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2014年11月10日 (月)

日本海が見たい

 安曇野は 一雨ごとに 冷たい雨です。 
黄色や赤の木々の色が 日ごとに色あせて セピア色になってきました。
木々の葉っぱが 半分くらい落ち葉になって 地面を覆っています。
 本格的な冬が もうすぐですね。
 

 土曜日の 8日は 雨降り予報だったけれど
 「滑川市(なめりかわ)で会議があるんだ~。(それも日帰り)」 というダンナ。
 「滑川(なめりかわ)って…? 富山県だっけ?」 (今 住んでいる方。 ごめんなさい。)

 「魚津(うおづ)が隣だぞ。 あの浅見光彦が行った蜃気楼会館がある富山湾だぞ~。」
 「ああ、蜃気楼 日本海が見たいねぇ。」
 「魚津で降ろしてやるから 行くか?」
 「行く!行く~!」


 だってね、日本海なんて 十数年ぶりかなぁ? ダンナは毎年 北信越大会とか言って 富山、福井、石川、新潟…どこかへ出かけているんですけどね。



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 安曇野から日本海に出るには 安曇野インターから高速に乗って…という方法もありますが 大糸線に沿って南小谷から糸魚川に出て富山まで海岸線を走るという道もあります。


 以前は 小谷経由の道は トンネルも薄暗く、道幅も狭く、曲がりくねった山道で 糸魚川までは遠く感じられたのですが 今は急カーブなどの危なかった山道が 真っ直ぐなトンネルで ほとんどの区間つながったので 高速で遠回りをしなくても走りやすくなりました。



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 久しぶりの北陸道。 こんな雪よけのシェルターの道が続きます。

 途中の 親不知(おやしらず)に 信州の山の父 ウォルター・ ウェストンのブロンズ像が飾られているというので 立ち寄ることにしました。
 長野県では W・ウェストンにゆかりのある上高地安曇野の烏川渓谷に ウェストンの碑やブロンズ像がありますが 親不知は日本アルプスの起点という事で 若かりし頃のこんなオシャレな姿のブロンズでした。



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  ここの海岸は青島八景と呼ばれているそうです。 
青海(おうみ)と呼ばれるだけあって 色がとても綺麗です。
吸い込まれてしまいそうな美しいエメラルドグリーンの海の色とは対照的に 岸壁では岩が波でこすれる音が ゴツン、ゴツンと 不気味に大きく 聞こえてきます。
この荒々しさが 私の知っている太平洋とは 全然違うんだよね。
 

 

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 魚津市って 行ったことありますか?
私は 初めてでした。 富山市には何度か出かけたことがあるのですが 魚津はいつも通過してしまうんです。
行ってみれば とっても いい街なのにね。 もったいなかったな。

 ずいぶん前に 内田康夫さんのトラベルミステリー小説の「浅見光彦」シリーズの中で 富山湾の蜃気楼のお話がありました。 その後 テレビの2時間ドラマ帯で ドラマ化された番組を見ました。 その場所が 魚津の蜃気楼ロードだったんですね。


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 どちらかというと雲の多い日でしたが 日本海が穏やかに 迎えてくれましたよ。


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 クリックして大きな写真で見ると 対岸の景色が見えます。 残念ながら蜃気楼ではありません。


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 水平線の向こう側に見えるのは 能登半島だろうなぁ~。 


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 高校生が海岸道路を 走っていきます。 明るい笑顔。 ガンバレ~。


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 釣り人が ゆっくりと 糸を垂らしています。 午後4時前なのに 夕焼けのような太陽の光。
 
 海をよく眺めると 海面にいる、いるね。 海鳥。 カモメ? 小さくてよく分からないね。(笑)

 

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コメント

魚津は、ホント通過点ですね。
どんな街何だろう?

糸魚川までの道路、昔の事思ったら、夢の様ですね、
広く、綺麗に整備されて、以前の様な危険な所も
無くなったようだし、高速で遠回りするより
のんびり、景色を見ながらドライブ出来そう。

魚津、どんな街だろう?

投稿: 中年ライダー | 2014年11月11日 (火) 07時46分

中年ライダー 様。
今は日本中 地震や津波にあわせて 新しい似たような建物がならんでいますね。
でも 国道沿いには懐かしい海辺の昭和の建物が残っていましたよ。
海辺の町は海と並行して低い家が並んでいるんですね。
長野県とも実家のある静岡県ともやっぱり違います。
もう晩秋の時期だったのと 時間が午後だったのとで 夏の時期のように日本海独特のムッとする暑さも
海辺の魚のむせ返るような臭いもなくて穏やかな海の風景でした。
うん、私はずっと海が見たかったんだもの。
静かで よかったです。

投稿: うっちゃん | 2014年11月11日 (火) 10時35分

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