雪の朝
北海道の一日で40センチもの積雪。
「11月の大雪は60数年ぶりで…」と吹雪の中 忙しそうに除雪をする映像を眺めていた昨夜から 我が家の周辺でも寒気は近づいているのでした。
冷たい雨から霙(みぞれ)に 徐々に変わっていきました。
11月26日の朝日は 雪雲に隠されて 窓の外では こんな雪景色が広がっていました。
湿った空気が冷たくて 薄暗い明け方です。
今日は 初雪です。
でも 雪自体がみぞれ状態なので 溶けかけたシャーベットのようなものです。
その上を歩くと シャリシャリと音がして 長靴の底に雪がくっ付いてきて歩きづらいんです。
あ~あ いよいよ 冬が到来ですね。
ダンナはこの秋から 白馬に仕事に出かけています。
白馬はスキー場が観光のメインですから 例年より遅い雪を待ちわびていたのですが それにしても急激な雪です。
昨日の午後から雪が降り始めて一気に積もったようで ノーマルタイヤだったので 帰り道は交通量が少ないとはいえ ヒヤヒヤ怖かったそうです。
「よし! 明日は 朝からタイヤ交換をするぞ。」
と 騒いでいたのですが お天気は回復せず ボタボタ降ってくる大粒の雨と氷と雪の中間のようなみぞれを見て 「ちょっと様子見~?」と めげました。
悪天候が おさまってきたのは10時過ぎ。
天気予報は よく当たりますね。
でも 小雨が止んだ後でも 森の中では 積もっていた木々の雪がぽたぽた落ちて来るので 雨が上がっていないのと同じです。
地面もぐっしょりですから まあ、雨の中でタイヤ交換しているのと同じですよね。
でも、午後には出かけなくては間に合わないのです。
予想通り 全身ビッショリ濡れて 見事スタットレスになりました。
ご苦労様でした。
「こんな日はタイヤ交換して貰いたくても ガソリンスタンドや車のディラーだって予約が満杯で無理だそうですよ。 もうこの歳ではプロに替えて貰う方が安全ですもんね。
ぎっくり腰でもされたら お爺ちゃんの通院費用の方が高く着いちゃいますよ。」
だって 近所のお婆さまがぼやいていました。
「本当は もっと早く交換しておけばいいんだけどねぇ。」
「仕方ないですよ。 今年は一昨日まで暖かかったんだもの。」
「そうよね~。」
「暑かったり寒かったり 体調崩れますね。」
午後には 雪はすっかり溶けましたが 大地に凍み込んだ冷気が どんどん冷えていくのが冬ですもんね。
ついに手ぶくろとスカーフが必需品になってきました。
ダンナは早いお昼を食べて大急ぎで出掛けて行きました。
安曇野でも雪の多い方の我が家の周辺ですが 本格的雪国の白馬方面では 車でわずか1時間の距離でも 積雪量は格段に違います。
行ってみないとどれくらい積もったのか?実感できない土地柄なのです。
近くて遠いのはしょうがないんですよね。 山国の長野ですからね。
あ~、寒。 ますます 私は冬眠の準備にかからねば…(笑)
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