夢のはなし で すみません。
昨夜 夢を見ました。
こんなにはっきり覚えているのは 珍しいんです。
不思議な感覚が残っています。
夢を見るのは人間の特権らしいのですが わたし的には ほとんどの夢は次の朝すっかり忘れてしまっています。 でも なぜか昨夜の夢は リアルに朝までしっかりと残っていました。
夢って願望なんでしょうかね?
普段 想像できない「夢」でした。
夢占いっていうのもあるくらいなのですから きっと 何らかの形で私に関わっている潜在意識の現れなのかもしれませんね。
今朝 食事に起きてきたダンナに 思わず
「変な夢見ちゃったよぉ~。」と つぶやいてしまいました。
前置きが長いね。 本題はこれからなのに。
あくまでもこれは昨夜の夢のお話ですからね。(注)
登場人物は 私の長女。(そう 彼女の夢を見るなんて何年ぶりでしょうね。)
それに 夢の中では近所の知り合いらしい女性。(記憶にない顔なんですけど)
それと 私。(自分の夢ですからね。顔は分からないけれど私です。たぶん?)
長い夢だったと思っていたのに たった今 はっきり思い出せるのは ほんの一瞬の動画の中の一コマだけ…数秒のような気がしてきました。
前後は忘れましたが 小さな病院、感覚的には地元です。
小さな病室のベッドに 女の子が寝ています。
私はその時 その女の子が自分の娘だと気付いていません。
すると私を知っているらしい女性に「おめでとうございます。」と声を掛けられるんです。
「はい?」
「あら、いやだ。うっちゃんさんちの○○ちゃん、ご出産なんでしょう?」
「え?」
「あそこのベッドですよ。」
と、そこには確かに娘が…。
「○○? 赤ちゃん?」
「そう(笑)」
「いつ? 帰ってたの?」
「うん。 ほら 可愛いでしょう? お母さん、抱っこしていいよ。」
「小さいね 大変じゃなかったの?」
「うん、大変だったよ。」
「ねぇ、なんで お母さんに教えてくれなかったの?」
「だって お母さんには言いたくなかったんだもの。」
って場面で 私は目覚めるんですが…。
夢の中でも そんな大事な事 お母さんに言ってほしかったよ~(泣)
と ものすごいショックでね。
でも 夜中にみる夢って 時間と共に 思い出そうと思っても どんどん忘れていっちゃうんですね。 こうして書き留めておいたのに 正直 もう 「あれ?」って記憶の中からは 何事もなかったかのように消えています。 だからきっと夢と言うんだろうけれど…。
だからと言って 私は長女や末娘・息子に対して 「早く結婚して欲しい」とか「早く孫の顔が見たい」と 望んでいるわけではありませんよ。 これが正夢ってことではないような気がします。 これ読んでも 怒らないでよ~m(_ _)m
もちろん 一生添い遂げても大丈夫と思うくらい 大好きな彼・彼女が現われたのなら 結婚だって出産だって 大賛成なんですけど。
結婚・出産は 新しい家族のスタートラインだから 出来る事なら大恋愛をしてほしいな~と 秘かにのぞんでいますけどね。
今思うと 思い当たる同じような経験があることを思い出しました。
これは わたしのことだったんだなぁ。
長男を出産した時の事です。
今だからブログにも書けるくらいの時間が過ぎたので 平気でいられますが 結婚した当時 私は暖かい浜松から雪の寒い信州に移り住んで その年の12月 初めての子供を流産しました。
安曇野の小さな産院で 一人ぼっちで一晩入院して 悲しくて心細かったのを覚えています。
その後 大町に移りましたが 仕事を転々とする落ち着きのないダンナだったので 共働きをしていましたが その時もわずか妊娠3か月になるかならないうちに 2度目の流産をしてしまいました。 ショックでした。
でも、その時 私を精神的に助けてくれたのは 大町病院の先生の言葉で
「あなたは寒いのが弱いのだから 子供を1月から3月に産めるようにしなさいね。 初期の流産しやすい時期が春から夏に向かっていくのなら きっと大丈夫ですよ。」
私には 実母は亡くなっていましたし、ダンナの母は 孫には全くの無関心でした。
義祖母は 体を大事にねといろいろ送ってくださいましたが。
それなのに、私には全く縁のなかったダンナの親戚のオバサンから
「うちの嫁は2回も流産したんだって 嘆いていたわよ。」 と電話で聞かされました。
本当にショックでした。 話したのは実家とダンナの実家だけでしたし 流産したばかりで落ち込んでいた私には 忘れてしまいたい記憶なんですが 他人の口から伝わって来る悪意と言うものを 初めて経験した思いでした。
その後 息子を妊娠した時は そんな経験があったので 安定期が過ぎる6か月頃まで 私はダンナと近所の人にしか 「赤ちゃんが出来た~」という事を 話さないで過ごしたのです。
実家のみんなには心配をかけたくなかったし 私は意地でも 元気な赤ちゃんが欲しかったの。 お腹の中でちゃんと赤ちゃんが動き始めて 本当に生きているっていう実感を感じた日に 周囲の人に話しました。
その後 私が想像した以上に たくさんの人から安産のお守りが届いて 嬉しかったのも覚えています。 みんなに心配かけていたんだな~と感じました。
私の変な意地は ただ義母の 「また!?」と言う言葉が聞きたくなかったのかもしれません。
息子の出産は 結局は「帝王切開」になってしまいましたが はじめて息子を抱いた時 「これが私の子供なのね♡」と 感無量でした。 小さな手がぎゅっと握りしめてくれました。
夢の中の長女は 私自身で 夢の中の母親は 義母だった…?のかもしれません。
長男は義祖母のおかげで 無事初めての子育てをスタートできる事が出来ました。
いっぱい感謝しています。
その時 義母は生まれたての息子を数回は抱いてはくれましたが、
「ああ、この人は子供が好きではないんだな。」と 感じました。
若かった私は それがダンナと義母の親子の確執の現れだという事にも気づかず 自分の子育てに追われる日々に夢中で ボタンがここで掛け違っているのに全然気づかなかった…のでした。 そんなこともあって 「親はいないと思ってくれ。」と言うダンナと共に 少しずつ距離を置いたのです。
下の2人の子供は安曇野で出産しましたから 長女の時は妹が退院後1週間 自分の小さな娘を連れて 家事の手伝いに来てくれて助けてくれました。
末娘の時は 入院中はダンナが上の二人を初めて子育てしました。 その他の事は 退院後私一人が頑張って乗り越えました。 子供たちに振り回されて ダンナは3人目にして 初めて本当の父親になったみたいです。
何とも不器用な人ですから 義母のように 子供達には上手に干渉できずに 3人とも家を出てしまいましたし…。
だから 私は 自分の娘たちの出産には立ち合いたいし 私のように寂しい思いをさせたくないという気持ちが強いのだろうと思います。
世間のふつうの親と同じように 「幸せな未来を歩いてほしい」と 私も 年を重ねるにつれ ささやかな願望を夢見ているのかもしれません。
今日は 小さかった子供達やメグタの写真を載せてみました(テへへ)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 夏だもんネ(2020.08.06)
- 2020 夏 元気です!(2020.07.31)
- 涼しすぎるでしょ(2018.08.20)
- ずっと青空なんだけど(2018.08.06)
- 酷暑だ。;(x o x);(2018.07.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんにちは!
お邪魔します!
そうね!
私もいつも変な夢を見ました。
怪しいね~
あなたの夢が小説のように!
面白いね
投稿: 幸奈 | 2014年3月26日 (水) 14時31分
コメントありがとうございます。
不思議でしょ。
子供達はよく小学生の時は前日の夢の話を語ってくれていました。子供は夢でいろいろ経験や繰り返しで勉強しているんでしょうかね(笑)
大人になった頃から私は ほとんど98%くらいは覚えていないです。
でも不思議な事に 子供の時になぜか同じ夢を見ていて、高い所からガクンと落ちる怖い夢とか自分の父親が亡くなってしまう悲しい妄想の夢なんかは(今はもう見ませんしどんな映像だったのかはぼんやりしていますがが)記憶の片隅に色付きで残っています。
覚えている夢を見ている時は 熟睡していないのかも…しれませんね。
投稿: うっちゃん | 2014年3月26日 (水) 15時37分
夢って覚えていない事が多いのに
まるで小説のように 見たんですね。
うっちゃんの経験から娘さんの出産に立ち会いたい。って
気持ち凄く分かります。
気持ちが落ち込んでるときには、優しい言葉が
欲しいのに・・・、心無い言葉を受けると
ず~っと忘れないですよね。わたしも義母から
言われたこと今でも覚えていますから。
投稿: マーチャン | 2014年3月26日 (水) 19時01分
こんばんは。コメントありがとうございます。
まぁいいか!って ほとんどは嫌なことは忘れるようにしていたんだけれど
こういう時に嫌だった記憶の方が さぁ~と甦って来るなんて辛かった記憶ってしつこいのねぇと思ってしまいますね(笑)
夢は文字にすると長いけれど 多分ほんの数分か数秒間です。
最近は映画や小説やドラマの出来事より 奇想天外な事件が多いので 夢の中でも思いがけない事件が起こるのかも??
投稿: うっちゃん | 2014年3月26日 (水) 20時03分