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2016年4月

2016年4月24日 (日)

さくら 桜 も 終わりですが ②

 昨日の続き。
どうしても 記事にしなくっちゃ…という 写真を一枚載せますね。



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 昨日紹介した 「夢牧場」での思いがけない 一瞬の出来事でした。

 よく見てください。

 「かもちゃんを探せ!」
上の写真の中に 日本カモシカが 2匹 写っていますよ。 見つかりましたか(笑)
 「おい、カモシカがいるぞ 」

  ダンナの声でカメラを構えたのですが 正直なところ 私にはどこにいるのか?さっぱり見えません。

 「絶対 あの辺りを走って来るから」

と指差した方向を 見てみました。


 「あ!」

目が慣れてくると 確かに黒い物体が 歩道を一目散に駆け下りていきました。 
かなりな速さです。 それも2匹もいますよ。
すぐ隣を 駆け抜けていったのに 桜を撮っていたおじさんは 何が通り抜けたのかわからなかったそうでした。

 「まさか ここに かもしか?」 ですよねぇ(笑)


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 こちらは ダンナが写した 可愛い「カモシカ」です。 元気な子供でしたね。

ダンナはこの冬で2年目の新米ハンターなのですが さすがに 野生動物を見慣れているおかげか ピントピッタリ。 
私の写したのは まぐれ当たりのような カモシカたちだったのに こっちはホント
いい顔ですねぇ。
 カモシカって 必ず立ち止まってこういう風に 見るんですよ。 ガン見です。




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 売店で「カモシカが走っていた」と話すと ソフトクリームを片手で手渡しながら
 「また出たの。 困るわ~。」とため息。

 ニホンカモシカは 保護鳥獣なので駆除はもちろん出来ません。
ですが 食害は日本鹿でもニホンカモシカでも こういう山の中の農園では同じだと思うんです。 新芽はさぞかし美味しいことでしょうね。
この美しい風景を 美味しい食べ物がある場所と 子カモシカたちは記憶てしまったでしょうか?

 ここでも野生動物との戦いが始まるのかと思うと なんか複雑な思いです。



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 メグタみたいに野生動物に負けないワンコを 飼育するしかないのかな。

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さくら 桜 も 終わりですが

 桜の花は 紹介する暇もなく この豪風雨であっという間に 桜吹雪になってしまいました。
地震で苦しんでおられる方々が 大勢いられるのに のんびりと 桜の花…は 申し訳ないような気がしていたんです。
 でも、やっぱり 桜も紹介したくって…。


 この1週間で 森はすっかり 芽吹きが始まりました。 
日中の気温が20度を越えてしまうのですから 初夏のような暑さが一気にやって来たようなものです。
 今はもう すっかり違う景色になってしまっています。



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 安曇野市の河川。 
両岸の土手に続くのは 見事な桜並木でした。 いったい何百本植えてあるんだろうな?
常念岳が歩く桜の木々の間から 時々見え隠れします。


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 池田町の「夢工房」の桜の山です。 毎年この季節に訪ねますが 本当にステキ!

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 北アルプス(爺が岳・鹿島槍ヶ岳)が見える場所発見!です。

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2016年4月15日 (金)

松本 弘法山の桜

 九州の熊本の皆様。
今も続いている大地震。 
心からのお見舞い申し上げます。

余震が収まるまで 時間がかかるかもしれませんが どうぞご無事で踏ん張って下さいね。





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 ここは 南松本にある 弘法山古墳(こうぼうやまこふん)650mです。

桜の名所として松本では 有名な場所ですが 今回が桜の時期は初めてです。
遠目でも 「ここだ!」とわかるくらい びっくりぽん!見事な桜のかたまりの山でした。




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 この弘法山古墳には 約2000本のソメイヨシノ・枝垂れ桜などが植えられているそうですよ。
山全体が 桜色に浮き上がって見えます。



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 山頂は、古墳としては珍しい形態とされる 全長66メートルの 「前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)」です。 
 ただし書きによると、3世紀~4世紀頃のものらしいですが いったい誰が祀られているのかは不明のようです。
この規模の古墳では、東日本で最も古いものとも言われ 国指定文化財に指定されています。
仁徳天皇稜前方後円墳(前が方形で後ろが円形の鍵穴のような形)は有名ですが 前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)という聞きなれない古墳は 前も後ろも方形という意味だそうです。



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 頂上には 地元の中学生や小学生が お花見に来ていましたよ。 子供たちの明るい笑い声が響いていました。
北アルプスの見渡せる気持ちのいい展望です。



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 そうそう、おまけですが この弘法山 2015年12月に公開された 松本市が舞台の映画『Orenge オレンジ』の中でも 登場していましたよ。
土屋太鳳ちゃんと山崎賢人くんが 爽やかでステキなお話でしたね。




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2016年4月12日 (火)

さくら さくら

 

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  1週間のうち 青空は 2回程度。 桜の季節はそのたった2回の日差しが待ち遠しいです。
あっという間に 安曇野も桜色に 変わりました。



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 全部 違う桜の木です。 
ひとまとめに 桜といっても みんなまったく違う顔。
人間や動物と同じですね。 
 

 

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2016年4月10日 (日)

曇り空の桜

 「週末は 桜日和です。」と お天気キャスターのお姉さんが話していた通り 金曜日には雨はすっかり上がりました。
ですが、前日に台風並みの大雨だったわけですから 大きな山をバックに抱えている長野県では 気温の上昇と共に 大量の水蒸気が山にかかって大きな雲が空まで続きます。  
いわゆる高曇りという状態になってしまいました。


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 お天気がそんなでも 恵みの雨で開花待ちをしていた桜の木々は 一気に咲き始めました。 様子を見に出かけてみましたよ。


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 ここは公民館の枝垂れ桜です。 
去年は周囲の桜が終わった頃に 満開だったのに 今年はどこよりも早く 咲いていました。
 山をバックにという場所ではないので 風景を入れようという思い入れがないので 曇り空でも 綺麗に写りますよね。


 美しい着物の柄にでも似合いそうなこんな枝垂れ桜も いいですね。


 明日は 青空が出そうなので ちょっと 遠出をしようかな?

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2016年4月 9日 (土)

桜の季節がやってきた

 安曇野にも 桜の季節が始まりましたよ。
上野の桜のニュースを見ても 心はざわついたりしませんが 地元の通りがかりの桜の木の枝が うっすらとピンク色に変わって来ると 不思議なもので 急に桜の花が気にかかり出してくるんです。
 なんでだろう? あの優しい色に 癒されますよね。


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 うちの近所で 一番最初に開花するのは この場所から始まります。
桜は そのままでも十分美しいのですが よりいっそう美しく見えるのは 明るい日差しの青空の日です。




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 今年の開花宣言・満開宣言は とても早くて もたもたしていると 雨の勢いに負けてしまいそうですよね。 
桜とお天気が微妙に気になります。



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 さて、これから (花の命は短くて約1週間と言われてますね。)
素敵な春を 楽しませていただきましょう。

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2016年4月 3日 (日)

初めて その2

 山麓線を しゃくなげ荘を過ぎて 宮城方向に進むとぉ~ …。 青原寺があるんです。
(ものすごくローカルな地図ですいません  )



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 時々 車で前を通り抜けます。 
道路沿いなので 綺麗な参道が見えているのですが いつも眺めるだけでした。
あえてここで 車を止めて立ち寄ってみるという所まではいかないのが 地元のお寺ということでしょうか。



 今回は 裏山を通って 歩いて来ましたからね。
ゆっくりと お参りして見ましょう。



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 杉並木の奥に山門がみえますよ。 思ったよりもずっと広いお寺でした。



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 山門の左手には 池がありました。 
こんな季節なので ただの池のような写真ですが 7月頃には一面に
住職が長い時間をかけて育てた水連の花が咲くそうですよ。 
仏教にハスの花は 似合いますよね。
その頃に 水連を見に訪ねてみたいです。


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 どうやら青原寺は HPなどで調べると禅寺のようです。

 お庭には 大きな枝垂れ桜の木が何本も ありましたから 後2週間もしたら 今は閑散として誰もいないこの庭も 桜色に染まり一気に賑やかになるんでしょうね。
 ちょっと 来るのが早すぎましたね。

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2016年4月 1日 (金)

地元でも 初めて行った小岩岳城址

 「裏山登りに行くか?」
 「え? 裏山ならメグタと行ってよ。」
 「なんでだよ? もう雪はないし いいぞ。」
 「別に 私は山に登るトレーニングしなくってもいいんだし。 行かない!」


 「…じゃ、小岩岳城址(こいわたけじょうし)はどうだ? 裏山より楽だぞ。 
青原寺(せいげんじ)まで行って帰ってくるっていうのは いいだろう?」
 「それなら 言ってもいいかなぁ。」

 メグタとダンナ。 後ろから私。 ゆっくりと歩いて行きましょう




 この地区の小学校の子供たちは 地元の歴史を知ろう!とかいう社会科の一環で
この「小岩岳城址」を 散策します。 
我が家には3人も子供がいたので 知識としての情報はもうずいぶん前から頭に入っていたものの この歳になって初めて訪れたこの事実!(笑)
知ってよかったです。
さて、460年以上も 遥か昔に 遡って見ましょう。



 小岩嶽(こいわたけ)
というのは 安曇野有明の山城でした。
今年の大河ドラマ「真田丸」と同じ時代、武田、上杉の勢力争いの真っただ中に重なります。
今も小岩岳という地名が残っていますが実際には お城の面影はまったくありません。
それもそのはず小岩岳は武田晴信に滅ぼされて廃城になった城跡です。
Google 
とか Yahoo!  とかの地図で検索してみても 小岩岳という場所は探せますが、城址としての記述が 見つかりませんでした。 
 でも、実際に 小岩岳城址公園として山城の名残りが こんな風にひっそりの残されていましたよ。

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 ダンナたちの猟友会が雪の狩猟解禁期間に この冬何回も分け入って入った裏山の一つの 富士尾山(ふじおやま1296m)の中腹にあります。 
登り口に こんな砦のような山門と 見晴らし台の上には 城郭の櫓(やぐら)が建っていました。


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櫓の展望台からは 安曇野の穂高の町が一望できますよ。


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 甲州・信州の歴史を綴った『勝山記』に載っている
『小岩タケト申候要害ヲセメオトシ被食候、打取頚五百余人、足弱取ル事 数ヲ不知候』
の短い文章だけが 1551年の小岩嶽に起こった落城という悲惨な出来事が記載されているのです。
「足弱取ル事数ヲ不知」…老人や婦女、子供まで打ち取ったという意味。



 戦国の時代とはいえ 山間の小さな村落のたくさんの村人を巻き込んだ国盗り物語。
今は かつての城郭に ひっそりと神社が建てられています。



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 歴史が理解できると 名前もなく地図にも載らないこの質素な神社がとても大切な鎮魂の社なんだと納得ができます。

地元の子供たちに これからも語り継いでいってほしい城址です。

 





 

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