大変だぁ~。
お久しぶりです。
2月4日に 我が家では大事件が起こりました。
ダンナが屋根から落ちたんです。
この雪の写真は 今日の大雪の写真で ほとんどモノクロの世界ですが この写真でちょっと説明いたします。
手前は 工房なのですが 屋根の高さはだいたい高い所で 約6m 低い所で
4mくらいあります。 その4mくらいから 落ちたのでした。 びっくりでしょう?
4日は 前日の夕方雪が薄っすら積もって それがほんのちょっぴり地面の日陰に残っているくらいの曇り空でした。 その数日前は 春一番なんじゃないかと思うほどの強風が吹き荒れて 屋根の上のビニールシートが 半分捲れかけていました。
「ちょっと見てくるわ。 今日は直せないからな。」などと 例のごとくブラっと でていきました。
しばらくすると 一緒に外に出たメグタが 家に入ると騒いだので メグタはストーブの前で転がっていたし 私はコーヒーを入れたりしていました。
すると ご近所の仲良しのHAMAさんが 玄関先で騒いでいます。 どうしたんだろう?
「なに?なに?」と 外に出ると!!!!
HAMAさんの奥さんの TAMAちゃんが 倒れているうちのダンナに声を掛けてくれていました。
「私が車で通ったら 誰か倒れているのが見えたから もしかしてと思って見に来たの。」
「屋根から落ちたんじゃないか?」
「え~! 全然気づかなかった!」
「私もいつもは この時間出かけてないんだけど ダンナくんじゃないかと思って…。」
気付いてくれて ありがとうございます。 不幸中のダンナの命を救ってくれた 本当に神様みたいな…TAMAちゃん。
「大丈夫…。 動けるから…。」(ダンナの声)
「動いちゃだめだよ。」(みんな)
「救急車呼んでくる。」(わたし)
「ちょっと待ってくれ。」(ダンナ)
「呼んだ方がいいんじゃない?」(TAMAちゃん)
「頭も骨も折れていないから 足も指も動くから…待ってくれ。」(ダンナ)
「でも あそこから落ちたんだから病院で見てもらわなくちゃ ダメじゃん。」(わたし)
「救急車は嫌だ。 待ってくれ。」
頑固に言い張るから どうしたらいいんだか(困)
「とにかくここに寝かせておくのは寒いから 家に運ぼう。」(HAMAさん)
HAMAさんの適切な指示でとりあえず毛布に乗せて HAMAさんご夫婦と私で 家に運びました。 穿いていたオーバーズボンとジャンバーは びしょ濡れで服を脱がせて メグタの陣取っていたストーブの前に。
いつまでも行かない、待ってくれと言い張るダンナに
「私たちでよかったら 車で病院へ連れて行ってあげるから いつでも連絡してね。」
「ありがとう。」
あそこで見つけてくれなかったら 部屋の中にいた私には いつものようにお茶の時間まで外に出ないわけだから 大変なことになっていたかもしれないんです。
それから 救急車を呼ぶ、呼ばないで かなり長い時間問答をしましたが
「いくら意識はあって行きたくないと叫んでも ここでじっとしていても 自然治癒できるの? 出来る訳ないでしょ(怒)」と 私的にはもう限界で 救急車を呼びました。
そのまま 痛いのを我慢して 起き上がってしまいそうなダンナなんです。
バカでしょ。 本当に。
体の中がどんな状態になっているのかもわからないうちに 車で救急窓口に連れて行ってもらう事も出来ますが それって無謀だよね。 動かすことでなにが起こるとも限りませんからね。
救急車はすぐ来てくれたのですが MRIの設備のある大きな病院は安曇野市では 日赤病院か穂高病院しかありませんが ダンナに勢いに負けて ぐずぐずしていて 呼ぶのが遅れたせいか
「今日は建物火災があったりして その2つとも受け入れられないそうです。」と断られてしまいました。
「じゃあ、安曇野病院はどうでしょうか?」
最後の望みの安曇病院もいっぱいだと断られ 松本市にあるER専門の相澤病院が受け入れてくれるというので 遠い松本まで約40分間 搬送されました。
(ほら、すぐ救急車呼んでいれば 近くで見てもらえたのに)
本当はその相澤病院も 「嫌だ。」と ダンナはごねて せっかく来てくれた救急隊員の方を 困らせましたが…。
「お願いします。」でしょ、こういう場合は。(バカ)
と、いう事で ピーポー・ピーポー。
救急車は 高速道路を走って 松本まで 届けてくれました。
救急隊員の皆様。 本当にありがとうございました。
救急車には どこに搬送されるかわからないというので もちろん一緒に乗り込みましたが まさか松本まで連れて来られるとは…!!状態でした。
最近の医療は凄いですね。 救急車の中では 小さな最新式の診療所のようです。
血圧、脈拍なんて当然ですが いろんな機器をかざすだけで 大体の体の状態が判断できるので 同乗している私に いろいろわかりやすく説明をしてくださいました。
「大丈夫」の一言だけでも 本当にホッとするものです。
病院の救急入口で 看護婦さん達が 待っていてくださいました。(続く)
| 固定リンク
「介護っぽい話」カテゴリの記事
- 「…!」 その2(2016.09.17)
- 「…!」(2016.09.14)
- 迷子(2015.07.20)
- 担当者が変わったので…(2014.06.03)
- 通院…(2014.02.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
本当に 大変だ~でしたね。
大したことなくて
良かった・良かった。
投稿: マーチャン | 2014年2月 9日 (日) 08時20分
大変でしたね。ニュースでは毎年雪落しの落下事故のことが報道されますが、まさかのことで、ビックリです。
まさに運命の分かれ道で、早く発見されて良かったですね。お大事に。
投稿: mitakeya | 2014年2月 9日 (日) 09時02分
おはよ~です。
旦那さん大丈夫ですか(゜_゜)
”続く”だから
きっと大丈夫なんでしょう!
そう考えます。
続編が早く読みたいです。
投稿: エボラ | 2014年2月 9日 (日) 09時23分
コメントありがとうございます。
いやぁ、ほんとに思いがけない事は突然に起こるもんですね。
人間の性格はこういう時に見えてくるもんです
投稿: うっちゃん | 2014年2月 9日 (日) 09時37分
コメントありがとうございます。
強運というのか悪運というのでしょうか(笑)
強い人みたいです。
どれだけたくさんの人に助けていただいたか…。
こういう時に本当に人の暖かさがわかりますね。
投稿: うっちゃん | 2014年2月 9日 (日) 09時42分
コメントありがとうございます。
もちろん無事ですよ。ご心配なく。
でも翌日緊急入院、緊急手術ってのをしましたけどね。
救急車の中であれだけごねられるんだから大丈夫と
きっと松本まで運ばれちゃったんでしょうね。
と 今更ながら振り返ってみると 考えちゃいますよ。
続きはなるたけ早めに書きますね。
投稿: うっちゃん | 2014年2月 9日 (日) 09時47分
なんてことでしょ。大変でしたね(。>0<。)
男の人は病院嫌いが多いですが、怪我を甘くみてはいけないですよね~
その後の経過はいかがですか?
大事ないですか?
うっちゃんさんも心配のあまりちゃんと休めてないのではないですか?
投稿: と~まの夢 | 2014年2月 9日 (日) 11時58分
コメントありがとう。
こういう時 なんでジタバタするんでしょうねぇ。
早く治療をしたら早く良くなるって普通 思いそうなもんなのにね。
ガンコなのも度を越えると 周りに迷惑をかけますよね。
本当に困ったもんです。
今時の骨折なんてとっても簡単に処理されてしまうんですよね。
投稿: うっちゃん | 2014年2月 9日 (日) 18時54分
男は、一般的に病院に行きたがらないし、ましてや救急車で運ばれるのは嫌がる。これを頑固と言えるのかですが身体を晒したり、質問に答える嫌悪感等変なプライドがあるようです。
*何かとご苦労されますが、やさしく看病してあげてください。男は優しさに弱いものです。お大事になさってください。
投稿: 脳活マン | 2014年2月10日 (月) 10時40分
コメントありがとうございます。
う~ん、男って やっぱりみんなそうなんですかぁ。困ったもんですね。
じゃあ脳活マンさんも 家族を困らせる部類ですねぇ。(笑)
でも、最新の医療機器はなんだか体のすべてをお見通しされてる感があるので 男とか女とか関係なく、なんかヤバイ病気が発見されそうで ちょっと怖い気持ちはありますね。
投稿: うっちゃん | 2014年2月10日 (月) 13時40分