験からして 申し込みの後 約1週間位で 旅行費用の入金をするはずなのに 10日以上経っても 旅行の書類が 私の所へ届きません。
妹の所へ二人分 届いてしまわないように 申し込みの翌日にちゃんと確認の電話を入れていたのに ですよ。
妹に 「まだ なにも届かないけど 何か届いた?」とメールを送ると 
 「ええ? もうとっくに届いて もう入金したけど!」って言うじゃない 

 「(`◇´*) うちにはまだ来ないよぉ~」

ということで JTBに確認電話。

 「佐川急便のメール便で送ってありますけど。」という あっさりとした返事。

 言っちゃ悪いけど がっかりしました。 
そんな書類を メール便で送っても いいのぉ?

 前回の電話で  私の電話に出て「個々に送ってください」という電話を受けてくれたのは スズキさんという女性でした。(実名です)
鈴木さんって 日本の苗字ランクでは 上位にランク付けされているから 窓口にもたくさんおられるのかもしれませんが 今回の電話口のお姉さんも「スズキ」と名乗りました。 たぶん同じ人かな?と思います。

 「もう一度 大至急送りますから 届いた新しい方の書類で手続きを行なってください。」
と きっぱりと言われました。
申し訳ありません~とか そういう時って 普通言うよね?
でも そういうお詫びの言葉は このスズキさんからは一言も聞かれませんでした。
ちよっと 気分ワル~。(゚Д゚)ハァ? 
自分のミスじゃなくっても お客のこっちが困ってるのは JTBのメール便の責任でしょう?って 思ったけど ここでオバサンが怒ったんじゃ…と思って黙っていましたけど。
消えた書類は どうなっちゃうの? 私の住所とかが いろいろと記入されているんじゃ??

その時 意地悪な私の心の中に 大きな疑問が ムズムズと湧き上がってきました。

 あなた、この間と同じ人だよね? 
トンガッタ喋り方のスズキさんなんて そんなにいるわけがない…し? 
まぁ、 これを書いたことで スズキさんが職場で窮地に陥れられるってこともないでしょうしね(笑)

 そんなで 韓国旅行へスタートは なんだか先行き暗い なんか嫌な気分で始まりました。


 翌日 今度はクロネコヤマトの宅急便で 申し込み書類がちゃんと届きました。
(初めっから ふつうの宅急便で 来てればね~。)

 時間がないからね、大急ぎで 申し込み書類を間違いの無いように 丁重に書き その翌日 即 郵便局で振込みました。
妹には「入金完了~。 楽しみだね。」のメールを 同時に送りました。


 さて、 次は 出発前1週間頃に スケジュール表が届くのを 待つばかり~

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 そういう時って TV を見ると 「韓国」とか「ソウル」とか「明洞」とかの番組が なぜか目に入ってきてしまうのです。 楽しみ~楽しみ~。

 4月に入って 妹から

 「あのツアー中止になっちゃったんだってぇ~ どうする~?」
 

という電話が入りました。

 「中止なの? 今回は変なことばっかり 起こるよね?」

代表者に電話が掛かってくるのはいいとしても こっちには 時間が過ぎても一言も連絡が届きません。 同行者には 連絡来ないなんて なんか 変だよ! 天下のJTBなのにね。

 世の中的には 北朝鮮の軋轢がニュースで流れ始めた頃でした。

 
 私「どうする? 私たち行けるのかしらね~?」
 妹「止めるなら お金返金してくれるって。」
 私「じゃあ、別に秋以降でも いいけど。」
 妹「だけど、私 休みとっちゃったから 出来たら出かけたいなぁ。 家にいたって ストレス溜まっちゃうしさぁ。q|゚Д゚|p
 私「まだ 間に合うツアーって あるのかな?」
 妹「台湾とかなら まだ 大丈夫なんじゃないの? もう 任せるからさぁ、同じくらいの金額でその時期に行けるところ 聞いてみてよ。」

と、お仕事 真っ最中の妹が しびれを切らせて 私に電話をかけて来ました。

 やれやれ、またまた窓口へ電話です。 今回 こんな電話ばっかり
問題だらけじゃん。 だけど やっぱ、ソウル 行きたいよね。

 「申し訳ありません。 参加者が少なくて中止のツアーが多いので 4月以後の新しいツアー情報がインターネットで見られますから そちらをまずご覧になってから もう一度お電話をいただきたいんですが。」
と 今回はとても丁寧な応対のお姉さんの言うとおり インターネットで出発決定というのを探してみました。
そして 4月21日~24日「てんこもりソウル」という びっくりするほどの格安ツアーに 変更することにしました。
書類等は 以前のものを利用してくれ、差額は返金してくれるということで 手続きは完了でした。


 やれやれ~ですよね。( ̄○ ̄;)! まだまだソウルは遠いなぁ。


 そんなわけで ゴタゴタと 不手際だらけの出発前でした。
中止でキャンセルがあったから 特にソウルの情報は 嫌でも耳に入ってきます。
核ミサイルを 打ち上げるとか 日本をアメリカを射程距離に~などという物騒なニュースが流れると JTBから 最悪の場合 中止の電話が入るかも~と覚悟していました。

 でも、「前日まで 飛行機が飛ばなくて中止という連絡がなかったら 絶対に出かけるからね。」と
妹と 二人 決心をしていました。 

もし 北朝鮮が すぐお隣のソウルを攻撃したら 最期<戦争>という事態になることは こんなオバサンにだって 想像がつきます。
だから 一国の代表が そんな事態を自ら引き起こすということは この時点ではまず有り得ないとは わかっていても 絶対ではないのが世の常ですもんね。


 4月21日 です。 雨の中 スーツケースをガラガラと引きずって 一路 成田空港第一ターミナルへ。
ついに ソウルへ向かって 出発です。


 集合時間は 11:00。 大韓航空 搭乗時間は 13:00
荷物を預けて お茶でも飲もうかと話していたところで ドジな私に 信じられないハプニングが  
カーブしている通路で壁に「どか~ん」と ぶつかってしまいました。 カメラをバッグから取り出そうとして 前方不注意だったんです。 ショック! ショック~!
これから飛行機に乗るのに たんこぶが出来ました。

信じられないでしょ、まったくもう。


 おでこを 濡れタオルで冷やして 「入国審査でなんか聞かれないかな?」と 冷や冷やしながら 日本を旅立ちました。
 ホント 行ってはマズイってことじゃないよね 怖!

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  格安ツアーなので 参加者は各自飛行機に乗り込んで 現地の空港で現地のガイドさんに案内されて 初めてどれくらいの人数のツアーなのかがわかります。


 あはは 
すご~い。 
このツアーの参加者は なんと 私たち2人を含めて4人でした。
こんな 状況不安だから 心配症の日本人は キャンセルがたくさん出たに違いありません。
 「2組 だけなんですね?」
 「はい、そうです(ニコリ) こちらへどうぞ~。」

バスで連れていって貰うのが今までの常識だったので ミニバン型の普通車で たった4人の為に 専属のガイドさんが案内してくれる…なんて  なんてラッキー、なんて贅沢
ケガで キャンセルにならなくってよかったぁ (^▽^)ho...

 ガイドの金(キム)さんは とってもきめ細やかな所にまで気を配ってくれる素敵なお姉さんでした。 たぶん うちの娘たちと同世代でしょうが 日本のガイドさんは これくらい自主的に行動してくれるかな~と感心してしまいました。 (=^0^=)ありがとう あなたがガイドさんで嬉しかったわ。

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 ソウルと東京の時差は ありません。 だから 時計を調整する必要もないんです。
それに 気温はちょうど長野県と同じくらいです。 
ちょっと 肌寒いので 少し厚手の上着が必要な気分です。
桜の花が満開を少し過ぎた時期でした。 仁川空港(インチョンから ソウルに向かう漢江の道には 桜がいっぱい咲いていました。



  まず一番に連れて行かれたのは 免税店。
格安ツアーは この免税店との兼ね合いで格安なんだと 今までのツアーで経験済みですから ガイドさんのために 「はいはい。」と いろんなお店を回ります…。

 ソウル一日目の一番最初のお店で もう娘へのお土産に カタツムリのBBクリームを買ってしまいましたよ。(ダメじゃん、私。)

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 韓国のお姉さんは みんな本当に綺麗です。 コスメ店の見本を説明しているその肌がつるんとしているの。

 「みんな お金かけてますから(笑)」と あっけらかんと笑って話すので キムさんにつられちゃうわよね。


 初めてのソウルは 免税店と夕食のカルビタン。 
それから ホテルに送ってもらいました。
いろいろあって なんだか 疲れた~ぁ。

  
いよいよ ソウルの世界遺産へと 行きますよ。 楽しみ、楽しみ。


 「グレム ヌェイル ト」 また明日 (o・・o)/~

  

 

 

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