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2014年3月

2014年3月29日 (土)

あ、ここだ。

 先日 SBC長野 信越放送局の 「3時は!ららら」という番組で とある神社を紹介していました。


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 「おや? どこかで見た事があるなぁ?」

と、思った方は 映画「神様のカルテ」を ご覧になったことがある方ですね。
そうなんですよ。 
ここは映画の中で あの宮崎あおいちゃんが この鈴を鳴らして パンパンとお祈りをするシーンがありました。 その神社なんです。
格子戸が印象的でしたよね。


 番組の中では 春休みに上映されている「神様のカルテ 2」 の紹介も兼ねて 長野県で撮影されたという事で 映画内の登場場面を紹介していたんです。

 
安曇野市の神社だという事がわかりました。 
それがね。  思いがけないほどよく知っている場所にありました。
ダンナなどは それこそ 昨年は所要があって 年末には月に何回も 通っていたのです。
でも、見てみようと思わなくては ただの神社に過ぎないと言うのが人間の常です。 こんなに近くにあったとしても ただの風景の一部としか認識されない…不思議ですよね。



 今日は 同じ方向に出かける用事があったので 「じゃあ、本当にあの神社かどうか確かめてみよう。」と思って 回り道をしてみました。



 

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 安曇野の三郷地区の支所のすぐ裏手に 小高い森があります。
住宅地の中に こんもりとした木々が森のように遠目で見えるのは 鎮守の森、つまり地区ごとに ひとつ神社があると思っても間違いはありません。

 この神社が「三柱神社」です。



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 参道を通って行くと



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 確かに 見覚えのある本堂が見えてきました。 

 「あ、本物だ!」

 その証拠に 正面に 大きなポスターが。



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 わたし的には ちょっと この場所に貼るのは どうなんかな~?って 思っちゃうんですが 遠くから何かの伝手を伝って 訪ねてみえた櫻井翔君や宮崎あおいちゃんのファンの人達などは 「いい記念写真が撮れる!」と 嬉しいのかな…と考えると これもいいのかもね。(笑)

 私はまだ上映中の「神様のカルテ 2」を 見ていないので 2作目もこの神社が登場しているのかという事は わかりませんが、ご覧になった方これからご覧になろうと思っている方 神社が映っていたら「あ、ここだ。」と 気にしてみてね。

 格子戸をチェックしてね(笑)




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 春は 山がかすんで見えますね。 春霞とはまさに ピッタリの言葉です。

 風邪が終わって 今は花粉再発の私です。 マスクが息苦しいです。
あおっぱなから たら~り鼻水に変わっても 喉のイガイガは治らないし 薬なんかちっとも効かない。

 こんなに素敵な春の始まりなのにね。 ](´×`)Γぁ~ぁ!

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2014年3月27日 (木)

春を待っているのは 人間ばかりじゃありません

 教えてください。 この子は なんていう鳥ですか?



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 今朝 うちの庭にやって来た この目つきの鋭い鳥くん。
大きさはかなり大きいです。 鳩をちょっと小さくしたくらいの この子。
窓越しに望遠で撮ってみました。
たくさん撮れたら 「これはなんていう名前の鳥かしら?」って 直ぐ調べられるのに 最初に見つけたダンナが 位置を説明してくれているのに カメラ越しでは 姿がなかなか見つけられない…(焦、(◎_◎;)焦る~。)

 「あ、みつけた!」

 やっとカメラを構えると なんと相手もガン見してる!!じゃん。 どや顔だね。

パチリ。 v(・0・)v

この後 この子は あっという間にプイっと飛んで行ってしまいました。 ぶれずに撮れた その記念すべきたった一枚。↑



 さっきから いろいろ調べてみたら Google の検索で 初心者でもわかる野鳥というところの「顔で探そう」というページに 「あは!」そっくりさんを発見!しました。


 正解ならば「カケス」かな~? 
頭のツンツン 黒白ツッパリ君みたいな所と いたずら坊主的ガン見している顔が 「この子!」とひらめいたのですが 横顔は違うかも??

どなたか野鳥に詳しい方 この子の名前 教えてくださいな。 よろしくお願いします。


 ブログ仲間の 「anbaby 」ちゃんに 登場する「ミック」の顔に似てる気がします。 (´ω`)ψㇷ゚ㇷ゚~ゥ
だから…名前がわかったらうれしいな。





 暖かい雨が降ると 大地はどんどん緑色になってきます。
この恵みの雨のおかげで 全国各地のそめいよしのの開花予報日が早くなったそうですね。 信州・松本地方も 前年とほぼ同じ時期になるんだそうです。 
4月15日頃は 安曇野も桜色になっているでしょうか? 楽しみです。 
 




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 そして 雪が解けた春の風に誘われるのか 今年も山からたくさんの猿たちが降りてきました。 大雪の時は どこにいたんでしょうね。
 
動物園の日本猿たちは50年くらいは生きられるそうですが 自然界の猿たちの寿命は それよりも長いのか、短いのかは この猿たちを見ても よくわかりませんが  とにかく一番最初に 周辺を偵察にやって来るのは 毎年 まだ若い猿たちです。 
人間で言ったら 大人になりかけの たぶん中学生か高校生くらいの年代でしょうか?

体は ちょっとまだ見た目が弱々しく なのに やたら元気な きれいな顔の若者猿たちです。 
ボス猿に 「おい、あそこの犬のいる家を見回ってこいや!」とでも 指示されているんでしょうかね(笑) 
この近所で一番危険なワンコのいる 我が家の庭は 若い猿を訓練するための度胸ためしみたいなもんなんでしょうか。 
おっかなびっくり 数匹の姿が 落葉松やクヌギの木の上から 様子をうかがっています。


 メグタは 逃げていく猿を 自分の家の周りから~というより自分の縄張りから 最後の一匹が遠くへ離れていくまで 絶対に気を緩めないで追いかけていくので 木の上に取り残された若い猿たちは 必死です。


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 電線の上を 急いで伝わって移動しています。 脇目も振りません。 だって下には メグタが見張っているからです。 

 長い冬の退屈な雪の日を思えば 猿たちの訪問は メグタにとってはとっても楽しいスポーツみたいなもんです。
 お散歩紐をつけて 早く一緒に追いかけてくれ~!と 騒ぎます。
猿との追いかけっこを楽しんでしまうメグタは 大きな猿たちには 要注意ワンコらしく 森の中で姿を見かけるだけで 絶対に近寄っては来ません。 猿は記憶力がよく 仲間同士の伝達力もあるみたいです。

 なので 春先の不用心にやって来る若い猿たちの 思いがけない接近戦の追いかけっこは最高に楽しいようです。 気の毒な気もしますが そのおかげで 我が家の庭には猿はやって来ません。 しっかり見張り番のお仕事してるね。 エライぞ、メグタ! 



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              「ありがとう」 「どういたしまして」




 また雨が降ってきました。
雨足が強くて ベランダからメグタも家の中に帰ってきましたよ。


 
当たらない方が 本当は嬉しいんだけれど 猿の天気予報は 全くよく当たりますね。
 




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2014年3月26日 (水)

夢のはなし で すみません。

 昨夜 夢を見ました。
こんなにはっきり覚えているのは 珍しいんです。
不思議な感覚が残っています。

夢を見るのは人間の特権らしいのですが わたし的には ほとんどの夢は次の朝すっかり忘れてしまっています。 でも なぜか昨夜の夢は リアルに朝までしっかりと残っていました。


 夢って願望なんでしょうかね?

 普段 想像できない「夢」でした。
夢占いっていうのもあるくらいなのですから きっと 何らかの形で私に関わっている潜在意識の現れなのかもしれませんね。



 今朝 食事に起きてきたダンナに 思わず

 「変な夢見ちゃったよぉ~。」と つぶやいてしまいました。



 

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 前置きが長いね。 本題はこれからなのに。

あくまでもこれは昨夜の夢のお話ですからね。(注)


登場人物は 私の長女。(そう 彼女の夢を見るなんて何年ぶりでしょうね。)
それに 夢の中では近所の知り合いらしい女性。(記憶にない顔なんですけど)
それと 私。(自分の夢ですからね。顔は分からないけれど私です。たぶん?)



 長い夢だったと思っていたのに たった今 はっきり思い出せるのは ほんの一瞬の動画の中の一コマだけ…数秒のような気がしてきました。


 前後は忘れましたが 小さな病院、感覚的には地元です。
小さな病室のベッドに 女の子が寝ています。 
私はその時 その女の子が自分の娘だと気付いていません。 
すると私を知っているらしい女性に「おめでとうございます。」と声を掛けられるんです。     
 「はい?」
 「あら、いやだ。うっちゃんさんちの○○ちゃん、ご出産なんでしょう?」
 「え?」
 「あそこのベッドですよ。」


 と、そこには確かに娘が…。

 「○○? 赤ちゃん?」
 「そう(笑)」
 「いつ? 帰ってたの?」
 「うん。 ほら 可愛いでしょう? お母さん、抱っこしていいよ。」
 「小さいね 大変じゃなかったの?」
 「うん、大変だったよ。」



 「ねぇ、なんで お母さんに教えてくれなかったの?」
 「だって お母さんには言いたくなかったんだもの。」


って場面で 私は目覚めるんですが…。 
夢の中でも そんな大事な事 お母さんに言ってほしかったよ~(泣)
と ものすごいショックでね。




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 でも 夜中にみる夢って 時間と共に 思い出そうと思っても どんどん忘れていっちゃうんですね。 こうして書き留めておいたのに 正直 もう 「あれ?」って記憶の中からは 何事もなかったかのように消えています。 だからきっとと言うんだろうけれど…。



 だからと言って 私は長女や末娘・息子に対して  「早く結婚して欲しい」とか「早く孫の顔が見たい」と 望んでいるわけではありませんよ。 これが正夢ってことではないような気がします。 これ読んでも 怒らないでよ~m(_ _)m

 もちろん 一生添い遂げても大丈夫と思うくらい 大好きな彼・彼女が現われたのなら 結婚だって出産だって 大賛成なんですけど。
 結婚・出産は 新しい家族のスタートラインだから 出来る事なら大恋愛をしてほしいな~と 秘かにのぞんでいますけどね。



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 今思うと 思い当たる同じような経験があることを思い出しました。 
これは わたしのことだったんだなぁ。



 長男を出産した時の事です。
今だからブログにも書けるくらいの時間が過ぎたので 平気でいられますが 結婚した当時 私は暖かい浜松から雪の寒い信州に移り住んで その年の12月 初めての子供を流産しました。
安曇野の小さな産院で 一人ぼっちで一晩入院して 悲しくて心細かったのを覚えています。 
その後 大町に移りましたが 仕事を転々とする落ち着きのないダンナだったので 共働きをしていましたが その時もわずか妊娠3か月になるかならないうちに 2度目の流産をしてしまいました。 ショックでした。  

でも、その時 私を精神的に助けてくれたのは 大町病院の先生の言葉で

 「あなたは寒いのが弱いのだから 子供を1月から3月に産めるようにしなさいね。 初期の流産しやすい時期が春から夏に向かっていくのなら きっと大丈夫ですよ。」



 私には 実母は亡くなっていましたし、ダンナの母は 孫には全くの無関心でした。
義祖母は 体を大事にねといろいろ送ってくださいましたが。


それなのに、私には全く縁のなかったダンナの親戚のオバサンから 
 「うちの嫁は2回も流産したんだって 嘆いていたわよ。」 と電話で聞かされました。
本当にショックでした。 話したのは実家とダンナの実家だけでしたし 流産したばかりで落ち込んでいた私には 忘れてしまいたい記憶なんですが 他人の口から伝わって来る悪意と言うものを 初めて経験した思いでした。



その後 息子を妊娠した時は そんな経験があったので 安定期が過ぎる6か月頃まで 私はダンナと近所の人にしか 「赤ちゃんが出来た~」という事を 話さないで過ごしたのです。 
実家のみんなには心配をかけたくなかったし 私は意地でも 元気な赤ちゃんが欲しかったの。 お腹の中でちゃんと赤ちゃんが動き始めて 本当に生きているっていう実感を感じた日に 周囲の人に話しました。
その後 私が想像した以上に たくさんの人から安産のお守りが届いて 嬉しかったのも覚えています。 みんなに心配かけていたんだな~と感じました。
私の変な意地は ただ義母の 「また!?」と言う言葉が聞きたくなかったのかもしれません。


 息子の出産は 結局は「帝王切開」になってしまいましたが はじめて息子を抱いた時 「これが私の子供なのね♡」と 感無量でした。 小さな手がぎゅっと握りしめてくれました。


  



 夢の中の長女は 私自身で 夢の中の母親は 義母だった…?のかもしれません。



 長男は義祖母のおかげで 無事初めての子育てをスタートできる事が出来ました。
いっぱい感謝しています。 
その時 義母は生まれたての息子を数回は抱いてはくれましたが、 
 「ああ、この人は子供が好きではないんだな。」と 感じました。 
若かった私は それがダンナと義母の親子の確執の現れだという事にも気づかず 自分の子育てに追われる日々に夢中で ボタンがここで掛け違っているのに全然気づかなかった…のでした。 そんなこともあって 「親はいないと思ってくれ。」と言うダンナと共に 少しずつ距離を置いたのです。
 下の2人の子供は安曇野で出産しましたから 長女の時は妹が退院後1週間 自分の小さな娘を連れて 家事の手伝いに来てくれて助けてくれました。 
末娘の時は 入院中はダンナが上の二人を初めて子育てしました。 その他の事は 退院後私一人が頑張って乗り越えました。 子供たちに振り回されて ダンナは3人目にして 初めて本当の父親になったみたいです。
何とも不器用な人ですから 義母のように 子供達には上手に干渉できずに 3人とも家を出てしまいましたし…。


だから 私は 自分の娘たちの出産には立ち合いたいし 私のように寂しい思いをさせたくないという気持ちが強いのだろうと思います。



 世間のふつうの親と同じように 「幸せな未来を歩いてほしい」と 私も 年を重ねるにつれ ささやかな願望を夢見ているのかもしれません。




 
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 今日は 小さかった子供達やメグタの写真を載せてみました(テへへ)



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2014年3月23日 (日)

一気に雪が消えました

 ぽかぽかと日差しが暖かいお昼時。 
春一番らしき強風が吹いて 道がえぐれてしまうほどの大雨が降って…。
確実に春は 近づいてきています。

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 日向ぼっこのちゃん。 ウトウト気持ちよさそう。 やっぱり春のぽかぽか陽気にはお昼寝が一番だよね。



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 雪の消えた枯葉の下から 「ふきのとう」が顔を出し始めました。 まだまだ数個ですが 数日もしたら あそこここに 春の息吹が地面から顔を出してくるのでしょうね。






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 今日は 私たちがこの安曇野で子育てをしていた時代に 知り合いになった古い友人で 今は山岳ガイドをされている辻中さんが 「山好き写真倶楽部 写真展」というのを 豊科イオンで開催しているという情報を ダンナが仕入れて ちょっとのぞきに行って来ました。



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 会場は小さなスペースですが 写真家でもある辻中隆志さんと その仲間たちの写真が飾られていました。 辻中さん本人との再会も20年近く会ってはいませんでしたが (人間ってそんなに変わるものではないですね。) 若かりしそのまま 口ひげは真っ白になってはいましたが 山男共通の山を語る姿とキラキラした目は 相変わらずでした。
頑張ってくださいね。 



 ちなみに カメラや山歩きに 興味のある方は 行ってお話してみてくださいな。
ひとりで登るのは怖いけど ガイドさんがついていたら安心な楽しい山歩きが出来ますよ。
   v(^^)v  v(^^)v  v(^^)v  v(^^)v 


 2014年3月26日(10時から17時)まで 
 豊科イオン3階イオンホールにて やまたみ写真講座主催
 

 「山好き写真倶楽部写真展」 開催中です。




 帰り道の風景。

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 雪の消えた風景は どこで撮っても同じように さっぱりと見えてしまうんですが 雲や木々が、光の具合も微妙に違って空気が暖かく… とにかく そんな風に 私には見えてしまうんですね。

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2014年3月16日 (日)

風邪には勝てません~

 小鳥のさえずりがあちこちから聞こえてきます。 本格的な春が やって来る気配がするんでしょうね。 静かだった森を歩くと 頭の上で いろんな小鳥たちの声が 楽しい歌のように流れてきます。
空気も肌を刺すような冷たい空気が いつの間にか 柔らかい日差しに変わっています。

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 残念ながら 写真は花屋さんの窓辺ですが こんな風に日差しが暖かくなってくると そろそろ雪の下から こんな色とりどりの春があらわれる日が 近そうで 嬉しくなります。




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 今年は2月初旬の大雪で除雪された雪の塊が いまだ溶けずに道の両脇に残っている山沿いですが…。




 先週の水曜日あたりから 体中の関節が筋肉痛とは違う感じで痛い…だるい…と 感じ始めました。

 「この感覚って インフルエンザ?」 

数少ない経験を思い出すと 以前インフルエンザに罹った時に 手足の関節が痛くて寝ていられないという経験がありました。

 「やばい!」


 2月は安曇野市の小、中学校が 学級閉鎖になるくらいの大規模なインフルエンザが流行していました。 ダンナのサッカーチームにも 練習自粛のお願いの連絡が入ったほどです。 (これが出たおかげで約1週間練習自粛だったので ダンナとしては大いに助かったわけですが v^0^v



 でも 私のはインフルエンザではありませんでした。
ただの「風邪」なんですが 侮ってはいけません。 2月は忙しかったので いつもよりずっとよわっていたらしいのですね。  
のどの痛みから始まって 咳、鼻水、痰。  
咳が全然止まりません。 
もともと気管支が弱い私は 風邪の引き始めは まず直ぐに喉がやられてしまうんです。

 ダンナがリハビリに出かけた日は 半日寝込みました。
10時間も寝たのは 何年ぶりだろう~?



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 マスクをして帽子にサングラス。 こんな銀行だったらATM使用禁止みたいな恰好で しばらく 家の周辺をちんたらしていた一週間でした。
サッカーの監督業に 一応社会復帰をし出したダンナ。
私も暖かさに誘われて メグタの大好きなお散歩コースの復活です。
雪が消えてくると 周囲は一気に春の気配です。





 

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 夕焼けの爺が岳、鹿島槍のシルエットが綺麗です。

 
 


 家に帰って来るとやっぱり森の中は まだまだ 春を感じるにはもう一息の肌寒さで 特に氷点下の寒さが戻って来る夕方には 私はまた「コンコン」と 咳に悩まされている毎日です。
やっぱり 体力を付けなくては気力も湧いてきませんし 「風邪の菌」には勝てませんねぇ。 
ティシュペーパーとお友達で手放せない 今の私は ちょっと気弱です。

 咳ってけっこう体力を消耗するんですよ。
夜中の咳は辛いです。
同じ苦しい思いをなさらないよう うがいと手洗いを忘れずに 気を付けてくださいね。

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2014年3月11日 (火)

3.11 に寄せて

 今日は 2011.3.11 東日本大震災から 3年目。
あの衝撃の大津波や福島第一原発事故の記憶もまだ 誰の心からも消えてはいません。  


14時46分。 
一緒に黙とうをしました。
被害者の方々のご冥福を お祈りいたします。


宮城・岩手・青森などは まだまだいろんな意味で遅れてはいるとは言っても 地元住民の明るい前向きな笑顔と絆で 復興という意味では少しずつでも前進していると思います。



 本当に心配なのは 原子力発電所が廃炉の方向ではなく 再稼働へと動き出しそうなところです。  
浜岡原発は 福島と同じ機種なのに 再稼働の申請をしたそうです。
3年たった今でも 福島の避難した人々は 未だに自宅へは帰れません。
放射能という目に見えない怪物が 今日のニュースで報道されていた福島第一原発の全然処理が進んでいない現場から 高い濃度を放っている映像が流されました。

自宅に帰ってもいいという地域範囲内の除染作業が始まっています。
帰るのは「本人の意思で」と言う方向に流れてしまえば 地元の自宅がいいに決まっているお年寄りや 原子力関係の仕事で生きてきた人たちは まだ安全と確約できない地域でも帰ってしまうでしょうね。  
自己責任でという言葉が使われたら 健康被害が出てくる近い将来には 国はちゃんと放射能被害者の医療費を保証してくれるのでしょうか?
福島の人々の声が流されています。

 「仮設住宅から出たいけれど見よりがいない。」
 「自分が帰って待っていなければ息子は帰って来られない。」
 「家が朽ちてしまって 帰れない。」
 「近所の人が帰るなら自分も帰りたい。」

などなど 放射能の危険よりも実質的な生活が まず心配のようですね。


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 3月9日(日曜日)

松本の脱原発大行進に参加してきました。 
ずっと今年もあるだろうな?と 検索していたんですが 前日まで この大行進が行われることが HPから見つけだすことが出来ませんでした。 8日は東京で大行進が行われたそうなので そのページから 佐久市の大行進を見つけて そこから松本城公園から出発する「フクシマ脱原発大行進」に行き当たりました。


 「これは 行かなくっちゃ!」と 出かける事にしました。



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 2時からのミニコンサートの後に 集会が始まり 福島から避難していて 今は信大生の少女の経験談に涙しました。

 「生まれた時から原発はそこにありました。 
学校の社会見学は原発を何回も見学に出掛けましたし、修学旅行も新潟の柏崎原発を見学しました。 
3.11 の原発事故が起こるまで 地元の人たちは安全神話を頭から信じていました。

家が原発から15Kmの距離にありました。 私と母は何にも知らずに12日に近くのコンビニの前でアイスクリームを食べていたんです。 2回目の大きな地震がありました。 
その時コンビニの人が 「第二原発も爆発したらしいよ。 そんな所にいては危険だから家に帰れ!」と叫びながらシャッターを下ろしました。

その時 「危険!」という事を始めて意識しました。 うちは父が原発で働いています。 母と私、祖母が別々に相馬市に避難しました。 その後も 避難勧告が出て 家族4人バラバラに避難することになりました。 高校2年生の時です。 朝目が覚めると「私はどうしてここに一人でいるの?」って 涙しました。 それから3年 私の家族はまだばらばらに暮らしています。 遠く離れてみて原発の真実が見えてきたら 私は福島に帰れない状況がわかりましたが 地元の友人はまだ大丈夫だと信じています。」 


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 今年の参加者は松本で1000人、午前中は長野市でも大行進が行われたそうで長野は500人の参加者だったそうです。
 去年に比べて人数は かなり少なくなっていました。 私みたいに自由参加の人が 確認できずに減ってしまったのかもしれませんね。


 今年は 親子連れやお年寄りの参加者が多かったです。 
本当は中学生や高校生のこれからの未来を担っていく若者の参加者の数がもっと増えると 未来には原発は再稼働しないかもしれません。
今の子供たちが大人になる頃に 順調に進んでやっと 福島第一原発は廃炉になるんですから。 
この時代 なんだか暗い未来の気がして怖いです。

 だからせめて「原発-廃炉!」「再稼働ー反対!」って 叫ぶ大人の小市民の大きな声が必要だと思います。

頑張ろう! 再稼働は人間としてやってはいけません。
他の国に原発を輸出するなんて行為はもっとやってはいけないと思います。


 原発を安全になかったことに出来る魔法のような何か 誰か頭脳の優れた誰か~早く発明してください。 
それが見つかった本当に安全な未来になった時点で 堂々と輸出したらいいんじゃないですか?




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2014年3月 8日 (土)

久しぶり。

 今日はダンナのリハビリの日…なんだけど 今日からは一人で出かけられる事になりました。 
なので 今日は久しぶりの メグタとのんびり ちょっと遠出のお散歩に出かけてきました。
お散歩は メグタの一日で とても大切な時間なので 出かけないという訳には行きませんでしたが ダンナの怪我以降 以前よりどうしても短いコースになってしまっていました。
大雪が来て 雪道を歩けないという悪条件も重なっていましたし…。

 今日のメグタは上機嫌。
遠出をしても大丈夫という事がわかっているようにぐいぐい私を引っ張って歩きます。
ずいぶん久しぶりだもんね。


 
 
 なんだかんだ大騒ぎをしながらも もう あっという間に1か月が過ぎたんだもんね。
そろそろ 普通の日常の生活が出来るように頑張りましょう~って言われるようになりました。

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 今日は朝から 気温がぐっと冷え込んでいます。 野辺山ではマイナス25.3度で 史上最低の記録更新だそうです。 

 うちも かなり低かったと思いますよ。 その証拠にいつもは メグタでさえも ズボ、ズボっと沈んでしまう雪道の上を 私が歩いても普通の歩くことが出来るんです。 雪が固くしまっていて凍っているという事です。 
 でも、中信地方には晴れマークが出ていたので 松本に出かけているダンナには 帰り道に雪が降る心配はないので ちょっと安心です。


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 久しぶりの下界の景色もまだ うちの周りと同じで雪がどっさり残っていました。

この写真の左側は なんだと思いますか? 
そりじゃあありませんよ。 
これはね、先日の大雪で壊れてしまったビニールハウスの姿です。 
安曇野ではこういうビニールハウスの鉄骨が折れてしまったり 周りを囲ってあったビニールが破れてしまったりする被害が かなりあったそうです。

長野県内ではもっとすごい雪の状態の場所もあったので 今回の豪雪被害は大変な額になるでしょうし 山梨、群馬、埼玉などニュースで流れていた被害額を合わせれば どれだけの人が泣かされたか…想像もつきませんね。





 

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 青空は朝だけで 冬の散歩道はなんだか「白と黒」の水墨画のようでちょっと寂しいですよね。 
数年前まで 雪の中に黄色い花が咲く「福寿草」の花が お庭にいっぱい咲いているお宅がありました。 息子と同級生の家のお庭で その春が来そうな黄色の小さな花びらを見たくて わざわざ遠回りをして お散歩のコースにしたりした時期もありました。 
 そこのお婆ちゃんが亡くなってからは 庭の手入れをされる方がいなくなってしまわれたのでしょうか。 黄色い花は 咲かなくなってしまいました。 株分けしていただけばよかったな~と今頃思っても あとの祭りですね。

 それに「福寿草」は手入れが大変そうですもんね。 私も いただいても枯らしてしまったかも。

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 この「福寿草(ふくじゅそう)」は 偶然 去年見つけた近所のお庭に咲いていました。 
蕾が出ているのを見つけたので楽しみにしていたら あの大雪でした。 どうなってるかしら~?と お散歩の途中でのぞいて見たら 咲いてる咲いてる❁

 このお家のお庭には いろんな山野草が咲きます。 野の花がお好きなんだろうな~と一緒に いろいろ楽しませていただいています。 日当たりがいいので 我が家では絶対に咲かないような 花が少しずつ 顔を見せるんです。 羨ましいような、何にもしないのに写真を撮らせていただいて得をしたような 複雑な気分ですが きっと後者ですよね。(笑)



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2014年3月 2日 (日)

おいおい、メグタぁ~

 3月になってしまいましたね。
2月はめちゃくちゃ忙しかった上に 28日しかないでしょ。
本当にあっという間に 過ぎてしまいました。 
オリンピックも いつも録画しか見られなくって 開会式も閉会式も ほんの一部分しか見ていない~。 リアルタイムで見たかったのに残念でした。 さすがに フィギアスケートの羽生君と真央ちゃんは (録画ですが)ちゃんと見ましたよ。
二人の頑張る姿は 本当にオリンピックならではの清々しい感動をもらいました。



 考えてみたら 冬はほとんど家にいないダンナが なぜかオリンピックの年には 家にいる事が多いという事に気が付きました。

 「長野オリンピックの時も 確か怪我してたよね?」
 「ええ? そうだっけ?」
 「そうだよ。 ジャンプを見に行こうって言ってたのに いけなかったじゃん?」
 「ああ、そうだったなぁ。」
 「そうだよ。 私が子供たちをオリンピック広場に連れて行ったんだから~。」
 「ジャンプもスケートもちゃんと見た記憶があるしな。 前に腕、折れた時はオリンピックの年だったかもなぁ。」

 こんな事に 思い当たるとは、ね。 「4年ごとのオリンピックの2月、気を付けよう!」って どこかに忘れないように 大きく書いておかなくっちゃね。


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 さて、今日は メグタのお話です。

最近のメグタは 雪が降る前に比べたら 「お散歩の距離が短い」と思っていると思います。 
この数日間 晴れの日が続いた後に小雨が降ったので 腰あたりまであった雪が ずいぶん解けて半分以下の30センチくらいに減ってはいますが まだ誰も踏みこんでいない雪の上を歩けるかというと ラッセルしながらでは お散歩には不向きです。 
車道には雪がほとんど姿を消して あの悪夢のような大雪が 徐々に記憶から雪と一緒に消えてしまいそうなのでありますが…。 
だからといって まだまだ 我が家の周りには雪がちゃんと豪雪の残骸を残しています。



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 今まではメグタの意思で 山でも森でも畑でもどんどん歩いて行けたのですが 今は除雪をされている舗道しか歩けません。 という事は 必然的に 野原や山道なんてのはもちろんですが 畑のあぜ道さえ長靴を履いていても歩くことは出来ません。

 そんなだから 隙あらばと 思っていたんでしょうかね。
やられてしまいましたよ。 いつもの逃亡



 雨の降る前日 道はまだ雪解け雪でワダチが車高すれすれの状態でした。
日が落ちて 辺りは真っ暗なのですが 雪があると玄関の外灯だけでもかなり明るいんです。 メグタはそんな日暮れ時が大好きで (ほかのお家のワンコたちのお散歩が終わって帰る時間なんですね) ベランダと家を何回も出てり入ったりします。

そのたびに 外のワイヤーロープにつなぎ替えるんです。


その金具をまさにハメようとした瞬間 下のお家の軽トラックが帰ってきました。

 「ワン、ワンwwww!」

しまった! まずい!
 と思った瞬間には メグタは私の手を振り切って ものすごい勢いで 軽トラックを追いかけて走り出してしまいました。
雪道がぬかるんでいるので 車はゆっくり動いています。


 「ごめんね。 止まって捕まえてあげたいけど 止まっちゃうと動かなくなっちゃうかも~。」
 「こっちこそ ごめんね。 気にしないで家まで走り抜けてください。」
 「メグタ いいの?」
 「うん、家まで付いて行っちゃうかも しれないけど 知らん顔しててください。」
 「は~い。了解。」


 予想通り  「ワンワン」大声で鳴きながら メグタの声も遠ざかって行きました。

 「もう、あのバカ!」

 しかたないので 暗い夜道をお迎えにそろそろ歩いて行きましたが メグタの気配がありません。 もうwwww。 あいつ! どこ行っちゃったんだよ??

 「メ、グ、タ wwwww ぁ!」


 
白い犬だから暗闇でも見えそうなんだけど 実際には メグタの姿は全然見えないんだ。
しばらく待っていましたが こっちはそんなに暇じゃないんだよ。 帰ろう。


 「もう、野良犬になっちまえ! 帰って来なくていいよ。」





 家の玄関先で ダンナが笑いながら
 「メグタもう帰ってるぞ。 ほら、あそこ。」

 除雪した雪の山の間からメグタの顔が チラチラ見えます。
ベランダから庭に~あっちこっち 嬉しそうに走って ちらっとこちらの気配をうかがいます。


 「もう、家に入らなくってもいいよ!」

と、わざと玄関先に来ては 私の顔を見ると逃げていくメグタに 締め出し作戦をとりました。 うちの玄関先の外灯は 人や動物を感知してライトが付くようになっていますから 明かりが付いたという事は メグタが玄関で座っているということです。 付いたり消えたりしています。

長期戦になりますよ。 これは。 メグタはしつこいんです。

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 メグタが玄関先で「ワン(入れて)!」と鳴くのに 結局 我慢できないのは ダンナです。
メグタが本気で「入れて」と 懲らしめることもせずに玄関のドアを開けてしまいました。
もう、男ってこういう時に甘すぎる。 犬も子供も 叱る時には叱らなくっちゃ図にのるんだよ~(怒)。

ドロドロメグタは 当然のように帰って来て ストーブの前に 何事もなかったかのように寝ころびました。  なんだよ? これって?



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 私にはやたら アイコンタクトを送ってきます。 無視、無視。

こんな時には目を合わせてあげない。 こっちを見ても知らんぷり。 
さっ~と無視するとメグタは ちょっといじけてきます。 そしてこんな顔。

 「ズルいよな~。 その目つき。」

こっちが悪者みたいじゃん。 ワンワン鳴きながらトラックを追いかけていく犬は いい子じゃないんだよ…わかってるの? 危ないし、みんなが困るんだけどね。 
ちゃんと わかってるの?
心から 反省しているの?

そんな顔しても 本当は「楽しかったなぁ~(ワホ、ワホ~ン)」なんて思ってるんじゃないのかと 私は思っているんだけどね。 メグタくん。 どうよ?




 

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