雨引山へ登ったよ。その2
その1の地図上でいうと 現在私は 分岐点1300m辺りを歩いているわけです。
その間 今までずっと木々に囲まれた登山道を道なりに必死に歩いている感があって周囲はあまり覚えてないんです。 ほとんどが足元(笑)
ここでやっと 視界がパァ~と開けた状態なんです。
ここからは丈の低いクマザサの登山道です。
視界は良好なのですが…。
先週まで「台風だ!大雨だ!」と大騒ぎだったのを思い出すように 足元がぬかるんでいる箇所があり、特に登山者が少ないためか道をすっぽり隠して足元が目で確認できない場所では何回も足を取られました。
こういう時には つい 文句も言いたいでしょう?
「簡単な山~? 急登だらけじゃん!」 p(`ε´q)
ダンナのこういう時の決めゼリフは
「じゃあ、帰るか?」
「なわけないじゃん!」(`◇´*)
さて、頂上の鳥居が見えてきましたよ。
「やった~! 雨引山!」
誰もいないと思っていた雨引山山頂には 予想外に人がいっぱいいたのには ちょっとビックリしました。
山頂からの風景です。
地元の松川村から大町方面の田園風景です。 稲が黄色く色づいています。
クリックすると大きくなります。↑
メグタは山頂で 可愛いお友達の 美味しいおやつをいただいて ご機嫌
ここらでちょっとだけ 「雨引山(あまびきやま) 1371m 」のお勉強でも。
天吹山とも書くそうで この山に雲がかかると雨が降るとの言い伝えがあるそうです。
松川村にある大和田神社の奥社と鳥居があり 安曇野の雨乞い祈願の山なのだそうです。
下山は 林道を通って帰ります。
足元の見えにくい クマザサの道を気を引き締めて 急降下しながら下って行くと…。
林道は谷に沿っているので 野の花が道のわきに咲き乱れています。
とっても綺麗~
が、もう少し進むと 凄い光景が…。
これ。 林道です。
雨で削られたクレバスの大きいこと。 人がすっぽりと入れるくらいです。
雪解けのは見た事あるけれど 登山道のクレバスなんて これは地滑りしたってことだよね。
先日の大雨がどれくらいの勢いで降ったのか 想像できて怖いですね。
雨の日には この山は危険そうだな~。
ここは登りに 崖になっていて「ひやぁ~!」と思った(その1の写真参照)場所の下から写したものです。 こんな場所だったんですね。
林道もずいぶん下って来ると 沢が近いせいか ゴボゴボという水音が大きく聞こえています。
雨が降っていないのに 川が溢れて 道に流れ出しているのです。 水量が多いんですね。
今なら情報も頭に入れたので 雨引山が 雨の神様の山だと十分納得できますけどね。
で、下山してきたのですが 最後の最後に悔しい転倒。
水も流れていないゆるい坂道で つるん!と やってしまいました。
「ひぇ~。 乾いている道なのに~」
「このコケみたいな奴が滑るんだよ。」
「こんな所で…悔しいなぁ。」
家をAm9:00に出発して 下山後 知り合いの炭焼き小屋に寄ったりして 家に帰りついたのは Pm1:30。 約3時間半の山行でした。
が、標高差200mを一気に登る急こう配。 想像以上にきつかった~。
お昼までに帰れる 簡単な山? うう、騙された~。
お弁当も持っていかなかったから 帰り道はお腹が空いて グーグー言ってるし コケるし…。
でも 思い出すと なんだかんだで楽しかった!かも。
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