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2017年11月 5日 (日)

南極観測船 ふじ に乗ってみた

 名古屋港では 「南極観測船 ふじ」 に乗船出来るんですよ。

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 この「ふじ」は 1965年から18年間 砕氷船として南極観測船として活躍したのですが 現在の「しらせ」に引き継がれて以後 この名古屋港で永久公開されているんだそうです。


 実は 今年は偶然 「南極」付いているんです。 
9月末に 南極観測船「しらせ」の今年の越冬任務を終えた越冬隊員 水谷剛生(みずたにたけお)さんの講演会が 穂高会館で開かれたので ダンナとお話を聞きに出かけていたのです。 水谷さんは 安曇野にお住いの方なんですよ。
水谷さんの見せて下さった 現在の南極大陸の映像は 南極基地や活動の話、ペンギンやアザラシ。 温暖化の進む氷の大陸の問題点も含め とても興味深いものでした。



 下調べをした時 「うわぁ 水族館の隣に 南極観測船がある


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 公園内には なんと 「タロ・ジロ」像が お出迎えしてくれます。
映画「南極物語」で有名な 第1次南極観測越冬隊に犬ぞりで活躍した あのタロジロです。 この犬ぞりワンコたち15匹が 極寒の南極に置き去りにされたという悲しいお話なんですが 次の越冬隊が到着するまでの1年間生きていられないだろうと思われていたのに 奇跡的に無事に生き残った2匹の犬がいたんですね。 その樺太犬の兄弟が このタロジロだったんですよ。 本物のはく製の2匹には ずっと以前 東京の国立科学館で対面したことがあります。 
でもこの話は 「南極観測船 ふじ」ではなくて もっと以前の南極観測船 宗谷」の時代なんですけど。


 そうそう、東京タワーの下には この15匹の越冬犬たちの像が ありましたよね。
現在は環境保護のため 人間以外の動物は南極には持ち込めないのです。


 
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 本物の南極観測船の船内が 全て見られます。


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 隊員の部屋のベッドと 機関室にずらりと並ぶ数え切れない数のベッドは ハンモックの様な揺れるベッドでした。 氷を砕きながら進む砕氷船での移動には かなりの衝撃があるでしょうから 創意工夫されているんでしょうね。 


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 水野隊員のスライドで見たのと同じように 甲板には観測用のヘリコプターが 展示されていました。 
 後ろに見えている建物は 名古屋港ポートビルです。 
最上階には360度の視界で 名古屋港を見渡せる展望室があります。



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 台風で大雨を予想していたけれど ラッキーな視界の利く曇り空。
水族館と名古屋港を 十分満喫出来ました。

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