楽しい山歩き ウォーキング

2015年9月24日 (木)

雨引山へ登ったよ。その2

 

その1の地図上でいうと 現在私は 分岐点1300m辺りを歩いているわけです。

その間 今までずっと木々に囲まれた登山道を道なりに必死に歩いている感があって周囲はあまり覚えてないんです。 ほとんどが足元(笑) 
ここでやっと 視界がパァ~と開けた状態なんです。

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 ここからは丈の低いクマザサの登山道です。 
視界は良好なのですが…。
先週まで「台風だ!大雨だ!」と大騒ぎだったのを思い出すように 足元がぬかるんでいる箇所があり、特に登山者が少ないためか道をすっぽり隠して足元が目で確認できない場所では何回も足を取られました。
こういう時には つい 文句も言いたいでしょう?

 「簡単な山~? 急登だらけじゃん!」 p(`ε´q)
 ダンナのこういう時の決めゼリフは
 「じゃあ、帰るか?」
 「なわけないじゃん!」(`◇´*)


 さて、頂上の鳥居が見えてきましたよ。



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 「やった~! 雨引山!」

 誰もいないと思っていた雨引山山頂には 予想外に人がいっぱいいたのには ちょっとビックリしました。

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 恒例の三角点タッチで記念写真。


 山頂からの風景です。 
地元の松川村から大町方面の田園風景です。 稲が黄色く色づいています。


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 メグタは山頂で 可愛いお友達の 美味しいおやつをいただいて ご機嫌 

 ここらでちょっとだけ 「雨引山(あまびきやま) 1371m お勉強でも

天吹山とも書くそうで この山に雲がかかると雨が降るとの言い伝えがあるそうです。
松川村にある大和田神社の奥社と鳥居があり 安曇野の雨乞い祈願の山なのだそうです。




 
下山は 林道を通って帰ります。
足元の見えにくい クマザサの道を気を引き締めて 急降下しながら下って行くと…。



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 林道は谷に沿っているので 野の花が道のわきに咲き乱れています。
とっても綺麗~

が、もう少し進むと 凄い光景が…。


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 これ。 林道です。 
雨で削られたクレバスの大きいこと。 人がすっぽりと入れるくらいです。 
雪解けのは見た事あるけれど 登山道のクレバスなんて これは地滑りしたってことだよね。
先日の大雨がどれくらいの勢いで降ったのか 想像できて怖いですね。
雨の日には この山は危険そうだな~。



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 ここは登りに 崖になっていて「ひやぁ~!」と思った(その1の写真参照)場所の下から写したものです。 こんな場所だったんですね。


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 林道もずいぶん下って来ると 沢が近いせいか ゴボゴボという水音が大きく聞こえています。 
雨が降っていないのに 川が溢れて 道に流れ出しているのです。 水量が多いんですね。
今なら情報も頭に入れたので 雨引山が 雨の神様の山だと十分納得できますけどね。


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 で、下山してきたのですが 最後の最後に悔しい転倒。
水も流れていないゆるい坂道で つるん!と やってしまいました。

 「ひぇ~。 乾いている道なのに~
 「このコケみたいな奴が滑るんだよ。」
 「こんな所で…悔しいなぁ。」



 家をAm9:00に出発して 下山後 知り合いの炭焼き小屋に寄ったりして 家に帰りついたのは Pm1:30。 約3時間半の山行でした。
が、標高差200mを一気に登る急こう配。 想像以上にきつかった~。


お昼までに帰れる 簡単な山?  うう、騙された~。
お弁当も持っていかなかったから 帰り道はお腹が空いて グーグー言ってるし コケるし…。 
でも 思い出すと なんだかんだで楽しかった!かも。



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2015年9月23日 (水)

雨引山へ登ったよ。その1

 さわやかな秋風の吹く 気持ちいいお天気が続いています。
今年から始まった シルバーウイークは お天気に恵まれたのも重なって 安曇野の観光スポットは車だらけです。

 「よし、メグタ連れて 雨引山(あまびきやま)に行こう。」
 「明日?」
 「朝出ればお昼に帰れるぞ。」

 「わかった。」
 「雪の時 メグタは歩いたことあるしな~ 」


と、いうわけで登って来ましたよ。




といっても 雨引山が どこにあるのかも 知らないですよね(笑)


 雨引山(あまびきやま)1371cm。 
安曇野・穂高のお隣、松川村山麓・馬羅尾(ばらお)高原に日本200名山の有明山登山口がありますが 手前に雨引山の登山口もあります。



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 「初めは急登だから。」

 車が出発してもう逃げ出せなくなってから いつものことながら極めて重要な注意書きの部分を話すんですよ。
下の説明図を最初に見ていれば 「ほとんどが急こう配!」と事前に思っていたでしょうけれど そんな事とは露知らず…です。


 「いざ、出発~
雨引山コース
林道登山口: 940m
    1.8km
熊ノ倉岩: 1180m
    0.7km
雨引峠分岐:1290m
    0.5km
雨引山山頂:1371m

■登山口と山頂までの標高差:約 430m
■登山口から山頂までの距離:約3000m

■駐車地:○○○○○○○○○○○○○
■トイレ:○○○○○○○○○○○○○



 急登が…半端なく続くんのです。 まっすぐに続いています。


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 ただ、ただひたすら 急登なのです。 


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               クリックすると大きくなります。↑(・・・・のコース



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 やった。 平地。
40番鉄塔の下を通り抜けて行きます。



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 39鉄塔も通過して
 急登は終わったかと思いきや…。



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 ますます 木の根っこがあるおかげで 登りやすい急登が待っていました。 
はぁ~はぁ~。 (;;;´Д`)ゝ




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 ロープを使って下ったのは こんな大きな岩場でした。 
私はヒヤヒヤでしたが メグタは野生児、山の中では ニコニコ顔。 強いね。


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 一気に登って 少し下るんです、を何回も…。 (;;;´Д`)ゝはぁ~。


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 登り切ったと思えば こんな場所も。 はぁ~。( ̄○ ̄;)!


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 そして 本日 一番の絶景は これ です。ψ(`∇´)ψ



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そして これからが本物の雨引山なんですよ。 (*´Д`)はぁはぁ。 (続き)

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2014年5月11日 (日)

風物詩 ~水鏡

 先日は 光城山からの夕暮れを紹介しましたが 今日はあのオレンジ色に輝いていた水田の 今だから味わえる もう一つの私の大好きな風景を 載せてしまおうかな~

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 水田に青い空が映ります。 
その水面の中のぽっかりと浮かんだ白い雲と 現実の真っ青な空と真っ白い雲との境が つながって見えて 「水の惑星・地球が 青い星なんだなぁ~」って痛感します。

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 子供たちが元気に駆けて行きますよ。 
彼女たちの分身が水面で一緒に駆けて行きます。 アニメの一コマみたいだな~。



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 残念ながら北アルプスは見えていません。 有明山は薄雲の中です。 こんなに透き通った宇宙まで届きそうな青空なのにね。



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 どちらを見ても空と雲。 
いつか見たテレビの空の中に佇んでいるような 「ウニュニ塩湖」とまではいかないけれど
…。 何処で撮った写真も綺麗に写り込んでいますね~。


さて、今日のお散歩 楽しませてもらえましたか? 

                         

  

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2013年11月 5日 (火)

紅葉 真っ盛り

 11月の3連休は 紅葉を見にたくさんの車が走っています。
連休初日 「ああ、上高地。 ああ、栂池自然園~。 ああ、戸隠~。」と 行きたい所は 数え上げればキリがないのですが…。
年中貧乏金なしの我が家では 混み合って順番待ちの有名観光地には 出かけないんですね。 人ごみでイラつくダンナとは 正確にいうと出かけられないんですねぇ(笑)


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 で、11月2日(土) 天気予報は  夕方から
 「よし、行くぞ。」と出かけたのは 本当に裏山でした。

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 写真でもわかると思いますが ダンナとメグタがよく登るのが 水晶山(すいしょうやま)950mですが その後ろに控えているのが浅川山(あさかわやま)1742.7mです。 
安曇野から見るとこの稜線に中電の鉄塔が はっきりくっきり見えます。 その鉄塔があるおかげで 車も人もほとんど通りそうもない場所なんですが きっちり舗装された林道が続いています。

 って、ここに住み始めて20数年。 こんなに綺麗な林道が鉄塔まで続いているなんて事にまったく気付きもしなかったし 考えた事もなかったんだよね。
山に登りたくて仕方のない メグタ様、様です。



 さて、その浅川山には 満願寺(まんがんじ)のわきを流れる浅川に沿って 登り始めます。

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 雨の後 私の住んでいる森の中でも紅葉は始まってきていますが 当然のことなんですが 高度があがって来るほど 紅葉が深くなります。


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 浅川山に続く道は 緩やかな登りです。 木々の間から 時々安曇野の町が見えます。


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 遠くに見える山は 古城山(こじょうやま)、角蔵山(かくっぞうやま)です。 先日書いた 鍋冠山(なべかんむりやま)の登山道から見えた山の写真とは ちょうど裏表になります。


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 こんなふうに 山を回り込んでいきます。 距離は 浅川山頂上まで約10kmだそうです。 長い道のりではありますが 緩やかなので水晶山や光城山に登る時のような苦しい登山ではなく 舗装道路をただひたすら歩く長~い散歩道なんですけどね。



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 浅川(山の名前じゃなく 川の名前です)を越えると 紅葉の色がますます濃くなってきます。


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 本当は午前中から おにぎりでも持って出かけたら ずっとお気楽に山頂まで出かけられたんでしょうが 土日祝日はサッカーの練習や大会があるので とにかく忙しいダンナ。
でも 世間の人が遊んでいる時は やっぱり遊びたい誘惑が…特に お天気マークと 紅葉の情報は 「山に登りたい!」とか「今しかない!」とかの気持ちが抑えきれなくなる様子。 だから 午前中の練習を終えて 昼食後の1:00に 出発しました。


 午後はどうしても 山を回り込むと日が陰っている場所があります。 
太陽が振りそそいでいる山の紅葉は 色とりどりで綺麗ですが 日陰は同じだけ紅葉しているんでしょうが どうしても くすんで見えてしまうんですよね。


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 鉄塔がずいぶん近くなってきました。 歩き始めて約2時間。 
3時に休憩のお茶を飲んで 「降りるか?」という事に なりました。 スマホのウォーキング記録を見ると 最初の写真でいうと 矢印辺りまでという事になります。
だいたい8km近く歩いた計算になるそうです。
 「あと30分くらい登ったら 常念岳が見える。」のだそうですが 30分進めば1時間くらい下山の時間がずれ込むわけで 往復で20km歩くのは 足を手術してから初めての長距離なので 「無理をしないで降りる。」事にしました。

だって この山は裏山です。 いつでも登るチャンスはありますもんね。



 
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2013年10月24日 (木)

鉈池は深緑

 さて、今日は「鉈池(なたいけ)」のお話です。
鎌池のおまけみたいな小さな池なので山岳地図になら載っていますかね~。 どうだろなぁ? 本当に小さな小さな池ですよ。

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 鎌池の遊歩道は池をぐるりと一周できますが 観光バスで来られた方は(昨日の写真でいうと池の真ん中あたりに橋でつながった小島があります) だいたい小島辺りで記念写真を撮られて 引き返してしまいます。

 じっくり自分好みの光を待っているカメラマンやゆっくり池の周りを楽しんで歩く人が 目にするのが「鉈池(なたいけ)」の道標です。


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 去年も同じ道を歩いたのですが 去年はメグタを連れていましたし、きらきら快晴の秋の日だったので 私の眼は常に 水面に映る紅葉がいろんな色に輝いている鎌池の方向を向いていたのです。 この小さな道標は 山側にひっそりと立っているんですね。
 そうなの。 だから 私 この「鉈池」の道しるべを 去年はすっかり見落としていたんですね。 



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 「鉈池」に向かうと まずこんなに綺麗なブナの木が 目に入ってきます。 それだけでも

  「わぁ 綺麗 綺麗

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 私が感じる鎌池を色で表現すると 黄色と赤の明るいオレンジ系のイメージなんですが こちらの鉈池の色のイメージは 黄色と緑。 つまり モスグリーンのイメージなんです。



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 ちょっと 神秘的な色合いも薄曇りの弱い光のおかげかも…。
明るい日差しの中では もっともっとブナの黄色に染まって ライトグリーンなのかもしれませんねぇ。 違うもっと晴れた日に この池をお散歩してみたいなぁ~。


    .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.  .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。. 



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 今年の鎌池は こんな感じでした。 このメグタとダンナが映っている場所で 写した写真が 方向的なのか時間的なのか 水面の波も穏やかで 綺麗な水鏡が見えました。 
まずまずの紅葉の染まり具合ですよね。 
この紅葉。 台風に負けないで たくさんの人が動き出す来週まで 綺麗な紅葉を 保っていてほしいですね。
 

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2013年10月23日 (水)

鎌池は今年も綺麗!

 先週の台風26号の雨の後 寒いと言ったらありゃしない(って 変な表現だけど~?)。
森の中も 葉っぱが少しずつ黄色くなってきました。

 今週後半は 次の台風27号と28号が ダブルでやって来る天気予報が出ていて お天気もずっとが出ています。 雨と寒さ…今年の紅葉は 不安定です。


 「もう、今日しかない

晴れたら大滝山に行く…とか言っていたダンナが 少しだけ青空が見え始めた空を見て そう叫びました。 
 で、ダンナは 自分の大きなリュックの中にはいつでも出かけられるように 山の準備がしてありますが 私は…あるわけないでしょ(笑)
 で、「これとこれを着ていけば 小谷でも大丈夫。」と 登山用品を用意してもらっているうちに 私は 我が家の絶対の必需品「味噌おむすび」と「塩昆布おむすび」を作って 「林檎」をおやつに コーヒーをポットに入れて…結構忙しいのです。

 その間 メグタは 自分が置いてけぼりにならないように 「ワンワン、ワンワン。」走り回ったり鳴いたりして 自己アピールをします。

 「うるさいよwww
 「ワンワン、ワン。」

 私が山の支度をする時は ほとんどの場合 メグタも一緒に歩けるコースにしているので、朝早く ダンナがこっそり出かける北アルプスの時と違って 「一緒に行く」とワンワン騒ぐんです。 少しくらい車酔いしても 一人で待っているよりましだと 犬の頭でも考えるのかしら? (^Д^)プギャー



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 安曇野市から大町市までは 青空が覗いていましたが 白馬方向には大きな大きな灰色の雲と雨雲になりそうな黒い雲が層になって かかっていました。
写真の「鎌池(かまいけ)」は 長野県の県境です。 新潟県の糸魚川の方が 長野に出るよりもはるかに近い距離です。 
が、には やっぱり遠いよね。 恒例の車酔いは 小谷辺りで…。 
山道のスピンは辛そう~ ヤレヤレ ┐▽(´(エ)`)▽┌マイッタネ 。


 去年は とっても紅葉の綺麗な年でした。 そして 初めてこの「鎌池」をメグタと歩きました。 それは まるで錦絵のようで 安曇野の森の中に住んでいるので 毎年 紅葉を見慣れているはずなのに 包み込まれるような紅葉に 感激そのものの風景でした。


 「去年は11月頃だったよね。」
 「そうだったか? 来週でもよかったかな?」
(去年の記事を調べてみると 10月26日でそんなに日にちのズレはなかったんですね。)
 「まだ早いんじゃない?」
 「早すぎたかな~?」
と 白馬を通り過ぎた辺りでは まだ うちとそう変わらない色ずき加減に そんな風に感じていましたが とんでもありません。 
 小谷村から小谷温泉に入ると 景色は一変して 一面の黄色の世界になりました。 重たい雲の真下に入ったのか 霧雨が時々舞っています。 標高の高い鎌池は 始めのねらい通り 紅葉真っ盛りでした。 夏から一気に冬になりそうな 鎌池周辺です。


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 ちょうど観光バスで見えた 団体の方が多数 歩いていたので 人間嫌いのメグタは 池全体に響き渡ってしまうくらいな大きな声で「ワンワン鳴いてしまいました。
会う人ごとなので 大変です。

 ダンナは写真を撮っている間もなく あっちでもこっちでも騒がしいに 困り切っていました。(笑)
フフン、私なんか毎回なんだからね~ 

 でも、静かに歩きたかったみなさん。 騒がせてごめんなさい。


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 始めは 霧雨と池からのぼって来る水蒸気で 霧がかかっていて遠目が真っ白で幻想的な池でしたが 1周約2Kmの鎌池を写真を撮りながら ゆっくり歩いていくうちに 対岸が見えるようになってきました。
やっぱり 「鎌池は綺麗~」です。 今年は駄目かなぁと思っていた赤色も 部分部分にはちゃんと出ていましたし。


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 こんな平日の薄曇りの日にも ちゃんとカメラマンたちが 一瞬のシャッターチャンスをねらっています。

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 これがねぇ、青空が出ていたら最高なんですが  水面に対岸の紅葉が映る水鏡が写せたのでラッキーだったです。


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              クリックすると大きくなります。 (2枚とも)


 明日は 鎌池のすぐ隣 鉈池(なたいけ)も とても綺麗な池だったので 紹介しますね。
では ♪(o ̄∇ ̄)/~


 

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2013年10月18日 (金)

長峰山から光城山へ

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 今日のお薦めの 一番は この写真 

長峰山の展望台から見えるおなじみの安曇野の景色です。 残念ながら北アルプスの山頂には一面の雲がかかっていて 山の形は見えません。



 台風26号は大島に大被害を与えてしまいました。 
島民の皆様 お見舞い申し上げます。



 大雨を日本中に降らせた台風の大きさは 北アルプスの上にどっかりとかかっている大きな雲がいつまでも上昇しないのでも 分かります。


 「台風の後は青空」ということで 初冠雪で北アルプスが白く染まったほどの 冬に近い寒さはあったものの 「本格的な山へ~。」と計画中のダンナは 大滝山二人と一匹登山を この大きな雲であきらめました。 

 それでも あまりに明るい青空なので
「メグタと どこかを歩こう。」と いつもの練習用の「長峰山~光城山」を 登ってみることにしました。 最近のダンナは 週2~3回は 中学生のサッカーの練習時間の前に 自主トレと称して このコースを走っているのです。 一人で走る時は 空身で 約1時間だそうです。
 今日は 登山と同じように 大荷物をリュックに入れて歩きます。 +メグタと 大きな負荷が付くわけで それでもほ 水とカメラを背負っているだけの私より早いペースで 行ってしまいますけど。


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 さて、今回は長峰荘 すぐ横から登るコースで出発します。



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 長峰山(933.3m)は1000m以下の低山ですが 登山口(572.9m)から頂上までは360mの高度差があるので やっぱり言葉にすれば 「登る」→「登る」→「登る」です。 ちょっと本格的な登山っぽいでしょ~。


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 この山は 安曇野市の東山です。 なので 北アルプスを見渡せる格好の場所になるわけですが その分 紅葉はゆっくりです。


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 長峰山の展望台です。 気温が低くなってきたせいか 空気が澄んでいて 空が真青に見えますよね。 雲が流れて いろんな層が重なっています。 綺麗~
雲のようにも見えますが 北の方の山は 大きくしてよく見ると雪が積もっているのが わかりますよ。



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 ここで おにぎりを食べて コーヒーを飲んで 一息ついたら
 「光城山へ向かって出発~」  



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 途中 「絆の森」と呼ばれる散策コースで回り道。 ここは どうってことのない散策路でした。

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 もう一つの「烏帽子峰(えぼしほう)」920m にも 回り道。
見晴らしがないので 記念写真だけ…ってことで。


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 名前の通り長い峰の続く山道を  ダンナでもまだ歩いたことのなかった遊歩道が この烏帽子峰から続いていました。 進行方向の左側が 急斜面の細い遊歩道。 登ったり下ったり…。 ちょっとヒヤヒヤ。


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 光城山へ続く道。 まだ紅葉していない緑の葉っぱに 光が当たってきらきら綺麗です。


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 春には一面の薄桃色の桜の木が 少しずつ紅葉し始めていました。


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 光城山三角点。 911.7mですって。


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 光城山から望む安曇野の景色です。 雲で常念岳は相変わらず見えませんが~。



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 家を出てから約4時間。 ちょっぴり 汗もかいて いい運動になりました。  

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2013年10月 9日 (水)

展望台に行こうか?

 10月7日 台風が奄美大島に猛威を奮っている…のに 安曇野は 10月史上最高気温の日になりました。 ちょっと歩くだけで 汗ばんでしまいます。

 11時半からの生協が終わって急いで帰ってくると 「作る人、私。 食べる人、ダンナ。」が、 当然のようにテレビの前で お昼ご飯が並ぶのを待っているダンナが、いつものように テレビの前で笑っていました。 
その姿に イラっときて なんだかウザくって つぶやきました。

 「○○さんち 明日軽井沢に遊びに出掛けるんだって。 いいよね~。」
 「○ちゃん夫婦は 尾瀬に行くってよ。 いいよね~。」

 だって、ダンナ自分が山に出掛ける時は いくらでも時間とお金をかけていろいろ準備するのに 私には全然お金をかけません。 一緒に連れて行ってくれるのは せいぜい近場の日帰りコースだけ。 温泉だって地元の日帰りだけだし。
夕べから 近々どこかに登りに行く計画をこっそり決め込んで 荷造りなんかしているのです。 もう何十年だろう。 事後報告で喧嘩になり疲れて もう何を言っても無駄だと慣れっこになっちゃったから 文句もほとんど言わない。
だから 何で怒ってるのかなんて…本当は分かっているのに 関係ないですかね~
義母の介護とか そういうことも 全部ひとまかせのくせにね。
それで 私が無駄なお金を使えない事も知っているくせに。 ホント ずるい。 
ストレスたまるわぁ。 誰のおかげで…  と思うと 自分だけスルリと逃げ出したダンナが 時々許せなくなる。 ホント 頭にくる。 
誰にだって限界はきっとあるよ。 



 こんな風に 抗議も込めて 私がわざと愚痴っても 聞こえてるのに聞こえないふり。

 「自分は 名山しか行かないんだよ。」とでも?
私はもう 高山は登れないからちょうどいいか… とか…。(゚⊿゚)ペッ


 

 あ~あ、だから 私も妹と 海外へ行きたくなっちゃうんだよ。 家のこともダンナのことも 考えたくもない時、何にも思い出さなくていいのが 海外ツアーだもんね。 これも自腹だけど。




(  ̄^ ̄)(´-д-`)( ゚д゚)ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー



 お昼ご飯を食べながら 半分 いじけていると 
 「展望台に行こうか?」
 
 「……。」

 この無神経なダンナは 私が がっかりしてるのを知ってか知らずか そんなことを言い出しました。 

 「…。」
 「メグタも連れていけるぞ。」
 「ワン、ワン。」(なんでメグタが 喜ぶんだよ?)

 と言うわけで ずいぶん安上がりな奥さんと どこでもついて行きたいワンコ
連れて出掛けたのは 安曇野市のはずれ。
安曇野市に住んでいても ほとんどの人が通ったことがないんじゃないのかな? 
三郷(みさと)スカイラインの終点にある展望台に行こうということに なりました。



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 この展望台(1400m くらい(?) から見た安曇野市の町並みです。 展望台しかないんだけど 確かにその見晴らしは 素晴らしく いい~です。 




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              大きくしてみてね。

 北アルプス、上高地という山の地図をコピーしてみました。 ちょっと見にくいんですが…。 m(._.)m (今日の記事の中に登場する山には チェックが入れてあります。)
 オレンジ色の太い線が 三郷スカイラインです。 かなりの数のヘアピンカーブを登っていきます。 滅多に対向車もありませんが 展望台から 鍋冠山、大滝山への登山道になるので その林道を整備するための工事用のトラックが 通っていました。 無理さえしなければ十分にすれ違いが出来る道幅ですので ご安心を .。

鍋冠山 http://www.naganoken.jp/mount/chushin/azumino/nabekanmuriyama-map.htm



 鍋冠山(なべかんむりやま)というのは うちの方向から見るとこんな形に見えます。 真右から2番目 一番大きく見える前山が 鍋冠山です。  (12.11 撮影)

 

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 ちなみに上の矢印左から 角蔵山、古城山、展望台、鍋冠山、大滝山です。



 大滝山(おおたきやま)は 私のブログにちょくちょく登場しますが 名山の多い北アルプスの中では ほとんど聞いたことのないような無名に近い山ですけど 綺麗な山です。 (13.5 撮影)


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 この 鍋冠山から 大滝山に登るコースは 蝶ヶ岳から大滝山に登るコースに比べて 歩く距離も長いせいか登山者が かなり少ないそうです。



 下界はまだ夏の陽気の中
 「ここまで来たんだから ちょっと歩いてみよう。」と 鍋冠山へ向かって 歩き出しました。
(地図上の黄色い線です。)


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 登山道は 先日の大雨でえぐれてしまったらしく バックフォーが道路を平らに整備していました。 途中にゲートがありますが そこまでたぶん元通りに整地してくれるんだろうと思われます。

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 登山道をスタートした時点では 残念ながら1500mくらいの高度では 「紅葉はまだだね。」と 話しながら歩き始めたのですが…。

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 鍋冠山へ向かうゲートを 越えると ちゃんと紅葉が始まっていました。
去年の錦絵のような紅葉とは とても比較できませんが 今年は赤色が綺麗です。 黄色は遠目では黄色に見えますが 近づいてみると雨が少なくて水分が足りないのか 茶色に枯れている葉っぱが多いんです。 でも 確かに紅葉が始まってきていますね。 


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 地図では 冷沢と呼ばれている登山道の途中 最後の山を回り込む場所まで歩いてきました。 鍋冠林道を歩き始めたのが PM 2:00を過ぎていたので PM 3:00には引き返すと決めていました。
 「あと もう少しで鍋冠制覇だったのにな。」
 「メグタが まだ行くっていってるよ。」


 だけど なんたって空身、登山の格好もしていない無謀登山者の私です。 かろうじてウォーキングシューズを履いて出てきましたが 「今日は展望台」の心づもりだったんですから 持って出たのは500ccのペットボトルだけなんだもの。 うちの裏山よりずっと歩きやすい道ですが 大滝山登山は ちゃんと準備をしてから 登りたいです。 
大滝山は ブナ林が綺麗な山なのだそうですよ。 


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 この緑色に連なっている山が 先ほどの山の裏側です。 光が当たって綺麗です。
 
左側のピークから 古城山、山(名前は不明)、山(不明)、山(不明)、角蔵山が連なっていたんですねぇ。
裏から見ると こんな形だったとは 大発見でした。 後ろに見えるのは 安曇野の町です。


うちから見えるこの山達は 一つに重なってこんな風に見えるんです。 不思議ですね。
あ~あ、知っていたけど 山歩きは ストレス発散になるなぁ~。 


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2013年7月21日 (日)

車山は 360度のパノラマです!

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 せっかく「車山」まで来たのですから 「ちょっと山頂まで行ってこよう~」という展開になりますよね。
 「ニッコウキスゲ」の咲いている車山肩から 「車山(くるまやま)」への登山道は続いています。


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緩やかな上りの登山道は ゆるゆると周囲の美しい山を眺めながら 歩けるのであっという間に山頂へと登れてしまいます。


 「車山高原」
と普通は呼ばれていいるように 南アルプス、中央アルプス、北アルプスなどの2000~3000m級の山国の長野県の中では 「車山」は いわゆる低山で なだらかな山です。 でも 「車山」日本100名山に記されている山なんだそうです。

 それは 登ってみるとなぜだかよ~くわかりますよ。



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 レーダーと後ろに見えるのは 蓼科山です。 

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こちらの方向には 八ヶ岳とその奥に富士山が望めます。

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 こちらの方向には 南アルプスの山々と 中央アルプスの山が見えるんですって。



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 雲の上に少しだけ見えているのは 浅間山だそうです。 

 そうなんです。
車山山頂は 標高1925m んですが その山頂からの360度の展望の素晴らしさ
さすが 100名山のひとつですよね。

周囲からの爽やかな風と気持ちよさ。
この数枚の写真で 伝わるといいのにね~


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 でも 私にとって 車山は どっぷり白い冬のイメージです。 
何故かというと 雪の降らない浜松人として高校生になっていた私が 「雪だ! スキーだ!」と 雪に憧れて訪れたのが なんと 「車山スキー場。 
リフトに乗って 降り立ったのが 今 レーダーが建っている車山の山頂だったんですよ。

でも なにせ雪をかぶった真っ白の雪山の名前が 当時わかるはずもないですけどね。

 


 

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2013年4月19日 (金)

桜を見たかっただけなのに~

  陸郷の ついでに 池田町の「クラフトパークの大きな桜も見ていこう~」ということに。
クラフトパークの大きな桜は 夜はライトアップされています。 早く先始めた桜の木なので
満開の時期が過ぎていて 風が吹くと花びらがハラハラと散っていました。
桜って散り際も カッコイイのよね。
クラフトパークは 東山の高台にあるので 見晴らしは 抜群です。 池田町の美術館との延長線上に位置しています。

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 ここからは 池田町の町並みと 安曇野の大きな山々が ゆったりと望めます。
ああ、やっぱり のどかだなぁ

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 有明山大天井岳が見えますね。

 

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 4月16日は 快晴だったので 常念岳も 安曇野のシンボル 常念岳 も はっきり見えました。 いいお天気で よかったです。

 そんな 桜を見て さっさと帰るつもりだったのに ダンナと出かけると どういうわけかいつも 高い所に向かって登っている…んだ 私。


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 なんてことはない ここは その桜のすぐ上の山です。
ダンナが申すには
 「ここを登ると トレッキングコースにつながっている筈なんだ。」



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よりにもよって 桜のある場所は 山を切り開いて 新しい道が造成されていました。
道は広く 真新しい木のチップが敷かれています。


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うちの裏山よりも ずっと楽な道なのですが…。

まさか こんな所で 山登りってか。



  「登るのぉ~?」とは 一応言ってみたものの 北アルプスを見ながら 登れるので 気分は けっこう 最高だよ。

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 つづら折れの坂道を 登っていきます。


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 そして 整地されていた山道の終点から見えた景色が コレです 
なかなかの 絶景でしょ

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残念ながら 道はあと少しで頂上でしたが こんな感じでした。 後は根性のある人たちがたくさん歩いて トレッキングコースとつながる山道が 作られて行くんでしょうかね?
日差しが強くて 汗をかきました。 日焼けどめだって 塗ってないし…


 桜を撮しに行っただけなんだけどなぁ
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~




 
その日は もう一つの 池田の隠れ桜ファンならば 絶対に出かけるであろう場所も行ってきましたよ。

 鵜山の桜並木
です。

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 ここからも 北アルプスと安曇野の景色が一望出来ます。 なかなかの風情でしょ?



 そんな池田町の桜を ダンナが動画にしました。
よかったら ご覧になってください。
 


池田の桜たち 
"http://www.youtube.com/embed/dHSKxhakQ_U"

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