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2017年4月

2017年4月30日 (日)

美しい白馬

 安曇野の桜は そろそろ満開のピークを 過ぎて 花吹雪が舞うようになりました。 
ちょっと残念ですが 桜はパッと咲いてパッと散る…だからこそ美しく 日本人の心の花ですからね。

 今 桜前線は 少し北上した大町市や白馬が 満開とのお便りが届いています。

 世の中は GWが始まりましたね。
土曜日と重なって 交通量がぐっと増えている 安曇野です。
今年の春は GWとぴったりの美しい信州が 楽しめそうですね。

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 GWより一足先の 4月24日。 
仕事の打ち合わせに出かけるダンナに便乗して 白馬を少しだけ歩いて来ました。
もちろん 観光客も シーズン前なので まばらです。

 とにかく 山が大きくて 白く光って見えます。 
本当に 綺麗で 感激!
 真冬の時期も 迫力満点の雪山が迫ってくる白馬三山が美しいのですが 張りつめた冷たい北風から 穏やかな春の風が心地いい4月になっても 本当に美しい白馬の山々です。

 この日の桜は 大町市街地まで。 初めから期待はしていなかったので がっかりはしませんよ。 
でも 湖に映る木崎湖・中綱湖・青木湖の仁科三湖の桜は 3分くらいでもいいので咲いていて欲しかったなぁ(と言うのが本音)。 湖の色は三湖とも違うので 綺麗な写真が撮れるんですね。 次は 桜の時期に…。



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                          青木湖


 白馬はちょうど 辛夷(こぶし)の花が 咲き始めたころでした。(1枚目)


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 春の足音が聞こえてきます。 何処を見ても 綺麗ですよねぇ~。


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 さて、昨日28日の白馬です。 

これが 高速バスの看板です。↓

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これらは 今年 新しくリニューアル開発されている八方尾根 「北尾根高原(きたおねこうげん)」行きのシャトルバスの 看板とバス停ですよ。 
ダンナが依頼されて 作ったのよ(エヘン!)
白馬に行った時は 思い出したら見て下さいね。

 このGWの始まった4月29日からのゴールデンウィーク期間中土日運行で 
咲花八方尾根リフト乗り場まで このシャトルバスで行くことが出来るようになりました。
夏までには ゴンドラに乗らずに このシャトルバスで 黒菱(くろびし)まで行けるようになりますよ。
料金は…看板を作った人なので 分かりませんが ちょっと便利になったので 美しい白馬の散策の一つとして ご利用下さいね。 (一応 宣伝!)

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2017年4月28日 (金)

ちょっと勉強してみたいと思ったこと

 桜が満開の安曇野です。
 

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 空気も爽やかで とても気持ちのいい日曜日。(4月23日のお話しです。) 
あ、どこかでウグイスのさえずる声。 のどかだなぁ~。
こんな幸せな朝を 誰だって否定する人は いませんよね。 
でも この数日、数か月、数年かな? 世の中の雰囲気が どんどんトゲトゲに 尖がってきている気がします。 
心がとっても痛いニュースが 連日流れていますよね。
 「日本はどうなっちゃうんだろう?」
 「世界がギシギシ軋んできているような」
不安な 暗さですね。
目に見えないんだけれど 不穏な空気が流れているのは わかります。
だからこそ ちゃんと知っておきたい 日本国憲法。


 勉強会に参加してみました。


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 ご近所の学校の先生だった知人に 誘われたんです。
私なんかより いろんな事を身近に経験されているので 「…?」という私の稚拙な問いかけに ゆるりと返事を下さる方です。

 ちょうど 日々直面するもやもやした疑問符が いっぱいにこぼれて消化不良だった私には この絡み合った疑問符を解いていくには またとない いいチャンスだと思って 即 参加を決心しました。

 お話しくださる 水野スウさんのことも 全然予備知識もなく 会場に出かけたんです。


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 この日の 最初の衝撃は  スウさんのお話の前の歌の時間で ぽこ・あ・ぽこさんの「あの日の授業」という曲を聴いた時です。

 (ぽこ・あ・ぽこというのは 松本のフォークソンググループです。)


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 それは戦争が終わった昭和22年 文部省が発行した社会科の「新しい憲法のはなし」という教科書について熱く語る先生のことを 思い出されて作った曲だそうです。
戦場へ送り出してしまった教え子たち。 彼らはどうなったのだろう。 そんな先生の気持ちと 曲の間の語り(スウさんが読んでくださいました。)が とても素晴らしくて 涙が出そうでした。


 今回のタイトル「憲法から子どもたち~」に ピッタリの選曲に 心をぐっと掴まれた…といった感じだったのです。 


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 さて スウさんの第一声は 「私は政治家でも弁護士でもありません。」という言葉でした。
現在34歳になられるお嬢さんが 生まれた時に 今で言うママ友が 一人もいないことに気付いたと いいます。 
そこで自宅を提供して 誰でも自由に来られる場所「紅茶の時間」を作ったそうです。 
そこでのおしゃべりは 子育てから 社会のこと平和まで。 
紅茶のおかわりを出すことと 話を聴くこと、いい事を見つけたら言葉にして伝えること。
そんな風に時代と共に 政治や憲法は 自分たちの社会生活の一部分であることに気付いたそうです。
 
 「憲法」は国の最高法規です。
 これに違反する法律に効力はありません。
 
その憲法を守る義務があるのは 天皇・国務大臣・国会議員・裁判官・公務員 といった   人たちであります
 憲法は 国民の為に守るものです。


 知っていましたか? 憲法を守る義務=国 、法律を守る義務=国民だってこと。
だとすると福島の自己責任やら 沖縄の基地やらは どう考えてもやっぱり変だね!
この世界中で一番 すばらしい現「日本国憲法」が 憲法改正草案として 少しずつ切り崩されているんです。 

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 この「あたらしい憲法法案のはなし」の本は スウさんの著書ではありません。 
けれど 会場の販売所で どうしても手に取ってみたくてたまらなくて 1冊購入してきました。


 資料として 先ほどの昭和22年度の「新しい憲法のはなし」 日本国憲法と自民党憲法改正草案が比較されて 載っています。
 昭和22年に実際にこの教科書を手に取って 読まれた方は 今どれくらいご存命でしょうか? 80代後半になられているんでしょうか。

 恥ずかしい話ですが 憲法をしっかりと学んだ記憶がありません。
それに 自民党憲法改正草案は 平成24年度の発表だったらしいのですが 確かに新聞でぎっしり細かい文字が並んでいたのを見たような気もしますが なにせ当時は義母の介護の真っ最中で 時間も心の余裕もなく 新聞をゆっくりと読むことすら出来ない状況でした。 
でも、2つを比較できなければ どこがどう変わって それがいいのか悪いのかは 一般庶民には難しい表現なのです。
微妙に義務と権利がすり替えられて いますよね。

 改めてこうして 読んでみると 昭和22年の「新しい憲法のはなし」は 誰にでもわかりやすい表現で 丁寧に書かれた素晴らしい教科書だという事が分かります。
この教科書は いったい いつまで使われていたんでしょうか。
平和ということを望むのなら 未来永劫の子供達にも 読ませてあげたい教科書ですよね。
私たちも 同じ教科書だったのか全く記憶にありませんが たぶん「新しい社会」という教科書だったような気がします。
国民の宝として 憲法を勉強するスタートラインに 必要な教科書だったのでは?
受験やゆとりなど 教育のおかしな点ばかりが 目につきます。 

 それにしても 国民の為の憲法を 違反をしているのは いったい誰なのか…!
一目瞭然ですが 日本の政治家は 韓国のように 国民が反対運動をしても憲法違反をしても 捕まらないのはなぜでしょうか?

 う~ん? ますますわからないことが増えてきたぞ。
世界情勢も怪しくなっているみたい。


 毎日 ゆっくりと日本国憲法を読んでます。
どうしても この素晴らしい憲法を手放そうとするのか…全然わからないな。

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 話し方も 考え方も 大好きになりました。 政治や憲法は社会の一つなのだから 難しい話ではないのですね。 TVの前で 「ありえない~!」って叫ぶのも ありですよね。

 すてきな紅茶の出前 ありがとうございました。
等身大の自分で 十二条します。
無知な私は当分 憲法本に振り回されることになりそうですけど。





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2017年4月18日 (火)

桜色のしあわせ

 爆風と豪雨の春の嵐が過ぎ去って 気温が一気に 暖かいというよりも一汗かいてしまうほどの暑さです。 
十分な水分と20度越えの桜の開花の条件を クリアしたので 安曇野も一気に 里も森も 桜色に染まりました。
 「それ、お花見~ 宴会だ!」と いう訳にも行きませんが なんだか心がそわそわするので 桜の写真を撮って来ました。

 桜って ホント 不思議ですよね。 なんだかとっても お散歩したくなる(笑)


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 いつの間にか すっかり有名になってしまった道祖神と常念岳の見える桜の木です。
安曇野の観光パンフレットにも 載っているくらいだからね。



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 今日も 駐車場に入りきれないくらいのたくさんの車が 並んでいました。 
この時期じゃないと ただの土手なんだけれど そこには立派なカメラを構えた カメラマンがいるわ、いるわ。


 

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 風が強いので雲がないんです。
透き通るような青空に 雪の残った山頂が 真っ白に光って見えます。
雨の翌日は 時々 こんな風に とびっきりの素敵な風景を見ることのできる日があります。 

 桜は枝ごと 大きく風に揺れてますし カメラを数分構えているだけで 私まで強風に追い立てられる感じです。 カメラマンは じっと 風の中 シャッターチャンスを待っているのですね。 スゴ!



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 こちらは南豊科の拾ヶ堰(じっかせき)の桜です。 常念岳がバックに美しいんですが 穂高で見る常念岳とは同じ山なのに 見る場所でちょっと形が 違いますよね。



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 平日の拾ヶ堰は 人影もまばらです。 桜を眺めながら のんびりお散歩しているお年寄りの姿も…。 横風が強いので 突風でふらついて 転ばないようにね。


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  桜並木は この雨で開花したばかりで 満開になるのは もう少し先のことでしょう。 だからこんな強風でも ピンクの花びらは 頑張って咲いています。 
花吹雪は まだ舞っていませんよ。 

 ゆっくり 桜色の中を歩きたいです。 春の色ですね。 






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2017年4月 9日 (日)

知っていた?

 恵みの雨が上がって 一気に 春らしくなってきましたね。

昨日まで蕾すら認識できないくらいの 枯れ葉色だった森に 小さな春色があちこちで パッと 目を引きます。



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                      わさびの花

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                      辛夷(こぶし)の花
                    
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 さて ここからが本題。


 4月、中学校の始業式も終わり 新一年生を迎えたリーグ戦が始まった 初めての大会が終わって 返ってきたダンナが 「ビックリだよ。」と 夕食を食べながら 話し始めました。

 「今年から 体育の授業で 中学生に銃剣を 教えるらしいぞ。」
 「銃剣って?」
 「銃の先に剣が付いている あれだろう?」
 「え~? 戦時中の映画に出て来るあれのこと?」
 「うん、多分そうだと思う。」
 「うそぉ~? なんで? なんで?」
 「上からのお達しらしいよ。 中学校の先生たちも どうやったらいいのか困っていたよ。」
 「今年から? 初めて聞いたよ。 教育勅語の問題どころの話じゃないよ。 そんなニュースやっていた?」
 「うん、3月末らしい。 もう決定だそうだよ。」
 「中学生のお母さんたちが 騒がないのはなんでだろうね。 私なら絶対嫌だけど~。」
 「なんか怖いよな。 中学生が銃剣で付き合うなんてな。」
 「そうだよ。 剣道では絶対に 突きは禁止 なんだもんね。 銃剣ってのは突くんだよね?」
 「薙刀(なぎなた)と同じなんじゃないのか?」



 というわけで 我が家の近所には実際に中学生のお子さんをお持ちのお家がないので どうなっているのだろうと PCで検索してみました。

 すると 某NHKニュース等で 中学生の保健体育に「銃剣道」という記事が載っていました。

 わぁ、本当だったんだね。 




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 この「木銃」の写真はその記事から 頂きました。 銃剣道は 現在 国体の競技にもなっているそうですが 自衛隊でも行われているそうです。
でも、中学生の子供たちが この木銃で 突きを練習している姿は 想像しただけで なんだか 怖い気がしてきます。 剣道や柔道と違って もや~っとイヤな気分になるのは、短絡的に 「戦争」を想像してしまうのは 昭和生まれのせいでしょうか?

 真っ白なキャンパスの保育園児に 教育勅語を暗唱させるのも 新入学生の体育の教科に銃剣をさせるのも 国民の神経を逆なでするようなものなのに 何故?


 知らなかった…では すまされないけど 実際の所はどうなのかな?
保護者のお母さん方は年代的には 30代後半から40代でしょう。
年齢によって 過去の戦争への感じ方もちがうかもしれませんが…。
お母さん方は不安じゃないんでしょうか。
数年前に ダンスを取り入れた時も ダンス?と思ったけれど あの時とは全然違う意味の「 」です。

 義務教育です、 受験も気になります。 親がこれは~と思っても、自分で授業を拒否できるほどの年齢ではない中学生です。 
きっと、知らないうちに受け入れちゃうよね。

必修科目じゃなく 中学校が例えばダンスや何種類かの武道から自由に選べるとかの選択肢を用意して 自分で選択出来る方法になっていたら いいなと思います。


 

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2017年4月 2日 (日)

4月です。

 今日は 4月1日。

 「わぁ、本当に雪だぁ~。」

 エイプリールフールなんだけど 嘘じゃありませんよ(笑)


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 昨夜は 雨っぽい霙(みぞれ)が降っていました。 
地面には かき氷のような冷たい氷が積もっていましたが 夜中に気温が下がったんでしょうね。 
朝にはすっかり一面 真っ白な雪景色になっていたんです。
4月の雪は 最近はめったにありませんが 10数年前には 入学式に雪が降った年もありましたから びっくりはしませんが…。


 10時過ぎには 雪はすっかり解けてましたが 肌寒い一日になりました。


 新年度、新社会人が荒波にスタートし 春休みも もうすぐ終わり。 
ピカピカの一年生の嬉しそうな笑顔も ほころびますね。




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 寒空のお散歩中に ご近所のペンションで いつもとは違った「えいっ!」とか 「やぁ~!」とかの 声が聞こえてきます。

 (珍しいね。 お客さんとなんかのお稽古かな?)と 思って通りかかると いつもペンションでぴょんぴょん跳ねながら メグタにキャンキャンないてくれる ワンコちゃんが 悲鳴のような声で鳴き叫んでます。
 (おや???) 小型犬なのにめちゃ走るのが素早いワンコちゃんが 今日は走って来ないよ。
代わりに ペンションのお庭方向から 男の人が走って来て

 「猿が! 屋根に猿が来て 全然逃げないんです。 危ないですよ!」

 「あ、本当だ!」

 猿って 人間の言葉がわかるんでしょうかね? 屋根の上からひょいっと顔を出しましたよ。
大きな猿です。 だけど 猿に向かって 石とか投げちゃ駄目ですよ~ぉ。
凶暴な猿になってしまいます。 
目と目が合ってしまっちゃったんでしょうね。 
メグタの野生のスイッチが ポンと入って 猿を威嚇 「ワンワン!」と吠えると なんでかな~? メグタを覚えているのか 一目散に逃げるのではなく ゆっくり、ゆっくりと 移動して行きました。
 ダンナなら一緒に追いかけるけれど 私の時は追いかけられないことが ばれちゃってるのかも…。 こっちは猿の顔がみんな同じに見えちゃうのにね。
どの家もどこかへ行ってくれたら 猿をやっつけようとまでは 思っていませんからね。


 それで今日は ご近所のおばさまに「エライね 」と 褒められて 株をちょっとあげたから なんだか ルンルンの メグタでした。



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