新しいドラマが始まったから なんとなく流れで チャンネルを合わせた このドラマ。
タイトルは「家族狩り」。
クリックすると大きくなります。↑
面白い作品は 小説でも映画でもドラマでもみんな同じ。 プロローグが大切です。
始まって ほんの数分でぐっと引き込まれてしまいました。
「何? 怖いなぁ。」
殺人事件や刑事ものの ドラマは たくさん見ているはずなのに なぜこんなにも怖く感じるのか…。
たくさんの家族の話が入り乱れている。 見慣れたニュースで垣間見えるようなあり得る人々か交差しています。
そして どの家族にも ちょっと人には話しにくいような負の部分が見え隠れしている。
普通の日々の暮らしのように 他人の生活に対する説明的な部分が少なく 流れが早いから 何があったんだろう?ってドラマの最中に 見ている自分と考えている自分がいる。
「わぁ~。 こわいなぁ。 なんなの? リアルすぎる。」
ドラマの常識通り
続きが見たい…で 次回なのですが 怖すぎる~ぅ。
1回目なのだから これから事態はもっと大きく進展するのでしょうが 役者さん達が 上手すぎるんだよね。 松雪泰子さん 凄すぎでしょ。
このドラマ 見ましたか?
ごく身近にいるかもしれない 誰にでも起こりうる不幸を背負ってしまった人々のため息。普通の生活の延長線上にある やりきれない感情は どこへぶつけたらいいんでしょうか。
理不尽な思いが 何処にも吐き出せない苦しさがかもしだす ピンと張った緊張感が怖いんです。
今の日本のリアルな姿に重なります。
なんだかその気持ち わたしだって 十分すぎるほど分かる気がするから。
特に わたしにとって苦しいのは 介護のシーンです。
認知症で徘徊する父親を探す娘。
母親はそんな父親から逃げて パチンコに入り浸れている。
見捨てられないのは 親子だからこそ 苦しいんだよなぁ。
ドラマなのに こみあげて来る怒りや悲しみが わかる。
だって 一時期の我が家もあんな感じだったから。
あの頃 頭の中が真っ白になって 徘徊する義母を探し回りました。 壊れている義母より 介護を余儀なくされている 自分やダンナの方が壊れそうでした。
ドラマの中の 「苦しいのを乗り越えるために もっと苦しい事をしていなくては 正常を保っていられない。」って わかるんだよね。 その気持ち。
「一家心中でもしようか…? こんな人生の終わりになるとは 思わなかった。」って 現実逃避している母親の言葉。
ずるい。 じゃあ娘の人生は…?
産んだのは親で 最期をみとるのは娘。 当たり前のようだけれど 過去の大家族の時代は 家族全員で看取れたのに 今は家族がいない。
たった一人で 親を看る。 徘徊してしまったら もう無理です。
うちだって ダンナが「あいつ(義母)殺して 俺も死んじゃおうかと思ってる。」とか 言っていた時期があったなぁ。
ドラマの中の どの家族の心境もどこかすれ違っていて みんな見ているだけで苦しいなぁ。
解決策はあるんでしょうか…?
原作は…。
「あ、あの
永遠の仔の
天童荒太じゃん。」
だから 重たいのか~。(納得) 続きが見たい
で、こんな時は 私の救世主
「BookOff」で 検索してみると
予想通り
「家族狩り」全部 在庫有りません~と出てきました。
少し前の作品だから タイトルを見ただけで知る人ぞ知る作品だったのかもです。
そうだよね。
日本中には 「
中古本!」と閃いた人が 私だけじゃなくて きっといたはず。
原作 読みたくなるほど リアルで怖いドラマだもん。
とにかく 中古本は 早い者勝ちですもんね。 残念。
当然 図書館の本棚にも 貸し出し中なのか並んでいませんでした。
新刊は…。 全何巻となると
財布が苦しい
生活苦になってまでは…。
だって 今月は 娘から面白いよ~って紹介してもらった
「4月は君の嘘」というとっても泣けるコミック本を つい先日大人買いしたばかりなんだもん。
こっちも コミック本とあなどってはいけないくらい 素敵な作品です。
第9巻は 今 お取り寄せ中です。 早く続きが読みたい。
クリックすると大きくなります。↑ こんな梅雨の晴れ間のように 青空がのぞきますよ。
私はいつも 空を見上げています。 地球はこんなに青くて綺麗な星なんです。
雨の後には こんな日も来るでしょう。
きっと 太陽が差して明るい青空が 広がるはず。
小説は小説で 映画は映画。 ドラマはあくまでもドラマ。
誰かが作り出した想像の世界なのだから 最後は HAPPY END で終わってほしいですね。
最近のコメント