なんだかなぁ…
梅雨の晴れ間。 6月17日の事です。
「明日 梅ちゃんと山に行ってくるわ。」
「ふ~ん? どこ?」
「北岳。」
「南アルプスの?」
「そう。」
「えー? まだ 無理なんじゃない?」
「ふ~ん? どこ?」
「北岳。」
「南アルプスの?」
「そう。」
「えー? まだ 無理なんじゃない?」
「大丈夫。 今回は梅ちゃんがいるし。」
梅ちゃんというのは ダンナの山友達です。
毎年夏 サッカーの全国大会が北海道で開催されていますが その移動の前後のどちらかに 東北の山に一緒に登ったりしているんです。
「せっかく秋田から来るんだし…。」とか
「ここまで迎えに来てくれるっていうし…。」とか。
こんな時は もう決めちゃっているからね。 何を言っても ダンナの頭の中は「山」に洗脳されています。
だけど この大荷物。 何キロあるんだろう? 20Kg以上とか?
腰だって痛めているのに 本当に 3000mを登れるのぉ?
わたしだったら こんなの背負って 家の周りを一周するのだって 嫌だわぁ
「梅ちゃんって 怪我をした事 知ってるの?」
「当然 知ってるさ。」

クリックすると大きくなります。↑
そんなで 良いも悪いも 関係ない例のごとくの事後報告で 大急ぎでダンナは大きなリュックに荷物を積み込み 準備を始めました。
秋田から21日(土曜日)の山岳博物館での研修も兼ねてやって来るので 確実に
18日の夜には ダンナを拾って 山梨県の南アルプス・北岳に向かう予定だそうです。
19日の早朝から夜又神パーキングを出発して 八本歯の頭~北岳へと登るルートだそうで まだバスが開通していないのだそうです。
梅ちゃんというのは ダンナの山友達です。
毎年夏 サッカーの全国大会が北海道で開催されていますが その移動の前後のどちらかに 東北の山に一緒に登ったりしているんです。
「せっかく秋田から来るんだし…。」とか
「ここまで迎えに来てくれるっていうし…。」とか。
こんな時は もう決めちゃっているからね。 何を言っても ダンナの頭の中は「山」に洗脳されています。
だけど この大荷物。 何キロあるんだろう? 20Kg以上とか?
腰だって痛めているのに 本当に 3000mを登れるのぉ?
わたしだったら こんなの背負って 家の周りを一周するのだって 嫌だわぁ

「梅ちゃんって 怪我をした事 知ってるの?」
「当然 知ってるさ。」

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そんなで 良いも悪いも 関係ない例のごとくの事後報告で 大急ぎでダンナは大きなリュックに荷物を積み込み 準備を始めました。
秋田から21日(土曜日)の山岳博物館での研修も兼ねてやって来るので 確実に
18日の夜には ダンナを拾って 山梨県の南アルプス・北岳に向かう予定だそうです。
19日の早朝から夜又神パーキングを出発して 八本歯の頭~北岳へと登るルートだそうで まだバスが開通していないのだそうです。
ってことは 一般人が登るよりも キツイっていう事じゃん
「やっぱ、これって 無謀登山だよね?」

「やっぱ、これって 無謀登山だよね?」
「もう治っているし 大丈夫だってば。」
「じゃあ、もし 何かあって遭難した時のために 梅ちゃんの自宅の電話番号と サッカーチームの今年の保護者会の代表のお家の電話番号を書いておいて。
登山ルートも書いておいてよ。」
「信用ないな。」
「当たり前じゃん。 まだ 半年もたっていないのに 下りで絶対に 梅ちゃんに迷惑かけるに決まってる。 歩けなくなったら 遭難ってことになるじゃん?」
クリックすると大きくなります。↑
そうこうしていると 夜8時半頃 梅ちゃんが秋田からやって来ました。
私は 初対面ですので 軽くコーヒーを飲んで少しだけ今回の山の話をして 22時頃には二人は出発していきました。
勝手に盛り上がって 勝手に出かけて行ったけど…なんかなぁ?
大丈夫なのかなぁ~? 微妙に不安。
明日の天気予報も(長野版しかわからないけれど、午後には所により雷なんて出ているし…)なんか怪しいじゃん。
梅ちゃんさんも 「雨なら帰ってきますよ~(笑)。」と 言っていたけれど
「じゃあ、もし 何かあって遭難した時のために 梅ちゃんの自宅の電話番号と サッカーチームの今年の保護者会の代表のお家の電話番号を書いておいて。
登山ルートも書いておいてよ。」
「信用ないな。」
「当たり前じゃん。 まだ 半年もたっていないのに 下りで絶対に 梅ちゃんに迷惑かけるに決まってる。 歩けなくなったら 遭難ってことになるじゃん?」

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そうこうしていると 夜8時半頃 梅ちゃんが秋田からやって来ました。
私は 初対面ですので 軽くコーヒーを飲んで少しだけ今回の山の話をして 22時頃には二人は出発していきました。
勝手に盛り上がって 勝手に出かけて行ったけど…なんかなぁ?
大丈夫なのかなぁ~? 微妙に不安。
明日の天気予報も(長野版しかわからないけれど、午後には所により雷なんて出ているし…)なんか怪しいじゃん。
梅ちゃんさんも 「雨なら帰ってきますよ~(笑)。」と 言っていたけれど
腰の悪いパートナーだから 途中で何が起こるか 私なら心配だけど…。
そんなに安請け合いしちゃっていいんですかねぇ。
゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜
ダンナが山に入った時は 近場ではない限り 下山するまで連絡は来ません。
そんなに安請け合いしちゃっていいんですかねぇ。
゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜
ダンナが山に入った時は 近場ではない限り 下山するまで連絡は来ません。
携帯やスマホの 電池がなくなっちゃったり電波が届かなかったりと 連絡用の手段は大切にしなくてはいけないと 知っているからです。
なので 電話がかかって来るというのは なにかあった時 と思う事にしているんです。
なので 電話がかかって来るというのは なにかあった時 と思う事にしているんです。
けれど、今回はちょっと 心配です。
私も足を怪我した経験があるから 無理は次の怪我につながる可能性があります。
私も足を怪我した経験があるから 無理は次の怪我につながる可能性があります。
腕はカバーできても 腰はねぇ~そっちが 怖いです。
何かあったら 私は最悪 甲府まで出かけなくてはならないかもしれませんしねぇ。
その上 何やらメグタ
が 機嫌が悪い。
何かあったら 私は最悪 甲府まで出かけなくてはならないかもしれませんしねぇ。
その上 何やらメグタ

昨夜あんなに威嚇したのに メグタの知らない人とそそくさ 出かけちゃたんだもの ずっと怒っています。
「お散歩 行かない!」 「もう、無理!」ってポーズ。
「メグタ。 ず~っと そこで寝ててもいいよ! その辺の木に縛って置いてっちゃうからね
」
「お散歩 行かない!」 「もう、無理!」ってポーズ。
「メグタ。 ず~っと そこで寝ててもいいよ! その辺の木に縛って置いてっちゃうからね

だって 今日はサッカーの練習日だから 夕方までにはグラウンドへ 行かなくてはなりません。
なのに 午後2時を過ぎても メールも電話も留守電もかかってくる様子がありません。
「


え、本当に事故とか? 怪我とか?」
やっと 14時35分に 留守電が入っていました。 とりあえずは 無事の様子。
「これから2時間くらい林道を歩くのにかかる」と。
じゃあ 家に着くのは20時くらいだろうか?
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。
ダンナたちが 家に帰ってきたのは 午後9時くらいでした。
「ああ、大変だった~。」
開口一番。 口に出したのは ダンナの方でしたが これは当然 一緒に同伴した方にも無理な負担がかかっているはずで 二人とも同じ思いだったようです。
無謀登山者のダンナは 下りでダメかなと予想していた私の予想より もっと早く身体の不調が現われて 登りからヘロヘロだったそうです。(ほらほら だから言ったじゃん。)
梅ちゃんの話だとダンナの口からは
「あ~
うぅ~
もう
くそぉ~
」という短い言葉しか 聞こえなかったそうです。
私 「大変だったでしょう?」
なのに 午後2時を過ぎても メールも電話も留守電もかかってくる様子がありません。
「




やっと 14時35分に 留守電が入っていました。 とりあえずは 無事の様子。
「これから2時間くらい林道を歩くのにかかる」と。
じゃあ 家に着くのは20時くらいだろうか?
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。
ダンナたちが 家に帰ってきたのは 午後9時くらいでした。
「ああ、大変だった~。」
開口一番。 口に出したのは ダンナの方でしたが これは当然 一緒に同伴した方にも無理な負担がかかっているはずで 二人とも同じ思いだったようです。
無謀登山者のダンナは 下りでダメかなと予想していた私の予想より もっと早く身体の不調が現われて 登りからヘロヘロだったそうです。(ほらほら だから言ったじゃん。)
梅ちゃんの話だとダンナの口からは
「あ~




私 「大変だったでしょう?」
梅 「あ、その時 僕は 歌を歌って登っていたんですけどね。 今回は富士山の歌と
瓦~の波と雲の波~の鯉のぼりの歌が 頭にずっと浮かんできて何回も歌ってましたよ。」って。 じゃあ、楽しくないじゃん。
梅 「朝は朝寝坊しちゃって 日の出 見られなかったんですよ。 二人とも起きられなくて 朝日出ちゃってました。(笑)」
ダ 「今回 本気で泣きが入ったよなぁ、俺。 本当に迷惑かけちゃって。」
梅 「帰りの林道は 行きに出会った道路工事のオジサンたちの車に拾ってもらって 助かったんですよ。」

梅 「朝は朝寝坊しちゃって 日の出 見られなかったんですよ。 二人とも起きられなくて 朝日出ちゃってました。(笑)」
ダ 「今回 本気で泣きが入ったよなぁ、俺。 本当に迷惑かけちゃって。」
梅 「帰りの林道は 行きに出会った道路工事のオジサンたちの車に拾ってもらって 助かったんですよ。」
ダ 「そうそう、あの人たち 初めっから僕らを危ないって思ってたって。 車に乗せてくれたんだよな。 俺なんかもうヘロヘロだったからなぁ。 助かったよ。」
梅 「でも、ちゃんと頂上登ってきたんですよ。 あの時まで「俺はいいから登って来て」なんて言ってたのに 急に「あ、俺登れるような気がする」なんて 登れちゃってな。 頂上でカラ元気な写真撮って来ましたよ。」
とにかく 私の予想通りの 無謀登山だったようです。
梅 「でも、ちゃんと頂上登ってきたんですよ。 あの時まで「俺はいいから登って来て」なんて言ってたのに 急に「あ、俺登れるような気がする」なんて 登れちゃってな。 頂上でカラ元気な写真撮って来ましたよ。」
とにかく 私の予想通りの 無謀登山だったようです。
梅ちゃんに 大きな迷惑をかけたはずだし 運よく工事の人たちがいてくださったから良かったものの 自分だけは大丈夫と過信していた事を とりあえず今だけは いたく反省して帰ってきました。
中高年の経験豊富な登山者の方が たくさん事故に遭われているのは きっとこんな「自分だけは大丈夫」という 山の顔は 登る時の状況や体調、メンバーによっても 毎回全然違うんだという当たり前のことを 忘れているんじゃないのかと思います。
周囲の人の声は きっと的を得ていたりしているはずなんですけどね。

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無事に帰って来てよかったけれど サッカーには当然間に合わず 中学生たちの「自主練を無事に終りました。」とメールが入ったそうです。
この子たちにも本当は迷惑かけたんだぞ。

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無事に帰って来てよかったけれど サッカーには当然間に合わず 中学生たちの「自主練を無事に終りました。」とメールが入ったそうです。
この子たちにも本当は迷惑かけたんだぞ。
正直 自分の思い通りに 即 出かけてしまうダンナに感じる不満感は 義母が徘徊を初めて一人で探し回っていた時に感じた 得体のしれない不安感に共通する思いがあります。 相手から一方通行に与えられる理不尽な不満です。 同じじゃん!というと嫌な顔をしますが こっちこそ こんなのがずっと続くなんて 嫌だわぁ。
このダンナが 義母と同じアルツハイマーになってしまったとしたら…と 不安です。
私自身がアルツハイマーになることも もちろんあり得るし 当然嫌なんですが ダンナがなったとしたら 先日ニュースで報道されていたような自宅へ帰ることが出来ない行方不明者になってしまうだろうと 危惧しています。
私自身がアルツハイマーになることも もちろんあり得るし 当然嫌なんですが ダンナがなったとしたら 先日ニュースで報道されていたような自宅へ帰ることが出来ない行方不明者になってしまうだろうと 危惧しています。
行動力があるから 自宅付近で行方不明…とは限らないですもんね。
それに 今にも増して ガンコ爺になってるはずだし (゚⊿゚) 手にォェネ~。
想像しただけで こわいなぁ。
想像しただけで こわいなぁ。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
とりあえず無事に帰宅して良かったです^^
本人は登山したいんだろうけど
ケガの後では、ハッキリ言って無謀です。
今回の登山で、痛いほど良くわかったのでは??
そう信じてあげて下さいな^^;
とは言ったものの


待ってる方の気持ちも十分わかって貰わないと!
です。
私なら、熱~いお灸を据えますね
投稿: エボラ | 2014年6月22日 (日) 17時28分
う~ん、どうやって懲らしめたらいいんでしょうねぇ?
熱いお灸って どうやるの?
ダンナにとっては子供の頃から一生許せない母親なんだそうですが
私から見るとなぜかこの親子ってのはそっくりな行動をしているんですね。
本当ならどちらにもお灸を据えてあげたいけれど…。
もう義母の方は無理ですもんね(笑)
喉元過ぎれば…のダンナは 意識して都合の悪いことは話をすり替えるんですよ。
投稿: うっちゃん | 2014年6月22日 (日) 20時45分
お灸と言ったけど
言ってもわかってくれないみたいだし
「脅し」ても効果がなさそうですかね~^^;
転落事故も含め
今回は他人に迷惑をかけたけど
そういった”救いの手”があったから
無事帰宅できた訳ですよね。
つまり
神様、仏様が見守ってくれてるから
救いがあったと思っていいと解釈できます。
体に負担がかかったことは本人が気付いてるはず^^
うっちゃんさんは心配で仕方ないとは思いますが
本人にとっては趣味でもある訳なので
信じて見守ってあげようじゃないですか^^
な~んて
偉そうなこと言ってしまいました~^^;
fromエボラ
投稿: エボラ | 2014年6月22日 (日) 21時03分
う~ん。行きつく所はそこかぁ(笑)
本当に悪運つよい奴だなぁ。とか思ってしまいます。
いつか 絶対に恩返ししてもらわなくっちゃね。
投稿: うっちゃん | 2014年6月22日 (日) 21時50分
お疲れ様です。心配しましたよね

待っているほうは、やきもきしてるのに
もう少し体力づくりをしないと、半年では無理無理
でも無事に帰宅出来てよかった
お義母さんのことがあるからいろいろ余計な心配をしてしまうけど、後は神のみぞ知る
投稿: genburu | 2014年6月23日 (月) 06時47分
ありがとうございます^^
でしょ?普通は日常生活に負荷を加えてやっと元の体に戻るんだけど
部品を交換するロボットではないんだから
完治と言っても怪我をする前の通りに戻っているんじゃないんだよって言っても
わたしの話 信じないんだな。
若い頃とは回復力も治り方も違うって事。
自分で感じて解るなんて 遅すぎる!!(゚ロ゚屮)屮
投稿: うっちゃん | 2014年6月23日 (月) 10時13分
メールありがとうございます。
お返事は コメント欄でさせていただきますね。
そうですよね。安曇野と言っても今は松本の端っこから池田・松川まで
広さで言ったら大きな市になってしまいましたもんね。
私のワンコと歩いてお散歩するコースは ほとんどは穂高町の山沿いです。
車で出かけた時は豊科地区や堀金、明科なども載せますが。
空がきれいだなぁ~と見上げている場所はほとんどは
自宅周辺の原っぱです。
投稿: うっちゃん | 2014年6月23日 (月) 10時26分
うっちゃんこんにちは。
(* ̄0 ̄)ノもう若くないんだからー無茶しちゃダメジャン!(うちゃんのだんさん若いの?)
とにかくだんさん無事に帰って良かったね。(* ̄ー ̄*)
だんさんの気持ち解からないでもないですね。不安はあれども行きたい気持ちが強く、ましてお仲間が迎えに来てくれるのに、断るにも相手に気の毒な気もするし、複雑な気持ちだったと思いますよ。
しかし、一番心配かけたうっちゃんに対して、これからはもっと相手の気持ちを大事にしなければいけませんよね。
折り合いのつくところで楽しく山登りしてくださいね。
投稿: mitakeya | 2014年6月23日 (月) 18時07分
外ずらだけ いいからね~。
本当は友達なんだから今回は無理だワって言っちゃえばいいのに…。
結局楽しい登山のはずがかなり迷惑かけちゃったんだし。適当に優柔不断?
本人の自覚が薄いですが もう若くはないですよ~。
年金をいただくにはまだ先ですが 世間的には やっぱり中年オジサンですψ(`∇´)ψ
投稿: うっちゃん | 2014年6月23日 (月) 21時17分