山からの贈り物
犬も歩けば棒に当たる~なんてね。
連休の終わった森の中は とっても静かです。
林檎の花が満開に…。 今年も美味しい実をいっぱいつけてね。
ついこの間まで 黄色のあぜ道が 綿帽子になりました。
まるで シャボン玉が浮かんでるみたいな ふわふわの綿毛ですよね(笑)
田んぼ道を歩いていると いろんな「春のご馳走」が 草の中からよ~く見ると ほらね、ちゃんと出ています。
こういう自然の産物は 自分で意識して気を付けて見ているとホントは誰にでも見えてくるんですが 気にしなければ実にみごとに風景に混ざっていて その存在すら気づかない。
今日の収穫は コレ
「蕨(わらび)」ですよ。 もうこんなに大きく育っていました。
見付けたときは 即 収穫です。
「明日」に まわすと 葉っぱがおおきく開いて 茎の部分が固くなってしまいます。
山菜は見つけた時に 即 収穫、即 下ごしらえが鉄則です。
一回のお散歩で これくらい。
けっこう これ位の量で お浸しや天ぷらなど2,3日は食べられます。
今夜 重曹をひと匙に熱湯をかけて一晩置くのです。 それから 明日 キレイな水に2~3時間 晒します。
それで アク抜きは完了です。 簡単なんだけど時間はかかりますけどね。
森の中では 「タラの芽」の2番芽が 大きくなっていました。
今年初めてで美味しいというのか 一番芽を見つけた時の「ラッキー」感みたいなのも相まって タラの芽は一番芽がいいと言われますが 例年は今頃が本来の一番芽の出る時期です。
GWで 森の中を歩く人が多かったので 一番芽はほとんど誰かに採られた跡ばかりでしたが 2番芽はもう ほとんど手がついていません。
トゲトゲが ちょっと固くなってるんだよね。
隣の葉っぱは「三つ葉」。 うちの庭にいっぱい出てきます。
極めつけは 「筍(たけのこ)」です。
ダンナが仕事先で 知人に出会い そこの裏山で採ったばかりというやつを頂いてきました。
春の香り。 たけのこご飯に タラの芽の天ぷら。 蕨のお浸しに三つ葉のお吸い物。
うん、うん。
これだけで 十分 田舎のご馳走じゃない?
あとは 焼き魚と柔らかなお肉が少しお皿に並べば どこかの民宿のメニューじゃん。
ちょっと、幸せ。
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