塩田平を歩いてみました。 その1
別所温泉駅を通り過ぎ 前日 コピーした「塩田平ウォーキングマップ」の一枚を頼りに 歩き始めました。
朝の霧が嘘のように晴れて 青空です。
なんか気持ちい~んだけど こんなに良い天気なのに 歩いている人なんて 私以外だぁ~れもいませんよ。
こんな道を トコトコ歩いて行きます。 日差しが強いので 薄手の上着が暑く感じるくらいです。
「あ、山田池 らしきものが 見えてきた。」 どうやら道は間違っていないようですよ。
と、一安心していたら その先の満願寺あたりで 道路が工事中でした。
歩行者用という道路をたどっていくと 「 山際が遠くなっている気分がする。」んですよね。
もしかしたら…あそこで 間違えたかも?
と ちょっと不安に思い始めたところへ 可愛いビーグル犬とお散歩をしている綺麗なお姉さんが ひょいっと現れました。
今まで歩いて来て 走り抜ける車以外は まったく人っ子一人いなかった道を こちらの方向に歩いてくれたんですよ。
まぁ、なんて~こと 私ってなんて運が強いんでしょう
「すみません。 この道はいまこの地図のどの辺りですか?」
「あそこが 舌喰池(したくいいけ)ですから この道を上に上がっていくと 元の道に出られると思います。(ステキなにっこり)」
「ありがとうございます。(にっこり)」
その迷子の数分間の景色が これです。
すてきでしょ?
なんだか 見た事のあるような景色です。
そうなんです。 いつもお散歩している安曇野の景色に似ています。
満願寺もあるし…。
「あ~あ、メグタを連れてきてあげたかったなぁ~。」
ここが教えていただいた 舌喰池です。
舌喰池(したくいいけ)って? 地図でなんて読むのかなぁ~?と思っていました。 ちょっと妖怪が出てきそうな名前、怖そwwwww うだよね。 不気味な名前とは思えないほど とっても美しい池でした。 でも、家に帰ってから調べてみると ここには伝説があったんですよ。
舌喰池(したくいいけ)
<舌喰池に伝わる伝承>(ウィキペディアより)
舌喰池の名前の由来は次の通りである。
この池が造られた当時、水漏れにより十分に水をためることができなかったため池を改修することが決まった。
その際に、池の土手に誰かを人柱として捧げなければ水がたまらないとする風説が広まった。
くじにより村外れの一人暮らしの美しい娘が人柱に選ばれたが、この娘は人柱に選ばれたことを苦にし、人柱になる前日に舌を噛み切り池に身を投げて自ら命を絶った。
それ以降、この池は「舌喰池」と呼ばれるようになった。
あ、こんなに綺麗な池にそんな悲しいお話が…。
岸辺には 白鷲の姿も見られました。 野鳥たちも住みやすいんでしょうね。
舌喰池の隣ではJA祭りが 開催されていました。 美味しい新米のおにぎりをご馳走になりました。 ふふ。 一休み。
まだまだ 前山寺は遠いなぁ。 続きは明日。(^0^)/
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コメント
いいな~~のどかで。
贅沢な時間を過ごせたようですね。
途中で行き合った、綺麗なお姉さんの「にっこり」
が眼に見えるようです。
各地に色んな伝説有りますよね。
投稿: 中年ライダー | 2014年10月31日 (金) 09時12分
でしょでしょ。
最近は歩き慣れているので 一人でも全然平気です(笑)
でも、初めて一人歩きならドキドキするかも。
でもドキドキした分だけ景色をしっかり記憶しているので
ステキな風景が心に残ります。
のんびりというより時間が有効に使えたな~っていう感じ
いい場所いっぱいあるますね。
投稿: うっちゃん | 2014年10月31日 (金) 13時15分